7Jan
低水温期の定番と言えば、今も昔もサスペンドミノー。
しかしジャストサスペンドにこだわるより、実は“浮く“方が良いことも!?
コールドウォーター・ミノーイングの、キーポイントをシェアします。。。
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“ジャストサスペンド”は必要ない!?
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
これから春くらいまでの低水温期に活躍するのが、ミノーに代表されるサスペンドプラグ。
個人的に大好きなルアージャンルですし、浮力調整はどうすれば良いのか?等のご質問が多く寄せられていますので、今回はそれについて書いてみたいと思います。
さて市販のサスペンドルアーは、実際のフィールドでは少し浮いたり沈んだりしてしまう事がほとんどです。
これは水温によってルアーの浮き具合が変わるので仕方ないのですが、スプリットリングや板オモリなどで苦労して現場調整されているかもしれません。
しかし最初に結論から言ってしまいますと、きっちりジャストサスペンドにこだわる必要はないと私は考えています。
日本ではミノーと言えばサスペンド!というくらい主流になっていますが、個人的にはむしろフローティングが基本だと思っています。
なぜなら多くの場合止まっているよりも浮く方が釣れるからで、フローティングミノーの“浮き浮きパターン”などはその典型。
これはポーズ時に水面に向かって逃げる動きを演出できるためだと思いますが、フローティングとサスペンドで9:1くらいの釣果差がついた事もあります。
「ルアーは常に動し続けろ」という青木大介選手の名言通り、この釣りにおいても”動き続ける事”はものすごく大切だということでしょう。
(だから優秀なジャークベイトの多くは、止めた時も微妙に動いていると思います)
なぜ”低水温期はサスペンド”なのか
ちょっと待った!じゃあサスペンドプラグ要らなくない!?と思われるかもしれませんが、もちろんそうではありません。
なぜなら低水温期などバスの動きが鈍い時は、あまり早く浮くと追い切れなくなってしまうからです。
ですから上まで追ってこないバスの狭いストライクゾーンの中に、長く留められるサスペンドが有利になるというわけです。
しかし逆に言えばバスが追い付ける浮き(or沈み)スピードであれば、スローフローティング(orシンキング)でも問題ないという事でもあります。
というよりもむしろ、上に書いたような理由でごくゆっくりと浮き沈みした方がかえってバイトが増えるという感覚もあります。
ですから厳密なサスペンド調整は必要ないというより、かえってジャストサスペンドではない方が良いとすら考えている次第です。
フロロラインの重力
しかし、だからと言って浮力調整は不要ではなく、決して適当にパッケージから出したまま使えば良いわけではありません。
その理由は「フローティングとシンキングは全く別物だから」で、当たり前ですが浮くのと沈むのでは正反対。
つまり使っているルアーが水中で、ごくゆっくりとでも浮いているのか沈んでいるのかを把握する事は非常に重要だと思うのです。
これが具体的にどのように影響するかと言うと、例えば低水温期に多いテトラやウィードトップ等のスレスレを攻めるという場合。
ポーズ時に沈むミノーだと、もともとスナッグレス性が高くないルアーなのですぐに根掛かりしてしまいます。
逆にわずかでもスローフローティングになっていると、驚くほどスタック率が軽減すると実感しています。
際どいレンジをストレス無く攻められるかどうかは、特に低水温期の釣果を大きく左右するのではないでしょうか。
しかしそうは言っても、シンキングミノーなんて使わないし・・・と思う方もいらっしゃることでしょう。
ところが多くのサスペンドプラグが、実際にはシンキングになってしまっていると私は考えています。
その理由は“フロロカーボンラインの重さ“で、高いライン比重(約1.7)がルアーを沈めてしまうというわけです。
これは実際にライブスコープで確認してみても、多くのサスペンドプラグが画面上で分かるくらいハッキリと沈むのがわかります。
ただしどれくらい影響があるか?を一口で言うのは困難で、なぜならルアーまでの距離が10mと20mでは出ているラインの重さが違うからです。
もっと言えばどの程度ラインが垂れ下がるかでも全然沈み具合が違うので、着水後の経過時間に伴って刻々と沈み方が変化し続けているという事実を目の当たりにしました。
サスペンドミノーが浮くべき理由
では結局どうすれば良いのかというと、ほぼサスペンドにしたいならスローフローティングに調整すべきという事です。
上述のようにどれくらいと言うのは非常に難しいのですが、オール・フロロならかなり明確にフローティングにしないと沈みます。
少なくとも足元でジャストサスペンドになっている場合、キャスト先では確実にシンキングになっていると考えるべきでしょう。
(ですからフローティングモデルを買ってオモリで調整するのもアリかと)
とはいえフロロは沈み方がどんどん変わっていくので、長い距離をちょうど良い浮き具合に調整するのは困難を極めます。
この悩みを解決する奥の手が“ナイロンライン“で、比重が軽い(約1.14)ためにラインの重さの影響がほとんどありません。
エキスパートプラッガーの横井さんが、ジャークベイトにナイロン(確かGT-Rウルトラの20lb)を愛用しているのもこのためと思われます。
(やっぱりよく釣る人って、こういう細かい部分を絶対おろそかにしないですよね。。。)
ただし低水温期はマシとはいえナイロンはもともと伸びが多いので、瞬発的なロッドワークを吸収してしまうという弱点があります。
これを防ぐためには20lb程度は欲しくなる(太糸の方が伸びにくいから)のですが、こうすると潜りにくくなるしキャスタビリティも悪化してしまいます。
そこでデファイヤー・アルミーロ等の低伸度ナイロンの、12lb程度を使うのも一つの手だと思います。
※ただしどこまで細くしても絶対にフロロよりは潜りませんし、低伸度ナイロンは硬いので思ったより飛距離も伸びません。
この潜行深度と飛距離・コントロール性を両立するセッティングもあるのですが、それについてはまたあらためて書いてみたいと思います。
というわけで結論として、一般にサスペンドプラグはナイロンライン+超スローフローティングチューンで使うのがお勧めという事になります。
低水温期にカバーに当てるくらいのレンジを引く際に、この細かい調整が極めて大きなアドバンテージになると実感しています。
次回はこれを踏まえた上で、板オモリと糸オモリの使い分けなど具体的なチューニング方法について書いてみたいと思います。
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