4Nov
タフな琵琶湖のスーパーディープで、マグナムルアーが大爆発!
5本・19kgに迫る破壊的ウェイトは、何と国内新記録!?
10XDとメガロドーンが、新たな扉を開きます!!
notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!
日本記録更新!晩秋の大爆発
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて土曜・日曜と琵琶湖のバストーナメント「B.A.I.T.」の最終戦に出場して参りまして。。。
初日18,800gのウェイトを持ち帰り、初めてトップスタートを決めることが出来ました!!
ほぼ19kgに迫るこのウェイトで、単日・5本リミットでの琵琶湖トーナメント・レコードを更新。
2001年にディーン・ロハスがフロリダで叩き出した、世界記録(45lb2oz≒20.5kg)には及びませんでしたが・・・。
どうも日本新記録なのだそうで、何人もの方からご指摘を頂いた次第です。
(もしこれ以上の記録をご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ教えて下さい!)
そして皆さん気になるのが釣り方だと思うのですが、全てスーパーディープのマグナム・ハードベイティングでキャッチしました。
具体的には13mラインにある単発のインビジブル・カバー(沈み物)を、マグナムクランクのショート・ドラッギングで攻略。
10XD(ストライクキング)をカバーのトップに軽くコンタクトさせた直後に、ドスっとロッドが止まるといった具合です。
(さらなる詳細については、別記事で詳しく解説していきたいと思います!)
バイトがあればほぼ3kgクラス以上といった超ド級のスクールに当たったようで、9:00からの30分であっという間に5本リミットが揃います。
その後もう一本10XDで入れ替えた後、マグナムスピナーベイト(メガロドーン2oz・ジャッカル)にチェンジして4700gのMAXサイズをキャッチ。
スクールなので釣り切るか迷いましたが、翌日の事も考えて7尾までに抑えて初日を折り返したのでした。
(10lbオーバーが2本入って他は3kgクラスだったので、後はそうそうウェイトアップできるスコアではないかなと・・・)
この時点で2位の選手が約10kgと、普通に考えればセーフティ・リード。
明日はたとえ一匹でも二匹でも、どんなに小さくても良いからとにかくまとめて守りに行こうか?と、夜通し1000回くらい考えました。
しかし今の琵琶湖は極めてタフなコンディションで、実を言うとプラではほとんど魚を触る事が出来ておらず・・・。
キーパーが獲れる保証もない以上、どうせなら思い切りやり切ろうと決めて2日目を迎えました。
(北湖名物のオタマバスというやつです。。。)
しかし3連休の中日という事もあってか、たどり着いた時にはすでにポイントは船団に(T_T)
マズイなと思いつつも、周りを流しながら場所が空くのを待つことしばし。。。
1艇、また1艇と離れていくのを見計らって、何とか滑り込むことが出来たのでした。
(※画像はイメージです。場所を譲って下さったナイトロの方、声を掛けて下さった方、本当にありがとうございました!)
しかし今回トライしたディープの釣りは、ベイトを追って回遊するスクールを狙う釣り。
ですから群れに当たるタイミングを捉えられるかどうかで、釣果が0にも100にもなり得る超ハイリスク・ハイリターンの戦略です。
そして初日は120点の“神のタイミング”に遭遇し・・・2日目は、ゼロでした。。。
こうして2日目のノーフィッシュによって逆転を許し、初日の18800gのみで最終2位フィニッシュ。
まさに天国から地獄へ急転直下の展開で、悲願のバストーナメント初優勝はもろくも幻と消えてしまいました。
琵琶湖きってのトップアングラーが集う試合の厳しさと共に、決して運では勝てない2Dayトーナメントの難しさを痛感させられた次第です。
ここで正直に告白してしまいますと、今年一年、とにかく本当に辛かったです。
アメリカ・BASSMASTERの試合に魅せられ、本気でバスフィッシングに取り組もうと一念発起して琵琶湖移住を果たしたまでは良かったものの・・・。
変化する琵琶湖に全く合わせられず、あまりにも不甲斐ない成績に情けなさでいっぱいでした。
だからこそこのシーズン終盤に、多少インパクトのある結果を出せたのはせめてもの救いになったかなと思います。
それにしても我ながら苦笑いしてしまうくらい、あまりにも自分らしい出入りの激しい試合でした(笑)。
思えば今まで自分がやってきた釣りのスタイルというのは、「一等地にある一級カバーに、強いルアーを通す」というだけ。
