18Aug
エンジンオイルの次に?大切な、船外機のギアオイル交換。
個人レベルでも、道具無しで簡単に実施できますので・・・。
トラブルを早期に察知するためにも、こまめに交換したいですね。
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船外機のギアオイル交換
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
個人的に2月&8月は、半年に一度のボートメンテナンス期間にしていまして・・・。
今回ギヤオイルの交換をしましたので、備忘録がてら記事にしてみたいと思います。
(なお素人作業ですので、間違いがありましたらご指摘ください)
ちなみに私のエンジンはスズキのDF60Aですので、今回はその交換方法になります。
ただし他の馬力帯でも、もっと言えばヤマハでもホンダでも基本は同じだと思いますが・・・。
微妙に違う点もあるかもしれませんので、その点はご注意ください。
なおSUZUKIの推奨交換時期は、100時間または6か月となっています。
それでは最初に、下記の物を準備しておきましょう。
・大型プラスドライバー
・オイルドレンパン(廃オイル)
・新品ギアオイル
・新品ガスケット(パッキン)
・はさみ
・ウェス(雑巾)
・ブレーキクリーナー
・ビニール手袋
それからエンジンをまっすぐ直立させ、下にオイルドレンパンを置いておきます。
ちなみに全ての作業に言えると思いますが、エンジンが冷えた状態で行うべきでしょう。
緩めるネジは写真の2か所で、下のネジを外すとオイルが出てきますのでご注意ください。
(なお、今回は写真撮影用にややエンジンが斜めになっていますのでご了承ください)
※追記:ギヤオイルは粘度が高いので、温間時に交換した方がオイルの抜けが良いそうです。
もちろん火傷するほど熱くては駄目ですが、特に冬場などは違いが大きいとの事。
お知らせくださったフォロワー様、ありがとうございました!
というわけで古いオイルを排出するのですが、ここでオイルの色に注意!
もし乳白色になっていたら水が混入しているという事ですので、ギアボックスが危機の可能性があります。
そんな時は放置せず、すぐに信頼できるボート屋さんに相談した方が良いと思います。
それで古いオイルが出きったら、今度は新しいオイルを注入します。
いつもスズキ純正のECSTARギアオイル(400ml入り)を使っているのですが、DF60Aは610ml必要なので2本用意しておきます。
そしてここが大切なポイントなのですが、あらかじめ2本ともノズルを取り付けた上で半分くらいに切っておきましょう。
(すぐに1本目→2本目に持ち替えられないと、どんどんオイルが漏れ出てきてしまうからです)
▼参考・スズキ船外機のギヤオイル容量
DF2 70ml
DF5/5A/6A 190ml
DF9.9/15 170ml
DF8/9.9A/9.9B/15A/20A 250ml
DF25A/30A 330ml
DF25(V2) 420ml
DF25/30 230ml
DF40/50/40A/50A/60A 610ml
DF70A/80A/90A/DF100B 850mL
DF60/70/60AVT/60AVTH/90/100/100A/115/115A/140A/140 1050ml
DF150/150AP/175/175AP/200/200A/200AP/225/250/250AP/325A 1100ml
準備が出来たら、下の穴(オイルドレンプラグ穴)からギアオイルを注入していきます。
なるべくチューブ内にオイルが残らないよう、歯磨き粉みたいに後ろから絞っていくと良いでしょう。
1本目が入り切ったら2本目に素早く交換するのですが、この時上の穴(オイルレベルプラグ穴)にねじを軽くはめておくとオイルが垂れにくくなると思います。
そしてオイルが規定量に達すると、上のオイルレベルプラグ穴からオイルが出てきます。
これで十分な量が入ったと考えられますので、上の穴にねじを軽くはめましょう。
それから素早く下のオイルドレンプラグもはめて、両方を締めれば完了です。
(なお、ネジについているガスケットも新しいものに替えておきましょう)
というわけで以上、船外機のギアオイルの交換方法をシェアしてみました。
ギアボックスへの水の侵入を早期に察知する意味でも大切なメンテナンスだと思いますので、ぜひこまめに実施して頂ければと思います。
ただし以上は完全な素人作業の紹介になりますので、実施はあくまでも自己責任でよろしくお願いいたします。
(また、何かお気づきの点があればぜひお知らせください!)
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