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フィッシングふるさと納税は、「単に釣具が欲しいだけ」?

昨日の記事につき、様々な方から多くの反響を頂き、ありがとうございました。
その中で頂いたひとつのご質問-「単に釣具が欲しいだけでは無いのか?」
これについて、今日はお答えいたします。

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関連記事:【「フィッシングふるさと納税」で拓く釣り場の未来

●「単に私欲で釣具が欲しいだけでは無いのか?」

昨日のフィッシングふるさと納税のエントリについて、様々な方から多くの反響を頂きました。
目を通し、シェアして下さった皆様に心から感謝いたします。

その中で、以下のような主旨のご質問を頂きました。

「釣り場環境の改善を謳っているが、単に自分が釣具が欲しいだけでは無いのか?」
「本当に地域貢献が目的なら、見返りを求めず普通に寄付すべき」

・・・確かに、ごもっともなご意見です。

●消えゆく日本のフィールド

以前も書きましたが、回答の前に、まず私の抱く危機意識から共有させて頂きたいと思います。

私は子供の頃から釣りに親しみ、生きがいとしてきた一人のアマチュアアングラーです。
その中で最近ひしひしと感じているのは、釣り場の荒廃・減少と釣り人の高齢化です。

私が釣りを始めた幼少時、周りには実に多くの釣り場がありました。
しかし子を持つ親となって、10数年ぶりに思い出の池に足を運んだ私は、愕然としました。
池は水を抜いて干され、周囲には金網が巡らされていたのです。

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(※画像はイメージです・・・©Record China)

他にも多くの身近なフィールドが釣り禁止となっていたり、あるいは護岸工事などで釣り場の荒廃が進んでいました。
当時子供だった私が自転車で行けた、身近な釣り場のほとんどが壊滅状態にあったのです。

当然ですが、釣りをする子供を見る機会はめっきり減りました。
彼らが大人になる10年、20年後、日本の釣り文化はどうなっていくのでしょう?
釣り業界の市場はピーク時から半減したと聞きますが、このまま加速度的に釣りが衰退していくのではという危惧を抱いています。

●今必要なのは、釣り人の「地元への貢献」

そのために何が必要かを考えた末の結論が、「釣り場のある自治体、地元住民への貢献」です。

悲しい事ですが、釣り場にアングラーが集まる事で、地元に迷惑が掛かるケースは少なくないと感じています。
ゴミ問題や迷惑駐車、騒音などの苦情は枚挙に暇がありません。
これに関しては釣り人のマナー向上が大切ですが、全員のマナーを改善する事は難しいというのも、直視しなければならない現実だと思います。

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目につくゴミを拾うようにしたり、釣り場近くの地元の店で買い物をするよう心掛けてはいます。
しかしある時、釣りもしなければ商売もしていない地元の方から聞いた、一つの言葉が胸に刺さっています。
「例えそうしてもらったとしても、結局こちらにはメリット無いし、迷惑なだけ」

ぐうの音も出ないくらい、それは真実だと思いました。

私たち釣り人は、害なだけの招かれざる客でしかないのか?
何とか地元と共存共栄する道は無いのか?

そう考える中で思いついたのが、上述の「フィッシングふるさと納税」でした。

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釣り人によってもたらされた寄付で、地元に病院や保育園が出来るなどして、住民に幸せをもたらす事。
「釣り場があるおかげで、この地で豊かに暮らせる。もっと釣り人に来てほしい」と、自治体や地元住民の方に考えて頂ける事。

アングラーが笑顔で歓迎されるような好循環を実現する事こそが、釣り場の未来を守る一筋の希望だと思うのです。

●「地元への貢献に興味が無い人」を動かす

それを実現するためにどうしても必要なのは、

・ある程度まとまった寄付額を集める事
・寄付が釣り人からのものであると分かるようにする事

の2点だと思います。

ご指摘頂いた、「本当に地域貢献が目的なら、見返りを求めずに普通に寄付すべき」というのは寄付という行為の本質には違いないと思います。
しかし現実に、例えばポンと10万円を寄付できる釣り人がどれだけいるでしょう?
私のように聖人君子でない普通のアングラーには、かなりハードルが高いと言わざるを得ません。

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しかしふるさと納税制度を上手く利用すれば、実質負担2000円で寄付をする事が出来ます。
加えて寄付の特典の品があれば、ふるさと納税によって得をする事さえ可能です。

寄付の主旨からずれる、というのは否定できないかもしれません。
しかしこれによって、「地元への貢献に興味が無い人さえも動かせる」というコペルニクス的転回が期待できると思うのです。

▼正しい人だけでなく、普通の人を巻き込める仕組みづくり

突然ですみませんが、進撃の巨人という漫画に以下のようなセリフが出て来ます。

「他人より自分の利益を優先させる人達が大半を占めていた。(中略)到底正しい人間とは言えないだろうけど・・・それも、普通の人間なんじゃないの?」

スクリーンショット (96)
(「進撃の巨人」第8巻より)

私は、この意見に深く共感しました。
自分自身を振り返ってもそうですが、これは多くの普通の人間というものの、偽らざる本質ではないかと思います。
だとすれば、大多数を占める普通の人に動いてもらえる仕組み作りをしなければ、大きなムーブメントには繋げられないと思うのです。

スクリーンショット (97)
(「進撃の巨人」第8巻より)

地元への貢献・寄付が主旨なのに、自己の利益目的に行う人もいるというのは確かに皮肉ではあります。
しかし、その行為が結果として地域を潤す事に繋がるのであれば、現実的な仕組みとして許容されるべきではないでしょうか。

原理・原則の正しさは大切です。
しかし、実際に人々の生活を幸せにする事の方を、もっと大切にしたい。
言葉足らずかもしれませんが、これがDeeeP STREAMからの回答です。

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