アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[HOT参戦記] 本当に大切な事は、実はシンプルだということ

降りしきる豪雨の中、タフな試合となった開幕戦。
しかしレコード級のモンスターで、チャンプが驚異の圧勝!
釣るために本当に大切な、シンプルなキーを考えます。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

驚愕の開幕レコードフィッシュ

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先週末は、久しぶりに(?)浜名湖オープントーナメントの開幕戦に参加させて頂きました。
当初は出場予定は無かったのですが、試合の日程が延期となったために逆に出られる事に・・・。
しかも近所の釣り好きお兄さんが出ると聞いたので、私もちょっと遊びに行くかなと思い出掛けて参りました。

(お決まりの雨でしたが!)

しかし結果は超惨敗で(苦笑)、HOTで初めてのノーフィッシュをやらかしてしまうという始末。
というわけで私はダメダメだったのですが、逆にすご~く勉強になった大会でした。
それというのも、2016チャンプの鈴木選手が驚愕のビッグシーバスをウェイイン!!
この時期のレコードフィッシュでは!?と思う様な凄い魚で、昨年最終戦からの2連勝を決めたのでした。

浜名湖オープントーナメント最終戦 優勝!!

そして鈴木選手が表彰台で語ってくれたコメントが、あまりにも勉強になったので紹介しておきたいと思います。

(そして当日は、東京から初参加のハッピーマックスみしま選手が堂々の4位表彰台!大畠キャプテン、ナイス操船でした!)

 

魚をヒトに合わせるな

さて今回、私が狙っていたのは表浜名湖エリアのシーバスでした。
この時期の浜名湖シーバスは、外洋に近い表エリアがセオリー。
試合当日は釣りやすいとされる下げ潮という事もあり、ほぼこれ一本で勝負になるかなと思っていました。

というのも今月、1つ表浜名湖エリアで面白い釣り方を見つけていました。
たぶんほとんどの人が使った事の無いルアーで、あまり通す事の無いラインを通してみたのですが・・・。
これが予想外に釣れてしまい、「これは浜名湖に新しいメソッドを誕生させられるかも!?」と密かにワクワクしていたのでした。

(この時期で3本6kgはヤバイですよね)

ですから試合前、私の頭を支配していたのは「この新しい釣り方で面白い勝ち方がしたい」という思いでした。
しかし動きの早いシーバスですので、試合当日の表浜名湖エリアにはスッカラカン・・・。
慌てて黒鯛/キビレを触りに行ったものの、中途半端ではそれすらキャッチ出来ないという最悪のスパイラルに陥ってしまったわけです。

(いやあの時は焦った・・・。お声がけ下さった皆様、ぶっきらぼうな対応で失礼しましたw)

こと魚を釣るという点においては、「このルアーで釣りたい」といった釣り人のこだわりは害になるのではないかと思っています。
セオリーや実績などよりも、一番大切な事は魚の声を聴く事であって、日頃その日の魚の反応に正直になれるよう心掛けているわけですが・・・。
今回、試合で完全にその反対(魚を自分の都合に合わせようとする)をやってみることで、やはり自分が魚に合わせなきゃダメなんだという事を再認識させられました。

 

キーは「深いレンジ」?

ところで4月中旬からGW前半頃、浜名湖のクロダイ・キビレは非常によく釣れていました。
半日10枚ペースという浜名湖としてはまあまあの爆釣だったのですが、実はこれには1つのキーが。
普通の場所で通常のカバーシャッディングをしているだけでは、逆に少々厳しめだったようにすら思います。

ですので「一体どんな釣りしてるの!?」と何人かの方から質問を頂きました。
大会も終わったのでここで明かしておきますと、私がキーにしていたのは「深めのレンジ」
通常カバーシャッディングをやるような1m以浅のハードボトムではなく、2~3mラインを狙っていたのです。

(アウェーの友人も見事キャッチ!あの時はイージーでしたよね・・・w)

