9Sep

一見すると綺麗に見える、日本の釣り場環境。
しかし見え辛い場所で、汚染は刻々と進んでいる!?
清掃活動を通して知った、水辺の現実を報告します。
※タイトル画像はJAPAN B.A.S.S.NATION公式FBページより
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バスオブジャパン・芦ノ湖清掃活動
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
台風15号が関東を直撃したようですが、皆さんの地域は大丈夫でしょうか?
昨年関西を襲った巨大台風の経験を思い出しながら、皆様のご無事をお祈りしております。
そんな台風前の週末、私はバスオブジャパンの清掃活動で芦ノ湖を訪れていました。
バスオブでは「クラブハート」と呼ばれる、環境対策活動・そして青少年育成活動が毎年各地で行われているのです。
(長年継続されてきた活動に、心から敬意を表します。。。)
(JAPAN B.A.S.S.NATION HPより)
ちなみに清掃活動については色々なご意見もあるようですが、私はシンプルに素晴らしい活動だと考えています。
それをどう表現するかは個人の考え方次第だと思うのですが、ともかく釣り場のごみの問題はハッキリ言って結構ヤバイと思っています。
芦ノ湖は観光地という事もあり綺麗に見えるのですが、一歩人気の無い湖岸に足を踏み入れるとこの通り・・・。
これは琵琶湖の清掃活動の時も同じだったのですが、率直に言って釣りごみというのは思ったほど無くて、90%以上はペットボトルやインスタントラーメンの容器といったプラスチックごみというのが実感。
そしてこれらは永遠に分解されないまま、どんどん環境中に溜まっていくと思うと恐ろしくなってきます。
(GREENPEACE.orgより。そしてそのプラスチックを魚が食べてしまうわけです・・・)
しかも波などに洗われてだんだん細かく砕けていってしまっており、こうなるともう全部回収するというのは到底不可能な状態でした。
(よく見ると、さらに細かいプラスチック片が無数にあります。。。)
マイクロプラスチックの問題が叫ばれるようになってきた昨今ですが、私たちが普段釣りをしている水辺でも現在進行形で環境破壊が進んでいると感じます。
ですからゴミを捨てない事はもちろん、出来るだけ皆さんで拾うよう心掛けるのはとても良い事だと思うのですが・・・。
これはプラスチック容器の使用禁止等の法的措置を取らないと、抜本的な解決にはならないなと痛感した次第です。
(必ず捨てる人はいますし、全てを拾い切る事は出来ませんからね・・・)
ちなみにバスオブジャパンの清掃活動では、一般の方の参加も受け付けているそうです。
今年のプログラムは全て終了しましたが、水辺の現状を見るために一度参加されてみても良いかもしれません。
(とてもオープンな雰囲気で、一般参加の方も何名かおられましたよ!)
ともあれ芦ノ湖は釣り場としてはとても素晴らしいフィールドでしたので、そちらについてもあらためて記事にしてみたいと思います!
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コメント
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2019年 12月 30日
自分の行く河川もゴミは多いですね…チャリンコで通ってるんで拾えるゴミも限度がありますし、悶々としてます…
都市河川だからかもしれませんが、ゴミを捨てる人は多岐にわたって、意識の薄いアングラー、川辺で花火をしてそのまま放置する阿呆、大量のザリガニ、ブルーギルをお持ち帰りする外国人(アジア系?食べるのかもしれません)の方々ですね…
意外だったのが外国人の捨てるゴミの量が毎度エゲツないということですね。躊躇がないというか、悪いという意識がそもそもない?感じで、注意しても通じず、こちらも言語がわからず…結局帰っていってしまいました…まとめて釣り人のせいにされるのは悲しいなぁと思った次第です。山奥ではあまりない、都市河川ならではの問題なのかもしれません…
都市河川は正直ヒドイですよね・・・。
魚探掛けると橋の下に自転車とか冷蔵庫が落ちてたりして、橋の上から捨ててるんだろうなぁと思った経験があります(泣)。
さすがに芦ノ湖は綺麗だろうと思っていたのに、あんな山上湖ですらこの現状かと正直ショックを受けました。。。
自転車、原チャは当たり前で、沈船、ベッド、毛布、タイヤ、土嚢はもうとんでもない量ありますね…スピナーベイトですら危ないですから、それに引っかかってる釣り糸の量もとんでもないです…