アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[’23最新版] おすすめ釣り用防寒レイヤリング

寒ささえ克服できれば、実は非常に楽しい厳寒期の釣り。
そして重ね着のポイントを押さえれば、今ではかなりの対策が可能です。
ヒートテックやダウンを着ない、レイヤリングのキモを紹介します。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

冬の釣りを快適にする防寒ウェア

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
毎年シェアしている釣り用防寒ウェア選びですが、今年もいくつかアップデートがありましたので最新情報をお伝えしたいと思います。

▼上半身

・(下着)ジオラインL.W.Tシャツ(以下、モンベル)

・(アンダー)ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ

・(インナー)スーパーメリノウール EXP.ハイネックシャツ

・(ミドル)フラットアイアンパーカ

・(アウター)100MPHレインジャケット(バスプロショップス)

▼下半身

・(下着)ジオラインL.W.トランクス

・(アンダー)ジオラインL.W.タイツ(以下、モンベル)

・(インナー)スーパーメリノウール EXP. タイツ

・(ミドル)U.L.サーマラップ パンツ

・(アウター)100MPHレインビブ(バスプロショップス)

正しいレイヤリング(重ね着)が重要

まずレイヤリング(重ね着)の基本的な役割からおさらいしますと、

●アンダーウェア – 速乾

●インナーウェア – 保温

●ミドルウェア – 断熱

●アウターウェア – 防風・防水

・・・という風に、大まかに上のように分けられると思います。
大切なのは各々の役割分担をしっかりと把握する事で、むやみにたくさん重ね着しても暖かさは得られません
釣りでは着膨れると動作がし辛くなってしまうので、「いかに薄く済ますか」というのが1つのポイントになると思います。
というわけで、各ジャンルに分けてお勧めをお伝えしてみたいと思います。

アンダーウェアは「速乾性」が大切

まず一番下に着るアンダーウェア(肌着)について。
様々なモデルを試してきて気付いたのは、とにかくアンダーウェアは乾く事が極めて重要だということでした。
冬でも作業時やファイト中など汗をかく事は意外と多く、特に肌に直接触れるウェアは汗で湿ると性能がガタ落ちに。
例えばヒートテックだと運動時に急激に暑くなり、その後の乾きが悪いので汗冷えしてしまうと痛感しました。

ですから速乾性が非常に高いジオライン素材がベスト、というのが現時点での結論。
というわけで下着は上にジオラインL.W.Tシャツ(モンベル)”、下半身にはジオラインL.W.トランクス(モンベル)”を選んでいます。
(これらは1年365日使っています)
そしてそれらの上にジオラインL.W.ラウンドネックシャツジオラインL.W.タイツを重ね着すれば、地肌に直接触れる部分を全て速乾素材で固められるのでなおGOOD。
また隙間の無いようピッタリとしたサイズを選ぶのもコツだと思います。

保温インナーはメリノウール

次にアンダーウェアの上に、長袖のインナーウェアを重ねていきます。
ここで重要なのは体温を逃がさない“保温性”で、この点ではメリノウールがベストだと思います。
ですから上はスーパーメリノウール EXP.ハイネックシャツ(モンベル)”、下はスーパーメリノウール EXP.タイツ(モンベル)”を着用しています。



ちなみにウールには高い保温効果はもちろん、人体から出る水分によって穏やかな発熱効果もあるのだそうです。
ヒートテック系のように「動いた時だけ急激に暑くなる」感じではなく、ゆっくり温まって長く冷えにくい、といった印象。
釣りは持続的な運動量が多くないので、非常に向いた特性ではないかと感じています。
また速乾性も高く、ストレッチ性も良いためにキャストなどの動作で「突っ張り感」が無いのも気に入っています。

(速乾性ではジオラインに劣りますが、保温効果はこちらの方が高いと思います)

ミドルウェアの”雨天時の断熱性”

次にその上に切るミドルウェアですが、その役割は断熱にあると考えています。
アンダーウェアで体温を「保温」した暖かい空気の層と、冷たい外気の間を隔絶するためのウェア。
イメージ的には、クーラーボックスにおける発泡スチロールのような役割です。

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そして純粋な断熱性能ではダウンが最強なのですが、湿ると急激に性能が低下するという弱点があります。
ですから冷たい雨のような過酷な条件を考えると、湿度に強い“エクセロフト”という化繊の断熱材の方が向いていると思います。

(とはいえ-10℃以下の世界ならダウン一択でしょうが・・・)

そこで選んだのがフラットアイアンパーカ(モンベル)”U.L.サーマラップ パンツ(モンベル)”で、化繊防寒ウェアとしてはかなり厚いモデルになります。
これならドライ時の断熱性もちょっとしたダウンに劣らないレベルなので、真冬の防寒もこれで行けると感じています。
またこれ自体に防風・防水性があるので、場合によっては後述するアウターのレインウェア無しでもOKなのもメリットです。

アウターは”ビブ”が最強

そして最後にアウターウェアですが、この役割は防風防水
その要点のみを突き詰めて考えていくと、正直オールシーズン使っている普通のレインウェアで十分だと思います。
もちろん中綿入りのウィンタースーツも良いのですが、アウターは消耗品なので年中使える安価なレインウェアの方がコスパが良いと思います。

ここで最近知ったポイントとして、ビブ(=ツナギ)の威力はすごいということがあります。
今はバスプロショップスの100MPHというシリーズを使っているのですが、腰回りに冷気が入らないというのは体感として全然違います。
防水性が高いのはもちろんですが、防寒用途でもビブの効果は絶大だと思います。(AFTCOやSIMMSからも出ておりますし、日本ならFOXFIREの選択肢もあります)

このシステムであれば高価な防寒専用スーツは要らないですし、冬の普段着にも流用出来ます。
寒ささえ克服できれば冬の釣りはかなり楽しいと思いますので、ぜひ装備をキッチリ整えてチャレンジしてみて下さい。

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    • フカ
    • 2023年 2月 07日

    昨年、私の防寒レイヤリングに若干の改良がありましたのでコメントいたします
    昨年より、ハラマキを試用していました。モンベルのメリノウールのものや、山と道のアルファハラマキです
    内臓の保温とは思う以上に大切なようで、もう一枚の重ね着を検討する際、代わりに採用すると効果的だと感じています
    釣行中ハラマキを脱着する事はほぼ無かったため、通常の筒状のもので十分だと思います
    直接防寒とは関係ないのですが、グンゼから発売されている、腰ゴム無しのメッシュボクサーブリーフも衝撃を受けました
    下半身には、下着、タイツの順で着用するかと思いますが、それでは腰ゴムが重なると締め付け感が気になってしまいます
    私の場合は締め付けから来る浮腫や腹圧から解放されて、気が散ることが少なくなったかも知れません
    速乾性もジオラインと大差無く、スポーツやアウトドアにも適していると思います
    全く気にしていなかったというか、知る機会があまりに無かったカテゴリーでしたが、これに限らず日用品でも専門メーカーを調べてみると、ブレイクスルーが見つかるかもしれません

    • 貴重な情報ありがとうございます!
      確かにハラマキは理論的に考えて有効そうですね♪
      次回はぜひ試してみたいと思います。
      グンゼは盲点でしたが、そちらもぜひ(^^♪

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