同時期、近所の釣り好きお兄さんもよく釣っていたようですが、やはりキーは同じだと思いました。
パブロシャッドMRで爆釣していたそうですが、このルアーはシャッドとしてはかなり良く潜ります。
私は同じかそれ以上潜るソウルシャッドDRDDRを使っていたのですが、結局このレンジに届かせられればどのルアーでも大差なく釣れたのではないかと感じたのです。

(なーんて書いたら怒られそうですが・・・www)

とは言え大雨の後、GW後半は劇的に反応が悪化したりしていたのですが・・・。
ウェイトの乗らない鯛系にあまり興味が無かったため、「まあ一時的に活性が落ちただけでしょ」くらいでそれ以上あまり突き詰めなかったのです。

 

本当に大切な事は、シンプルな事

ところで試合当日、驚きのモンスターシーバス(何とこの時期で4.7kg!)で優勝した鈴木選手は「この魚は事故だった」と語っています。
黒鯛/キビレを狙っていたエリアで、たまたま出てしまったラッキーフィッシュだと・・・。
このルアーでしか釣れないとか言う事も出来ただろうに、なんて正直なチャンプなんだと嬉しくなってしまいます(笑)。

(とはいえ、ナイスサイズのキビレでしっかりリミット揃えていたのはさすがです)

じゃあ鈴木選手は単に運が良いだけだったのかと言えば、それは全く違うという事を続くコメントで思い知らされました。
彼は優勝インタビューで、今回のキーは「強い流れ」だったと語りました。
そんなの普通じゃんと思われるかもしれませんが、その時は私は「そうか・・・!」と天を仰ぎ、自分の完全敗北を悟らされたのです。

上にも書いたように、私は今回のキーは「レンジ」だと思っていました。
例年と違って、今年は珍しいくらい深い所に魚がいるなと。
しかしそれは半分しか正解では無く、真のキーは「流れだった。
つまり「流れが強く通るので、“結果として”深い」場所で魚を見つけた私は、流れではなく水深が鍵だと勘違いしてしまっていました。
しかし実際には流れが強ければ、シャローにも魚は集結していたというわけです。

あまりにも悔しかったので反省フィッシングに行ってきたのですが、流れの中で釣れるわ釣れるわ。
しかもいつものようにハードボトムにシャッドをゴリゴリさせて・・・とかでは無く、何のカバーも無い完全中層でもガンガン当たってきます。
それも鯛やシーバスはもちろんのこと、マゴチやヒラメ(ソゲ)などあらゆるフィッシュイーターが流心に集っているといった印象でした。
つまり魚たちの行動を支配していた真のキーは、やはり「流れ」だったのだと改めて痛感したのです。

(なぜ流れがキーになったのか?というお話は、また別の機会に・・・)

ところで良く釣る釣り人に対して、「モッテる」といった表現が使われる事がしばしばあります。
これは運の良い人、といったニュアンスが少なからず入っていると思うのですが、私は偶然ばかりではないと考えています。
その日のキー、言い換えれば本質を掴むのが上手い人は、結果として「魚が続々と集まってくるホットスポットに立っている時間が圧倒的に長い
だから結果として、意図しなかったようなミラクルフィッシュに出会う確率も跳ね上がるのだと思うのです。
このように運を引き寄せる必然の理由が無ければ、2連勝などという確率論的な奇跡は起こりえないのではないでしょうか。

(そしてこのキーに気付いていた、近所の釣り好きお兄さんも見事3位ですしね・・・)

浜名湖オープントーナメント初戦オンスタックルCUP

魚を人の都合に合わせようとしない事。
魚の声を聴くこと。
そして、魚のいる場所に立つ事。

釣り人は色々と細かい事を考え、日々工夫するわけですが・・・。
本当に大切な事はシンプルな事なのだと、再確認させられた一戦でした。

※ちなみに、ウィニングルアーはレアリスシャッドだったそうです。。。

 

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