19Sep
時としてシンカーの反射を嫌う、ナーバスな魚たち。
カラードシンカーのメリットは、“焼付塗装“で最大化される!?
薄くて深い(?)、塗装についてのお話です。。。
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シンカーは光らない方が良い!?
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
今回は(も?)ちょっとマニアックなお話なのですが。。。
シンカーの色、ひいては塗装の種類について書いてみたいと思います。
さて以前も少し書いたように、私はシンカーの色で釣果が変わることがあると感じています。
もっと正確に言うと、色というよりも「光り加減」。
シンカーのピカピカとした金属的な反射を、バスが嫌がる時があると感じているのです。
ですから基本的に、私は色付きのシンカーを使うようにしています。
色については黒でもグリパンでも、とにかく「光らなければOK」と考えています。
逆に光った方が良いこともあるかもしれないのですが、そちらについては体感できるほどの差を感じたことがありません。
焼付け塗装のメリット
というわけでこれまでは、「ファインブラッセン」という塗料でシンカーを黒く塗ってきました。
この塗料がまたミソでして、塗った後にオーブンで焼くことで硬く固着することに。。。
これによって、クリアのエナメルを上塗りしなくても塗装が剥がれにくくなるのです。
(ちなみにいくつか質問を頂きましたが、焼かないとすぐ剥がれちゃいます。。。)
そしてこの焼付塗装には、耐久性以外にもさらなるメリットがあると考えています。
それは「塗膜が薄い」という事で、これによってカバーコンタクト時の感度が損なわれにくくなります。
さらには若干ですがシンカーの外径も小さくなるので、カバーのスリ抜けの面で有利だと考えているのです。
そんなに変わるか!?と思われるかもしれませんが、塗膜の厚さというのは結構なものだと思っています。
塗装が剥がれるとその厚みをあらためて実感しますが、カラー+クリアの二重塗装の厚さは馬鹿になりません。
これは特にライトウェイトのシンカーでは、無視できない差になるのではないかと思うのです。
(早い話が、塗装で大きくなる分比重が下がってしまうのと同じ事になると思いますので。。。)
さらに言うと、そのマットな色調も非常に魅力的だと感じています。
なぜならカラードシンカーに「光らない事」を期待しているので、ちょっとでもピカピカするクリア塗装はマイナスイメージ・・・。
この辺りはもう気休めかもしれませんが、完全に光らないマット・ブラックが至高のシンカーカラーではないかと思っています。
ついに出た市販焼付バレットシンカー
というわけで個人的には焼付塗装にこだわってきたのですが、弱点はその面倒臭さ・・・。
頑張って妻の目を盗んでオーブンで焼いても(苦笑)、なぜだか上手く焼き付かない事も多々あります。
釣りに間に合わなくて結局普通のシンカーを使うこともしばしばだったのですが。。。
なんと先日、市販状態で焼付塗装がされたバレットシンカーを発見したのです!
カンジインターナショナルのTGバレットシンカーなのですが、カラード・バージョンがこの秋追加発売に。
メーカーの方と少し繋がりがあったので、さっそくサンプルを送ってもらったのですが・・・さすがにしっかりと焼き付けられています。
これでもう自力塗装で四苦八苦しなくて済むと思うと、本当に嬉しくてたまりません。
というわけでコソコソとオーブンを使っていた焼付ファンの皆様(いるのか!?)には、ぜひ使ってみてほしいと思います。
(できればスティックタイプの焼付カラードシンカーとかも出してほしいです。。。)
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コメント
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以前、串本のカセ釣りで真鯛などを釣ってたときに、船頭が新品のピカピカのオモリを使ったらアカンと言われてました。酢に漬けて酸化させてツヤをなくして使用しろと言ってました。確かにその通りでした。
また、コイの餌釣りでも、銀色のヨリモドシよりも黒いヨリモドシの方が圧倒的に釣果が良かったです。
まあ、魚種や状況にも左右されるとは思いますが、バスに関して、けんでぃさんはそう感じるというのは、大変興味深いですね。
おお、そうなのですねΣ(゚Д゚)!!
他魚種のそうしたお話は非常に興味深いです・・・。