アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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“巻き”が上手くなるタックルセレクト


“実はただ巻きは難しい”という昨日の記事に、「タックルセレクトはどうすれば良いのか?」と質問を頂きました。
これはすごく大事なポイントで、実は私も子供にクランクで釣らせるのに四苦八苦(汗)。
初心者なのでどうしても巻きがカクついてしまい、タックルでカバーするのに色々試行錯誤しました。
それでまずは結論から書くと、
・良く曲がる柔らかいロッド
・ギヤ比の低いリール
・伸びの大きいライン
を使うとリトリーブは安定しやすくなります。
なぜかというと、こうした柔軟性のあるタックルは巻きの”角”を勝手に丸めてくれるから。
たとえアングラーのハンドル回転が不安定でも、その緩急をタックルが吸収してくれるのです。
これは流れの変化等への対処においても、ある程度自動的に竿先が入ったりして対応してくれます。
抵抗感の変化に瞬時に反応して巻き速度を調整するのは難しいですが、しなやかなタックルはアングラーにより多くのタイムラグを与えてくれるのです。
ちなみに子供にはトラウト用の柔らかいロッドに1500番台でノーマルギアの小スピニング、それにPE+10mのロングナイロンリーダーを使わせています。
(全部ナイロンだと遠投時に伸び過ぎるため)
一般にはグラスロッドにノーマル~ローギアのベイト、フロロラインを組み合わせるあたりがおすすめ。
(近距離のバンク撃ちだけなら低弾性カーボン+ナイロンも良いかも)
「大森貴洋選手はエクストラハイギアで巻いてるけど?」と思われるかもしれませんが、あれはアングラーが腕でカバーしているから出来る事です。
素人がピーキーなF1マシンに乗っても決して早くは走れないように、普通の人が真似しても上手く扱い切れないでしょう。
高級SUVのサスペンションのように、柔らかくストロークの長いタックル選びが重要だと思います。

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