17Dec
インナーからアウターまで決めて、レイヤリングは万全!
しかし防寒対策の本当のキモは、ウェア以外にあった!?
実は一番大切な、首・手・足のギア選びを紹介します。
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ウェアより大切な、防寒対策のキモ
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
実は冬の釣りは、防寒対策さえ万全なら非常に楽しい・・・
ということで、先日は防寒ウェア選びのポイントをシェアしました。
しかし防寒と言う意味では、ウェアよりも大切かもしれないポイントがあります・・・。
それは、「手・足・首」の対策。
直接外気で冷やされやすい抹消をキメる事で、真の防寒対策が完成すると考えています。
というわけで、まずは頭部の防寒から順にみていきたいと思います。
★最初に結論だけ書いておきますと
●首/頭部・・・スーパーメリノウール バラクラバ(モンベル)
●靴下・・・フリーノット レイヤーテック5本指ソックス+つま先ウォーマー(HAYABUSA)
●靴・・・アスペンブーツ+レインスパッツ(モンベル)
●手・・・ネオプレンフィッシンググローブ+サーマルミトン(モンベル)
「首筋」がキモ
人間の熱と言うのは、一説によると5~7割もが頭部から発生しているのだそうです。
そこでいわゆる目出し帽、スーパーメリノウール バラクラバを使います。
頭をスッポリと覆う事が可能ですし、首元をハイネックの中に入れ込めば首筋からの冷気の浸入を防ぐ事も出来ます。(←ココ重要)
ここで大切なのが「なるべく隙間を作らない」ことですが、このアイテムは鼻筋をフィットさせる芯が入っています。
ピッタリ装着する事で隙間風をシャットアウトすると、こんなに暖かさが違うのか・・・と驚かれることでしょう。
たくさん重ね着しているのに寒い!と言う方、もし頭部~首元がノーマークであればぜひ試してみて頂きたいと思います。
足元の冷えを克服する
それから次に重要なのは、どうしても冷えやすい足元の防寒対策。
ここでは厚手かつ、汗でムレにくい靴下をチョイスするのがキモだと考えています。
というわけでまずは、「フリーノット(FREE KNOT) レイヤーテック5本指ソックス」を履きます。
(5本指ってめっちゃ快適ですよ!喰わず嫌いの方はぜひお試しを♪)
ちなみに靴下も色々試しましたが、やはりボートなどジッとしている釣りでは光電子の特性が一番向いている気がします。
次に一番冷えやすい足先対策に、「フリーノット(FREE KNOT) レイヤーテック つま先ウォーマー」を装着。
これでだいぶ、足の指の感覚が無くなるのが軽減する感じがします。
そして最終仕上げとして、防寒靴(アスペンブーツ)を履けば出来上がり!
この手の高さのあるブーツは、ボート走行中でも冷気の侵入が少ないのでお勧めです。
しかしこの手のゴアテックスブーツには、残念ながら完全な防水性を求めるのは無理なようです。
雪やシトシト雨なら良いのですが、本降りの雨の日だと次第に浸水してきてしまうのです。
そんな時に便利なのがレインスパッツで、これを組み合わせれば土砂降りでも完全防水!
ヤル気を削ぐ冬の冷たい雨から、ばっちり足元を守ってくれます。
「手」の防寒は最後の砦
そして最後に手指の防寒ですが・・・これが最も難関と言えると思います。
暖かさと操作性を完璧に両立するセッティングは、未だに見いだせていないのが実情。
ルアーフィッシングでの操作性を考えると、ネオプレンフィッシンググローブ(モンベル)のような2.5mm厚くらいが限界のように思います。
また5本指タイプを基本として、細かい作業時に指が出せる形状が良いのではないでしょうか。
(※ちなみに「濡れても保温性がある」という意味で、素材はネオプレン系一択な気がします)
しかしこれで寒さ対策は万全か?と言われればそんな事は無く、特にボートでの高速走行時などは指先が千切れそうになります(苦笑)。
そこで導入したのがオーバーグローブタイプの“サーマルミトン“で、走行時のみグローブの上から装着します。
もちろん釣りをする時には外すわけで、この方式はボーターにはかなり有効ではないでしょうか。
けれどもここまでやったとしても、手の防寒はパーフェクトではないというのが正直なところ。
そこで最後の切り札として、手首に貼るホッカイロを付けておくのも有効だと思います。
コツはアンダーウェアに貼る事で、必ずダウンの内側に入れるようにしましょう。
動脈血を暖めることで、指先にも多少の効果があるように感じます。
(ちなみに「巻きポカ」も試してみましたが、ダウンの内側に入れづらいので使わなくなってしまいました)
というわけでウェア編に続き、防寒ギアの選び方について書かせて頂きました。
ここで紹介した商品でなければいけないわけではありませんが、「隙間を殺す」「防水・防風は完璧に」といったツボを押さえる事で、少ないアイテム数で効果的な防寒対策が出来ると思います。
いずれも安い買い物ではありませんが、妥協すると後悔するというのが防寒ギアの泣き所・・・。
私のように安物買いの銭失いを重ねる事無く(泣)、しっかりした物を選んで長く使う事をお勧めいたします。
(そしてぜひ、真冬のクオリティーフィッシュをキャッチして下さいね♪)
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コメント
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2016年 12月 02日
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2016年 12月 15日
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2017年 12月 04日
いつも楽しく拝見しています!
