9May
“チャイルドサイド”登場で、盛り上がるキッズロッド市場。
しかし幼児に使わせるなら、“スピンキャスト“がベストかも!?
使いやすさを第一に考えた、お勧めタックルを紹介します。
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チャイルドサイド登場!!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて最近(静かに)話題を呼んでいる、レジットデザインの“チャイルドサイド”シリーズ。
本格的なキッズ用バスロッドとして、お父さんバサーのハートをわしづかみにしている模様です。
私も子供を持つ父親アングラーとして、もちろん興味津々。
なぜなら実際に子供に釣りをさせようと思うと、意外なほど適したロッドが少ないと思うからです。
というわけで今回は、私の試してきたキッズ用ロッドをご紹介してみたいと思います。
“鱒レンジャー”は失敗だった?
さてまず前提として、私がトライしてきた対象は3~6歳といった幼児です。
ですので一口にキッズと言っても、小学生程度のお子さんに対する話とは食い違う可能性がありますのでご承知おきください。
そして私が幼稚園レベルの子供にまず買い与えたのは、“鱒レンジャー“でした。
何とわずか4ftという、超ショートなオールソリッド・グラスロッド。
背の低い子供でも扱いやすい、希少なスペックだと考えたのです。
これにオクマの格安スピニング、“サフィーナ2000“を組み合わせました。
そしてナイロン8lbを巻いて、浜名湖のシーバスやタコ釣りに使わせたのです。
しかし結論として、これはちょっと失敗だったかもしれません。
なぜなら元々トラウト用のULロッドとして設計されているため、使えるルアーがかなりライト寄り。
子供でも投げやすいようにと10~14gくらいのルアーを使わせると、竿が負けてしまってかえって投げにくかったのです。
くわえて結構ファストテーパー寄りだったため、リールを巻き過ぎてルアーを巻き込んでしまった時に、ティップを折ってしまいました(泣)。
スピンキャストという選択
そしてこの時感じたのは、スピニングリールというのは幼児にとって決して扱いが簡単では無い、という事でした。
そこで試したのが“クローズドフェイスリール“、いわゆるスピンキャストというジャンルです。
一般的にはちょっとマイナーかもしれませんが、扱いやすさという意味ではこれが一番ではないかと・・・。
というわけでロッドとリールがセットでお買い得になった、テイルウォークの“キャンピーC502L-Pi“を試してみたのです。
「ボタンを押して放すだけ」という簡単操作で、スピニングよりもキャストは楽々。
子供も投げるのが楽しくなってきたようで、自分から空き地でキャスト練習をせがむようになりました。
巻取りが遅いとかドラグが使いにくいとか欠点はいくらでもありますが、こと“使いやすさ”に関しては右に出るものは無いと思います。
一番大きな欠点としては、ラインのヨレやすさというのは確かにあります。
こうなってくるとトラブルが多発してしまうので、「ラインは毎回新品に巻き替えること」が運用上のキモだと思います。
そんな贅沢な!と思われるかもしれませんが、安価なボビン巻きのナイロンであればコストはさほど掛からないのではないでしょうか。
(普通のレグロンならもっと安いです。2号くらいを使っておけば結構丈夫ですよ・・・)
それから肝心のロッドの方ですが、5ftと鱒レンジャーに比べれば少し長めになります。
しかしマイルドなレギュラーテーパーで投げやすく、ティップ強めで折れづらくなっています。
素材もおそらく低弾性めのカーボンで、3/8oz前後のルアーが扱いやすい設定だと思います。
あとはビックリするほど本格的なガイドがついているのも、この手のロッドでは珍しいポイントではないでしょうか。
そして嬉しいのは、メーカーが修理等にしっかり対応してくれる点。
実は鯉釣りに使った時、ランディングで竿を立てて折るというやりがちなミスを・・・(汗)。
しかし(2ピースなので)ティップ側のみを2500円で交換修理して頂くことが出来、無事に復活させることが出来ました。
子供に道具の破損はつきものですので、こうしたアフターが充実しているのは見逃せないポイントです。
ただしこのリールは錆に弱いので、ソルトで使うとだんだん駄目になってくるのは避けられません。
ガタガタなのでそろそろリールだけ買い替えようかと思っている次第です。
(ダイワのスピンキャストか、ゼブコの33あたりにしようかと・・・重いですかね???)
あとはもっと成長していけば、ベイトリールを組み合わせられるのも大きなメリット。
これでセット価格5000円台ですので、財布にも優しいのが嬉しい限りです。
というわけで幼児のお子さんをお持ちの方は、ぜひ“キャンピー”を検討してみてはいかがでしょうか。
(もっと大きくなったら、チャイルドサイドも使わせてあげたいですね!)
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