22Jun
米国ツアープロ監修の、USモデル“Sクランク”
しかしその真の実力は、ウリのS字アクション以外にあった?
本場のカバーで気付かされた、底力をシェアします。
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ツアープロ監修のトーナメントウェポン
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
今回は1つルアーの話をしてみたいと思うのですが・・・。
国内ではちょっとマイナー(?)なスクエアビル、メガバスの”S-クランク“についてです。
「STWプロジェクト」と題して、USツアープロ主導で作られた勝つためのトーナメントウェポン。
その一つがこのSクランクとの事で、何でもタダ巻きでS字軌道を描くというのが売りでした。
あのアーロンやエバースらも開発に関わったという事で、何年か前に非常に期待して使ってみた覚えがあります。
しかし実際には、鳴り物入りで登場したS字軌道アクションの効果が私には良く分かりませんでした。
確かに普通にウォブリングしながらも、多少斜めに軌道がズレる感じはするのですが・・・。
何だかトゥルーチューンが上手くいっていないような気持ち悪さを感じただけで(汗)、これと言って釣果が伸びるように思えなかったのです。
そんなわけでお蔵入りしてしまっていたSクランクだったのですが、先日のアメリカ釣行でアッと驚いた事がありました。
レッドリバーには無数のブッシュやスタンプが水中に沈んでいるのですが、これがまた鬼のように引っ掛かりやすい・・・。
自分の中でシャロークランクの基準であるブリッツMAXを投入してみたのですが、すぐにスタックしてしまったのです。
ここで意外なほど高い回避性能を見せたのが、このSクランク1.2でした。
水中にゴシャゴシャと複雑な枝が入っていても、驚くほどスルスルと抜けてきます。
ピンポン玉のようなボディは浮力も高く、コンタクト時にリトリーブを”止める“ことさえ気をつければ、ほぼ根がかり知らずなのではと思えたほどです。
これはもちろんブリッツが悪いクランクだという事では無く、角を落としたコフィンリップにはまた違った利点があると思います。
しかしウッド系のハードカバーを相手にするのであれば、Sクランクは超・優秀なクランクだなと・・・。
この手のカバークランキングにはイヴォーク(デプス)が一番好きだったのですが、Sクランクも負けず劣らず優秀だなと気付いた次第です。
(使い分けとしてはアクションが少しタイト目なのと、ちょっと潜行角が深いかなと・・・)
メガバスの名作と言えば何と言ってもワンテン、そしてフラップスラップやディープX300などが有名かとは思いますが・・・。
今回、その列にSクランクを加えても良いのでは?と思うほど素晴らしい使用感でした。
レスポンスなど基本性能がとにかく高いという印象ですので、今シーズンもっとしっかり使い込んでみたいと思います。
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