アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[総集編] 死中に活!混迷の2020シーズンに見た光明

未曽有のパンデミックに翻弄された、混迷の2020年
数々の苦難を切り抜ければ、逆に飛躍の年だった?
死中に活路を見出した、バサー達の苦闘を振り返ります。。。
(タイトル画像はB.A.S.S.HPより)

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

2020年総集編

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
年の瀬も押し迫る今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は2020年の総集編として、シーズンのトピックを振り返ってみたいと思います。

(©BASSMASTER)

 

コロナ動乱

さて2020年最大の“事件”は、何と言っても新型コロナウイルスの流行でしょう。
世界的パンデミックはフィッシングシーンにも大きな影響を及ぼし、試合やイベントは次々中止に。
私も意気込んでいたバスオブジャパン戦が中止となって、大きなショックを受けたものでした。

(TOP50も中止になってしまいましたね・・・)

 

伊藤巧選手、エリート初年度で大暴れ!

しかし困難な状況を乗り越え、逆にチャンスを掴んだアングラーが輝きを放った一年だったとも言えるように思います。
もちろんその筆頭と言えば、BASSMASTERエリートで大活躍した伊藤巧選手で決まりでしょう。
初めてのシーズンで上位入賞を連発し、1000万もの賞金を獲得するというアメリカン・ドリームを見せてくれたのです。

(©BASSMASTER 一時はタイトルレースのトップすら走ってましたもんね!)

 

松下雅幸選手、OPEN初優勝でクラシックへ!

そしてもう一つの快挙と言えば、”まっつん”こと松下雅幸選手のセントラルオープン優勝でしょう。
深江選手以来となる日本人のOPEN戦優勝は、同時にバスマスター・クラシックへの扉が開いたことをも意味します。
高校生の時から憧れの舞台に立つことを夢見てきた松下選手の”Dream has come true”に、胸を熱くした方も多いのではないでしょうか。

 

木村建太選手、悲願のエリート昇格

それから悲願の達成と言えば、キムケンこと木村建太選手のエリート昇格を忘れるわけにはいきません。
OPENで世話になった一人として、琵琶湖の一アングラーとして、そして一人の日本人として、長年の努力の結実には感無量。
いよいよ始まるエリートプロ“Kenta Kimura”の物語に、震えるほど期待が膨らみます。

(琵琶湖で鍛えたキムケンSTYLEの爆発に期待!)

 

伝説を生んだ”琵琶湖艇王2020″

一方、中止が相次いだ国内トーナメントシーンにおいて、一身に話題を集めたのが“琵琶湖艇王2020”でした。
現役TOP50選手からスーパーグランドスラマーまで、琵琶湖をホームとするプロガイドが集結したまさに天下一武道会。
伝説的な勝利を飾った艇王・冨本タケル選手と、王者に迫った西平守良選手の激闘は後世へと語り継がれることでしょう。

 

王者が拓いた最強メソッド

ところで艇王の激戦でキー・ベイトとなったのは、琵琶湖最強ワームと言っても過言ではないカバースキャット(deps)”
冨本選手が拓いた高比重ノーシンカーによるディープ攻めは、今や誰もがフォローするキラー・メソッドへと昇華しました。
もはや琵琶湖のトーナメントシーンがこれ無しに考えられないのはもちろん、これから世界的な波及を見せていく予感がしています。

 

吹き荒れたヴィローラ旋風

そしてもう一つ忘れてはならないのは、西平選手の活躍で一躍脚光を浴びたヴィローラ(DSTYLE)”でしょう。
艇王戦で敗れはしたものの、ヴィローラのi字&ミドストワカサギパターン最強と言っても過言ではない大活躍を見せました。
変化した琵琶湖で、そして全国のフィールドで、対スモールベイト用ワームの新定番になっていくことでしょう。

 

進化が終わり、分化が始まる

それから道具的な話題を続けますと、今年デビューしたシマノの20メタニウムはエポックメイキングだったと思います。
軽さ・剛性・キャスタビリティとどれを取っても文句なく、中量級オールラウンダーとしてはほぼ完成形に到達した気がします。
今後バス・ベイトはもっと用途別に最適化され、細分化していく方向性になっていくのではないでしょうか。

(個人的には、本気の細PE用モデルを期待しています。。。)

 

リチウムバッテリー、本格普及へ

さらにボートアイテムにも目を移していきますと、注目すべきは急速に普及してきたリチウムイオンバッテリーではないでしょうか。
国内メーカーが続々と参入した上、中華リチウムの並行輸入もタイムラインを賑わせました。
今後はエレキレイクを中心に、エネルギーソースの主役が交代することを確信しています。

早野剛史選手、”DT10&14″でWBSジャパンオープン制覇!

一方で関東に目を移すと、見事だったのはディープクランクでWBSジャパンオープンを圧勝した早野剛史選手でしょう。
TOP50が全戦中止となった憂さを晴らすかのように、2018チャンプが“DT10&14”で大爆発。
単日6,800g(5本)というド級のウェイトには、霞が浦水系とDTのポテンシャルをあらためて教えられた気がします。

 

死中に活。ピンチはチャンス!

最後に私事で恐縮ですが、上のヴィローラを使ってバストーナメント初優勝を経験できたのは個人的なトピックでした。
全力で準備してきたバスオブ戦が中止となった直後は、恥ずかしながら廃人のようになっていた事もありましたが・・・。
逆境を乗り越えて活躍するアメリカ挑戦組の姿に再度奮起し、“ピンチはチャンス”という言葉の意味を身をもって体感することになりました。

そんなわけで、コロナに振り回されっ放しだった2020年だったのではないかと思いますが・・・。
振り返れば失われた一年どころか、かえって多くの快挙が達成された歴史的なシーズンだった気がします。
たとえ困難な嵐に見舞われても、状況に応じて柔軟に変化し、前へ進み続けることを決して諦めない事。
今年教えられたその大切さを胸に、2021年を輝かしい一年にしていけたらと考えています。
来る年が多くの方々にとって、さらなる飛躍の年となるよう祈念しております。
それでは皆さま、良いお年を。

2020年12月30日 KenD

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    • yas
    • 2020年 12月 31日

    いつも色々なテーマを拝見し、思考を巡らして楽しんでいます。
    特に今年一年を振り返えれば、本当に個々の能力が試された一年だったと思いました。
    新型コロナが収まった時に、今年の経験が糧となったと思える時が来ることをねがいます。
    今年一年ありがとうございました。

    • こちらこそ、本年も大変ありがとうございました!
      大変な時だからこそ、未来の飛躍のきっかけにしていきたいですね(^^♪
      それでは来年もどうぞよろしくお願いいたします!!

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