アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 40歳の片道切符

エリート昇格のため、全9戦が必須となったBASSMASTERオープン。
不可能を可能に変えるため、切ったのは「アメリカ移住の最終カード・・・。
幼い日の夢に向き合うため、今こそフル出場を開始します!

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

“アメリカ移住”の最終カード

皆さま明けましておめでとうございます、ディープストリームのKen-D(けんでぃ)です。
いよいよ2023年のスタート、皆さまそれぞれに新年の展望に胸を熱くしている事と思いますが・・・。
私も大きな転機を迎え、今年はアメリカに移住して新たな挑戦をスタートさせます。

 

琵琶湖のそばに移住した時も「え、それって奥さんは・・・」と訊かれましたが、今回も離婚はしておりませんのでご心配なく(笑)。
実は昨年の12月、長年暮らした日本を後にして、アメリカ・テネシー州に新天地を求めて来ました。
そしてその理由はもちろん、バスマスターOPENへの(年間)シリーズ出場という悲願を叶えるためです。

浜松の自宅を売り払った資金で、いよいよボーターとして初参戦したのが昨2022年。
しかし何の実績もスポンサーもない一般人の私には、スポット参戦の権利を得るのがやっとでした。
しかもOPENの争いはどんどん激化し、今期は何と全戦出場しなければエリートに上がれないルールに。
つまり年間8か月以上に及ぶツアーを回れなければ、出場権の確保すら難しい状況となってしまったのです。

これは私にとって絶望的に厳しいスケジュールで、日米を往復して全試合を回るのはどう考えても不可能です。
年間を通して出場するという夢はあきらめ、スポット参戦して挑戦を終える事ももちろん考えましたが・・・。
最終的にはアメリカへと移住する事で、OPEN全9戦へのフル出場を実現させることにしたのです。

 

卒業文集が教えてくれた事

しかしスポンサーからお金を受け取っているわけでも無い私が、なぜそこまでするのかと疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
それは一言で言うならば、「憧れの成仏」のためです。
少年時代に憧れたバスプロという道を、一度も目指すことなく死ねないと感じているからなのです。

とはいえ「子供の時からずっと夢でした」みたいなキラキラしたストーリーがあるわけではなくて、実は中高生の時の私は特にすごくやりたい事があるわけでも無い割と普通の生徒でした。
何ならバンド活動に熱を上げる同級生に、「夢みたいな事考えてないで受験対策したら?」と言うくらいには斜に構えたヤツだったかもしれません。
しかし昨年帰省した際、小学校の卒業文集を読み返してみると、そこには確かに“バスプロ”という文字が並んでいたのです。

つまり人は大人になる途中のどこかで、現実的に無理そうなものをどこかに置き捨てて来てしまうのだろうと思います。
「そこまでやりたいわけじゃなかった」みたいな言い訳で、自分の気持ちを丸め込んで。
そしてそんな事を繰り返すうちに、自分が本当に何をやりたかったのかまで忘れてしまうのではないでしょうか。

かくいう私も若い頃「自分には夢なんて無い」と思っていましたが、そうじゃなかった。
下手くそな字で書かれた卒業文集は、自分には夢が無かったのではなく、そこから逃げてきただけだったのだ、と教えてくれたのです。

イイ歳した素人が今さらアメリカでバスプロになれるわけない・・・という意見はもっともだと思いますし、もはや若者ではない私自身もそれは重々承知しています。
しかし人が死ぬ時に後悔するのは、失敗よりもむしろ「やらなかった事」なのだと言われます。
だからどんなに困難で可能性が低かろうと、幼い頃自分が本当にやりたいと願ったことから逃げずに挑戦しなくては、きっと人生の終わりに後悔するだろうと思ったのです。


 

40歳の片道切符

そんなわけで2023年は、エリート昇格(バスプロになる事)を目指してOPENフル参戦を開始します。
そしてそのために、40年の人生で初めて片道切符の航空券で太平洋を渡りました。
天才ならざる身としては、せめてアメリカに骨を埋める覚悟で努力していく所存です。

体力・気力・財力はどれもギリギリで、正直いつ限界を迎えてもおかしくない状態ですが・・・。
「やれる事は全てやり切った」と燃え尽きるその時まで、全力で頑張っていきたいと思います。
ようやっとスタートラインまでたどり着いた“Ken-DのUSチャレンジ、よろしければどうぞその行く末を見守って頂けますと幸いです。

 

2023年元旦 Ken-D

 

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    • きんたろう
    • 2023年 1月 01日

    まさかアメリカに移住してチャレンジするなんて!
    すごいと言う言葉しか出てこないです。

    今年は今までで1番ブログが楽しみな年になりそうです。
    体調管理と事故には気をつけて、思いっきり楽しんできてください!

    • 嬉しいコメントありがとうございます!
      自己は本当に怖いですので、気をつけて1年頑張って来たいと思います。
      どうぞ応援よろしくお願いいたします(^^♪

    • WaterLover
    • 2023年 1月 03日

    A Happy NewYear 2023 !!
    新年にKenDさんのこの超刺激的なブログを読めたことに感謝です!!
    心技体整えて今年も全力で駆け抜けてください!

    • 明けましておめでとうございます!
      少しでも皆さんに刺激を感じて頂けたなら嬉しく思います(^^♪
      今年は勝負の年、全力で頑張っていきます!!

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