バカみたいな質問ですみません。
リグる時は手袋外すんですか?ライン舐めるとき目出し帽脱ぐんですか?
自分は冬は釣りに行かないので、完全防備の自分が釣りをしてるところを想像してみて、ふと気になってしまいました。
ほんとバカみたいな質問ですみません。
いえいえ、率直なご質問ありがとうございます!
手袋は3本指が出ていれば外さなくてもラインは結べますし、舐める代わりに結び目を水に浸けてます(笑)。
未体験であれば、ぜひぜひ冬の釣り味わってみてください(^^♪
なるほど〜!
いつも一人で釣りしてるので、そういうちょっとした裏ワザ?テクニック?みたいなのってなかなか知る機会がないので勉強になりました!
ありがとうございましたm(_ _)m
湖上の防寒は舐めちゃいけないですね。オカッパリは動きやすさも追求しなければならないですが、その辺がムズカシイところです。
24日は北浦へ行って2本取れました!最近ハマってるシャッドテールで取れたので満足です!!
そうですね、結構歩くようなオカッパリは動きやすさも大事ですよね!
年末の北浦で2本とはお見事!!シャッドテールは冬も強いイメージです(^^♪
はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいてます。
特にKenDさんのアパレル・ウエアの話はとても興味深く読ませていただき、私も今冬に防寒ウエア購入のお手本になっています。スーツやパンツ以外の物が非常に重要であることがよくわかりました。私はほぼオカッパリ(自転車か徒歩)なので、そのあたりを加味しながらレイヤリングを検討中です。とはいえ新品だけで揃えようとするとかなりの金額になるので、オークションやフリーマーケット、リサイクルショップも活用しながら揃えています(笑)。
これからもKenDさんの体を張ったリアルな話を楽しみにしております。
こちらこそいつもありがとうございます(^^♪
この記事に興味を示してくださるという事は、冬もアクティブにやり込んでいらっしゃいますね?
冬好きバサーは少ないので、仲間が増えた気がして嬉しいです(笑)。
オカッパリで移動が多いとなると、意外と汗をかいたりもするでしょうから余計セレクトが悩ましいですね~。
その意味ではドライ性能の高いジオラインシリーズはさらにお勧めです。
値段が張るのが痛いところですが、モンベルのウェアは中古もちょいちょい出回ってますので♪
はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いています。
私もモンベルのバラクラバを着用していますが、サングラスの曇りにいつも悩まされます…。使っているものは鼻に芯が入っていないネオプレンのタイプですが、やはり芯があると曇りは軽減されますか?
いつもありがとうございます!
鼻芯もそうですが、ネオプレンという素材がネックのような気がします。
メリノウールだと通気性があるので息が記事を抜けますが、ネオプレンだと全部隙間から漏れてしまうのではないかと・・・。
それでも完全に曇らないわけではありませんが、だいぶマシだと思います(^^♪
それではこれからもよろしくお願いいたします。
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。
冬の手先の防寒対策ですが、私は最近百均のうすうすゴム手袋(10枚くらい入ってるやつ)をして、そのうえに指出し手袋をかぶせて釣りをしています。また寒さに応じてカイロを間に挟んだりします。
メバリングなどの極小プラグも快適に交換出来、かつ防水性にも優れているため中々侮れないですよ^ ^
若干蒸れるのが難点ですが(>人<;)
いつもありがとうございます!
百均のうすうすゴム手袋というのは盲点でした( ゚Д゚)!!
確かに防水性はカンペキそうですね・・・。
今度ぜひ試してみたいと思います、ありがとうございました♪