1Apr
特に低水温期には、たびたびウィニングルアーとなる“ジャークベイト”
数ある名作の中から、レンジ別にベスト・モデルを厳選!!
これだけはアメリカに持っていく、信頼のエースたちを紹介します。。。
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アメリカに連れて行く厳選ルアー
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて昨年末あたりから、アメリカの試合に持っていくルアーを整理しておりまして・・・。
今回は数ある名作の中から厳選した、4本の超一軍ジャークベイトを紹介したいと思います。
その前にまずここでは、「主にジャークorトゥイッチで使うミノー」をジャークベイトとして取り扱います。
ですからポンプリトリーブ等で多用する“クランキングミノー”とは、分けて考えている点にご注意ください。
またここで紹介する以外にも好きなルアーはたくさんありますが、全部は持っていけないので「各潜行レンジごとに一つだけ」という基準で選びました。
なお説明中で使用している「有効ターゲットレンジ」という表現は、ルアーが最も長い時間泳いでいる水深を表しています。
ですので例えば最大潜行深度が1.5m(5ft)であれば、有効レンジは1.2m(4ft)前後(0.9~1.5mくらい)という具合。
またこの数値は足元を固定(オカッパリorスポットロック)した上でフルキャストし、フロロ14lb程度でティップ下向きでアクションした際のライブスコープ上の計測値になります。
(ですからボートを流しながら使ったりすれば、これよりも浅くなります)
キング・オブ・ジャークベイト”ワンテン”(1.2m前後)
さてまず有効ターゲットレンジ4ft(1.2m)前後を狙うメインルアーは、キング・オブ・ジャークベイト“ワンテン”(メガバス)。
短い移動距離でしっかり水を押すダート、止めた時の自発的な動き、そして扱いやすいキャスタビリティと隙がありません。
その素晴らしさは散々語ってきましたが、今なお第一線の性能を持つ名作中の名作だと思います。
ちなみにワンテンRはさらに飛ぶのですが、アクションの質が違っておとなしいので私は使用していません。
また動きだけならログが抜群に良いのですが、向かい風等で使うと飛ばなくて非常にツラい・・・。
こうした要素をトータルで考えると、やはりワンテンがベストだと判断している次第です。
ただしフックセッティングには少し注意が必要で、一般的な中軸の#6を背負うと沈んでしまう個体もあります。
ですのでラインアイのリングを音速ラウンドスナップのSに替えた後、フックのスプリットリングを#2か#1にして調整。
ジャストサスペンドというよりは、ごく僅かなスローフローティングに調整して使っています。
(ちなみに最近は、デコイのYF33を気に入って使っています)
クラシックを制覇した”ワンテン+1″(1.8m前後)
次に早春などの低水温期に、一段下を釣るために愛用しているのが“ワンテン+1”(メガバス)。
ワンテン譲りのアクションで、6ft(1.8m)前後を攻略するのに欠かせない存在となっています。
近いところではハンク・チェリーが、’20クラシックをこのルアーで制したのも記憶に新しいところです。
また深い前傾姿勢で急速に下に切り込んでいくため、短い距離でレンジを入れたい場合にも重宝します。
例えば立ち木などの縦ストを釣る際や、水深のあるテトラやバンク際をショートキャストで狙う時にも最適。
何だかんだ言って、日本の多くのフィールドではワンテンより使用機会が多いような気がします。
けれどもフックセッティングが少し悩ましく、元がサスペンド設定なので中軸の#6フックでは沈んでしまいます。
スプリットリングを3つとも#1にして何とかジャストサスペンド・・・という感じなのですが、耐久性が心配なのも確か。
それを嫌って昔は太いPEラインでフックを結んだりしていましたが、面倒くさいので悩ましいところです。
2段下を攻められる”ヴァルナ110SP”(2.4m前後)
そして8ft(2.4m)前後のさらに深いレンジを攻める時は、“ヴァルナ110SP”(OSP)を愛用しています。
ショートリップながら非常に鋭く下へ下へと潜るため、使い方によってはさらに深いレンジを通す事すら可能。
キャスタビリティも非常に素晴らしいので、向かい風でも難なく飛ばすことが出来るのも美点です。
しかしアクション的にはワンテン系とは全く異なり、その場でつんのめってロールだけする感じです。
いわばミドストみたいな動きで確かに良く釣れるのですが、個人的にはあまり好きな動きではないなと・・・。
USメガバスにはワンテン+2というモデルがラインナップされているようなので、そちらも試してみたいと思っています。
(日本にもワンテン”R”の+2はありますけどね・・・)
実は使える”ワンテンハイフロート”(フローティング)
そして最後に紹介したいのが、浮力が高められた“ワンテンハイフロート”(メガバス)。
上の3つは基本的にサスペンド設定で使っているのですが、こちらは明確なフローティングモデル。
そして低水温期でない通常の時期の場合は、むしろこちらをメインにして使っているのです。
その理由は以前の記事↑を参照して欲しいのですが、一言で言えば「止めた時に上に逃げる方が釣れる」事が多いと感じるからです。
ウィードが伸びる6月あたりになると、水面までルアーを浮かせる“ウキウキパターン”が爆発する事も。
ジャークベイトと言えば冬~早春のサスペンドというイメージがあるかもしれませんが、ハイシーズンはむしろフローティングが基本と言っても過言ではないのではないでしょうか。
ただし非常に悩ましいのは、最近このルアーが非常に入手困難になっている事。
カラーまで選ぼうとすると、本当にもう手に入らなくなってきています。
というわけでどこかで売られておりましたら、ぜひとも教えて頂けますと幸いです。。。
(ノーマルは売るほど持っているのですが・・・。特に赤系を探しております!)
カラー選びは4色
最後にカラー選びですが、ジャークベイトに関しては基本的に4色を使い分けています。
まずは全ての基本は“白”で、ベリーもサイドもホワイト系なら何でもOKと考えています。
具体的にはセクシーシャッドやアユ等で、細かい模様等はあまり気にしていません。
次にローライト時など、もっとアピールが欲しい場合はクローム系(光る色)をチョイスします。
ただし光るのは側面だけで、ベリー(腹側)はホワイトの方が明滅がはっきり出て好きです。
具体例はメガバスだと和銀〇〇などですが、コレ系は大体こういうカラー構成になっていると思います。
(〇〇の部分は、アユだろうがハスだろうがオイカワだろうが気にしていません。光れば同じかと)
逆にクリアウォーターで使う際、アピールを弱くしたい時はゴースト系(透ける色)を選びます。
この場合はサイドもベリーも背中もクリア系が好きなので、チャートが入っていたりする場合は紙やすりで削り落とすことも。
カラー名はゴーストアユ等、ゴースト〇〇とかクリア〇〇とついていれば大体透けていると思います。
そして最後に、春先限定で頻用する赤系。
これもクリアレッドが良いとか諸説あるのですが、正直気分の問題もある気がしてそこまで絶対とは感じていません。
ちなみにこれも今では入手が困難なので、最後の手段としてクリアボディにマッキーの赤を塗ったりもします。
(メガバスさんお願いですからこれも再生産してください・・・)
というわけで今回は、私が最も信頼するジャークベイトたちを紹介させて頂きました。
ワンテンばっかり!と怒られそうですが、たぶん人生で一番多くのバスを釣ったルアーなので勘弁してください(苦笑)。
今も色褪せない名作中の名作、きっとこれからも生産され続けると思いますのでぜひ使い込んでみて欲しいです。
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