あとは魚が差してくるタイミングに合わせるために、ハイスピードでランガンするというシンプルなものです。
今回はその結果として、3か所目で“神のタイミング“に遭遇したわけですが・・・。
逆に言えばそのスタイルから、全く進歩できていない事が証明されてしまいました。
プライベート釣行ならそれも楽しいのですが、試合では堅実な釣りも出来なければ結果を残せないという事を嫌と言う程思い知らされました。
(攻撃力ばかりに偏っていて、防御力ゼロって感じですかね・・・)
やり切ったから清々しい気持ちだなんてことは全く無く、今はただただ悔しさに歯噛みしています。
あの時なぜ、自分はたった数本のキーパーを獲りに行けなかったのか・・・。
言っても仕方ない後悔だとは分かっていても、きっと優勝できる日まで一生悔やみ続ける事でしょう。
たとえプロじゃなくても、家庭があっても、非力な小船でも・・・この傷を癒すのは勝利のみと心に念じて、諦めずに修行を続けていきたいと思います。
(いつの日か、こんな風に輝いてみたいものです。。。)
それでは最後になりましたが、いつもアドバイス下さるアングラーの皆様、応援して下さる読者の方々、やりたいようにやらせてくれる家族に心からのありがとうを伝えたいと思います。
そして決して簡単ではありませんが、今も大きな夢を見せてくれる琵琶湖の偉大さには感謝しかありません。
また「どんな感じの場所を狙ったの?」「他のルアーを入れたらダメだったの?」等々、さらに詳しい釣り方の解説をUPしていきたいと思いますので、楽しみにお待ち頂ければ幸いです。
※当日のお写真をお持ちの方は、SNS等を通じて送って頂けますと幸いです。。。
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2019年 11月 06日
-
2019年 11月 08日
-
2019年 11月 16日
-
2019年 12月 09日
-
2019年 12月 16日
いつも楽しく拝見させて頂いております。
まずは国内新記録18,800g、おめでとうございます!
今年の釣れない琵琶湖でKen Dさんは我々一般バサーに希望を与えてくれました。
この記録はそうそう破られないと思います。
二日目たまたま近くでKen Dさんの釣りを見させて頂きました。
(邪魔にならないように遠目から見ておりました)
ディープで何度もショートドラッギングを繰り返す姿は遠目にも集中しているオーラを感じ、かなり精度の高い釣りをされているなと見入ってしまいました。
ナイトロの方に「ありがとうございました!」とお礼を言って去って行ったときには、陰ながら優勝を願っておりました。
今回のこの記事を拝読しても、試合直後にもかかわらず、ご自分の弱点を的確に判断し、文章化されているのがすごいなと思います。
これだけ客観的にご自分の環境や釣りを眺められるならば、念願の勝利も近いと信じています。
これからもさまざまな情報発信を楽しみにしております。
いつもありがとうございます!
あの日近くにいらっしゃいましたか・・・不甲斐ない結果で恐縮です(;^ω^)
周りはプロだらけで本当にキツい試合ですが、優勝目指して精進していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!!
お疲れ様でした。いつも楽しく拝読、参考にさせていただいております。
驚愕のウェイト18800g!琵琶湖トーナメント新記録おめでとうございます。琵琶湖のポテンシャルと可能性を示したKenDさんにスタンディングオベーションです。トーナメンターでもプロでもないKenDさんが成し遂げられた事は、私達一般アングラーに夢と感動を与えてくれたと思います。まだロクマル10ポンドを釣ったことがない私は、ただただ羨ましいかぎりです(笑)。
2日目は勝ちに拘るか?マイゲームを貫くか?難しいところですが、戦略は決して間違っていないと思いますし、最後までブレずにやり抜かれた事が素晴らしいです。同時にトーナメントであれ、プライベートであれ、ハイリスクハイリターンをやりきらなければ、夢のような魚には出逢えないのだと改めて感じました。
これからも身体に気をつけて、釣りの素晴らしさを発信してください。長々と駄文で失礼いたしました。
いつもありがとうございます!
今年の琵琶湖は本当に厳しいのは事実なのですが、同時に大きな夢が詰まっている事を自分自身再認識させられました。
10lbオーバーは誰にでも可能性があると思います、ぜひ信じてトライを続けて下さい(^^♪
それではこれからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!