アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[バスマスターOPEN初優勝] 青木大介が泣いた日

国内タイトルを総なめにした、最強トーナメンター・青木大介。
しかし本場アメリカの試練に、本音は辞めたいくらいだった!?
幾多の苦難を乗り越えて、世界の中心でD.Aokiが叫びます!

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

青木大介の勝利、日本の勝利

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先週末、日本中のファンが待ち望んだ大ニュースが飛び込んできました。
“日本最強トーナメンター”青木大介選手が、ついにアメリカのBASSMASTERオープンで初優勝を遂げたのです!!!!

(©BASSMASTER)
Dreams come true for Aoki with Douglas Lake win

今回の戦いの舞台は、サザンオープン第2戦のダグラス・レイク
どこまでも岩盤とクレイバンクが続く、プアカバーのハイランドリザーバーです。

(©BASSMASTER)

(©BASSMASTER)

(©BASSMASTER)

どことなく日本にも似たシチュエーションで、D.Aokiのフィネスが炸裂!!
トルキーストレートのノーシンカーセンコーの1/16ozジグヘッドワッキーで、ベッド周りのバスを攻略。
何と1oz(28g)差という超接戦で、予選4位から劇的な逆転勝利を成し遂げたのでした。

(©BASSMASTER)

(©BASSMASTER)

(©BASSMASTER)

国内主要タイトルを総なめにし、もはや敵なしとまで言われた日本最強トーナメンター。
しかしその青木選手をもってしても、本場アメリカのトーナメントは一筋縄ではいかなかったようです。
「トラブルや苦戦続きで思うような結果が出ず、正直辞めたいという思いも湧いたほど。アメリカに来て楽しいと思ったことは少なく、圧倒的に苦しいことの方が多いのが現実」というコメントには、苦しみもがいた3年の軌跡を想像させられます。
表彰式で思わず流れた涙に、もらい泣きをした人は多いのではないでしょうか。

しかし日本のファンの大きな期待と重圧を背負いながらも、青木選手は見事それに応えて見せてくれました。
皆さんのタイムラインもこの話題で持ち切りだったと思いますが、それは私たちの中に「青木大介の勝利は、日本のバスフィッシングの勝利」という思いがあったからではないでしょうか。
だから「本場のバスフィッシング」に対する憧れとともに、どこか引け目を感じている私たちにとって、独自の進化を遂げたジャパニーズ・フィネスがアメリカを制した記念すべき日になったのだと思うのです。
きっと私たちは、ずっと彼に世界の中心で叫んでほしかったのでしょう。
『こーやって釣んだよ!!』・・・と。

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D.Aoki伝説、第2章の始まり

この勝利によって51,833ドル(約560万円)の賞金と、そし’22バスマスタークラシックの出場権を得た青木選手。
ついに世界最高峰の舞台で、その釣技を見せつけるチャンスが巡ってきたというわけです。
願わくばエリートプロの宮崎選手や伊藤選手、そして木村選手との夢の競演が見られたらとどこまでも期待は膨らみます。
(ちなみに松下選手が出るのは今年の’21クラシックです)

(©BASSMASTER もしこのメンバーが実現したら、クラシックの舞台で艇王の再戦を見るみたいですねw)

しかし今回の優勝劇は、新たなる青木大介伝説の始まりに過ぎないと思います。
バスマスターOPENはあくまでもB.A.S.S.の2部リーグであり、日本のJBで言えばマスターズの優勝に相当します。
TOP50に当たるBASSMASTERエリートに昇格しない事には、アメリカで「俺の職業、バスプロ」とは言えないのです。

(それを思うと、長年この世界で生き残り続ける猛者の凄みを再認識します。。。)

そしてエリートに昇格するには、出場しているイースタンもしくはセントラルオープンで(確か)年間ランキング4位以内に入る事が必要。
つまり夢の舞台に駆け上がるには、まだまだ多くのハードルが待ち構えているというわけです。
あの木村選手でさえ10年かかった”Bass Pro”への遥かな道は、生半可な試練ではありません。

けれども青木選手なら、きっとやり遂げてくれるに違いないと私は信じています。
渡米前は「小手先のフィネスでは本場で通用しない」などという声もありましたが、逆ではないかと考えています。
4年前の記事でも書きましたが、むしろ究極レベルのフィネス・マスターだからこそ、アメリカで得られるアドバンテージがあるのではないでしょうか。
エリートでの伊藤巧選手の活躍も、青木選手仕込みのフィネスを大きな武器にしているからこそだと思うのです。

(©BASSMASTER むろん、それ「だけ」で戦えるほど甘くはないでしょうが)

そんなわけでエリート昇格を目指し、息つく間もなく次の試合に挑む青木選手。
次戦は4/29から始まる、セントラルオープン第1戦・ピクウィックレイクです。
サザンオープン初戦で153位と大底を叩いてしまったため、来期昇格の可能性はセントラルの成績にかかっていると言えるでしょう。
ともあれこれからも世界の舞台で戦い続けるD.Aokiに、心からの声援を送りたいと思います。

青木大介選手、本当におめでとうございました!!

(©BASSMASTER もうね、この1枚だけで2度泣けますよ。。。)

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