11Jun
梅雨入りの声が聞こえ始め、いよいよトップゲームのシーズンへ。
しかし雰囲気満点にも関わらず、水面が全く沈黙する事も!?
バスの活性を支配する、天候の”連続性“について考えます。
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トップシーズン、開幕!!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さていよいよ6月の梅雨入りという事で、水面ゲームが旬を迎える時期となりました。
個人的にアフター回復系のトップゲームは大好きで、先日は久しぶりに水面系ルアーだけ持って釣りに行ってきた次第です。
この日は無風&小雨というコンディションで、いかにもトップゲーム日和な一日。
もはや爆釣の予感しかしない状況に、朝から喜び勇んでキャストを続けたのですが・・・。
「何かがおかしい」という事に気付き始めたのは、もはやお昼も近くなった頃でした。
それらしい雰囲気のシャローを撃ちまくっているのに、何とミスバイトすらなかったのです。
状況を整理し直してみると、夏日が続いた5月末から一転して6月は雨続きに。
しかも水位を落とすために、今月初めころから放流量が150tに増えていたのでした。
そしてこの日はさらにそれが200tに増え、南湖の水温低下とクリアアップが進んでいたのです。
2019年06月01日(土)0時現在の琵琶湖のリアルタイム情報
【水温】安曇川沖 18.5℃
琵琶湖大橋 19.4℃
雄琴沖 19.8℃
三保ヶ崎 22.0℃
唐橋 21.9℃
瀬田川 21.7℃
【放水量】150m3/s
【水位】 +1cmhttps://t.co/9jPLocXfIJ— 琵琶湖リアルタイム情報(水温・放水量・水位) (@biwako_info) 2019年5月31日
(ちなみにこの「琵琶湖リアルタイム情報」さん、とっても重宝します。。。)
加えてこの日は気温も低く、水温を下げる冷たい雨がシトシトと降り続きました。
後になって聞いたところによると、この日湖上に出た多くのアングラーが苦戦したようです。
やはり温暖なアメリカ南部を故郷とするラージマウスバスにとって、水温低下は非常にキツいのだなと再認識した次第です。
(しかも琵琶湖の場合、フロリダ種の血も色濃く入っていると言われていますので余計かも。。。)
そしてここで重要なポイントは、ダメージが大きいのは「低水温」ではなく「水温低下」という水温の変化だという点だと思います。
一般にビッグバスは低水温に強いと言われますが、確かに今年の冬は水温8℃台の北湖で良型が良く釣れていました。
今は下がったと言っても水温20℃以上あるわけで、その絶対値だけを見れば十分に適水温のように思いますが・・・。
例えばいったん22℃に上がってからの20℃というのは、バスにとってかなり過酷な状況変化になるようです。
どうにも反応が無いので沖に出てみると、流れのヨレるような場所はどこも鮎ボールが盛大に出来ています。
そこにハスが突っ込んでボイルが起こるなど、一見ゴージャスに見える状況にも関わらず完全ノーバイト。
アユやハスなど冷水性の強い(?)魚は元気でも、温暖な気候が好きなバスはついていけなかったみたいです。
(鮎ボールに惑わされたアングラーは少なくなかったのでは。。。)
仕方がないのでシャローに戻って、とにかく水がプロテクトされたような場所をランガン。
一か所で運良くバイトが集中し、最後の最後でスリザークに7バイト2フィッシュ1バラシでした。
キャッチ率低過ぎでしょというツッコミどころ満載ながら(苦笑)、今季初めてフロッグフィッシュをGETしてきました。
こういう時一体どうすればよいのか?という答えは見つからないままではありますが・・・。
一見雰囲気が良くても、水温が低下している時は調子に乗ってトップだけで押し通さない方が良いという教訓を新たにした一日でした(苦笑)。
こうした天候の連続性に注意しながら、これから旬を迎えるトップゲームを楽しんで頂ければと思います。
(今思えば、きちんとテキサスとかを落としていくべきだったかなと・・・)
※ところで、スリザークもようやく入手しやすくなってきましたね。。。
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