アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 実は強い「電車結び」

PEとリーダーの結束では、お勧めされない電車結び
しかしこの簡単な結び方で、十分な強度が出る方法も?
状況次第ではあなどれない、基本ノットを見直します。。。

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電車結びは実は強い?

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
ソルトはもとより、バスフィッシングでもだいぶ一般化してきたPEラインですが・・・。
リーダーの結束が1つのハードルで、「上手く結べない」という人も少なくないと思います。

ですから「電車結びじゃダメ?」とよく聞かれるのですが、当サイトではお勧めしてきませんでした。
理由は単純に結束強度が弱いからで、昔私も浜名湖のシーバスにプチプチ切られたものですから・・・。
やはり最初は面倒でも、頑張ってFGノットを覚えることが非常に大切だと考えています。

しかし先日あるエキスパートアングラーの方が、「いや、電車は強いよ」と仰っており・・・。
言われる通りある一定の条件を満たせば、確かに結構強いという事を再認識しました。
というわけで今回は、基本的な電車結びを見直してみたいと思います。

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太さの近い糸同士を結ぶ

さてその一定の条件と言うのは、「太さの近い糸同士を結ぶ」ということなのだそうです。
つまりメインラインもリーダーも同じ号数同士であれば、電車結びでも十分な強度が出ると。
逆に言えばPE1.0号に20lbリーダーとか、そういう極端に径の異なるライン同士を結ぶのには向かないという事でした。

そこで私が実験に使ってみたのは、フィネス・パンチング用のタックルでした。
PE2.5号にナイロンリーダー30lb(8号)を組んでいたのですが、電車結びだとどうしても切れてしまう。。。
ですから今までは、結び目が巨大になるのを覚悟でFGノットを使っていたのです。

このメインラインを65lbのPE(5号)に巻き替え、同じようにナイロンリーダー30lbをセット。
ここで電車結びを使ってみたのですが、使ってみると確かに強い!
3kgクラスを掛けて、最後はマットごと手で手繰り寄せるようなランディングでもビクともしなかったのです。

 

糸が糸を切る

ところでなぜこういう事が起こるのかと言うと、PEだけが極端に細いとリーダーを締め込んで切ってしまうのだそうです。
ですからFGなどの摩擦系ノットを使うわけですが、太さが近ければそうしたことは起こりづらいという事のようで・・・。
使える状況は限られますが、簡単結び目も小さい電車結びが使えるメリットは大きいと思います。

私はパンチングしないから!と思われるかもしれませんが、ちょっと考えると他のシチュエーションでも使えそうな気がします。
例えば野良ネズミは1.5号くらいのPE直結で使う事が多いようですが、リーダーが欲しくなる場面もあるのではないかと思います。
そんな時に6~8lbのフロロを付ける場合、電車結びでササっと結束してしまえるのではないでしょうか。

(というか直結だと、枝に巻いたりして使いにくくないですか?)

というわけで、一定の条件さえ満たせば意外にも強い電車結び
基本は摩擦系ノットという事に変わりはないでしょうが、状況によっては使い分けてみると良いと思います。
(ちなみにナイロンは、”最強”のGTRウルトラがお勧めです。。。)

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