3Nov
皆さんこんにちは、ディープストリームのKen-D(けんでぃ)です。
パンチングの基礎をまとめるシリーズ、第2回はラインとリールについて。
こちらもバスを獲れるか否かを大きく左右する、非常に重要なタックルになります。
ラインの基本はPE直結
まず結論から書くと、ラインの基本は65~80lb(5~6号)程度のPEライン直結です。
そんな極太のPE!?と驚くかもしれませんが、フロロ20lbとかは絶対にやめて下さい。
パンチングに掛かる負荷は想像以上に大きく、その程度のラインではすぐにブレイクしてしまいます。
ブランドは何でも構いませんが、太いので8本撚り以上のものが良いでしょう。
コシが強いとライントラブルが少ないので、私はSUFFIX832(ラパラ)を愛用しています。
カバーと擦れた時の糸鳴きの少なさを優先するなら、12本撚りもアリだと思います。
モノフィラメントの出番は限定的
ところがエキスパートの中には、敢えてモノフィラメントラインを好む人もいます。
これはPEラインがカバーと擦れる時の音鳴りが、バスに警戒感を与えるからというもの。
実際にアメリカのトーナメントでも、プレッシャーの溜まって来たスポットはフロロで撃つというプロもいます。
(シャロー道のHidekiさんも、フロロを使うエキスパートですね!)
しかしマットにスタックしたリグを引き抜く際、フロロだと伸縮性があるので、外れた勢いで飛んできて怪我をする危険性があります。
パンチングではどうマットに入れるかが気になるところですが、逆に本当のキモは「抜き方」にこそある。
素早くスムーズに回収してキャスト数を稼げるPE直結が、あくまでも基本だと覚えておいて下さい。
(フロロだと硬いので、シンカー直上で折れ曲がり辛くマットに入りにくい点も注意)
またラインブレイクにも注意が必要で、フロロなら最低25lbでしょうがこれでも切れる事があります。
これ以上太いフロロは硬くて使いにくいので、30lb以上ならナイロンにするのが良いでしょう。
ただしラインの伸びでフッキングが効きにくくなるため、近距離戦限定になる事にも注意が必要です。
いずれにせよモノフィラメントは効率が落ちるので、かなり出番は限られると思います。
(たまにマットの奥に投げる必要がある事もありますが、遠くなると伸びて掛からない)
リールは丈夫なXG
最後にリールですが、これは丈夫で巻き取りが早ければ何でも良いでしょう。
後はある程度重い方が、タックルバランス的にロッドが軽く感じられます。
ですのでバンタムのXGなどは、パンチングに理想的な1台になると思います。
あとはフッキングでドラグが滑ると掛からないので、ガチガチに締めておくのが重要です。
(どうしても滑る場合はドラグのグリスを抜くと良いです)
巻き取りに力が要るので、こだわるならロングハンドルと大きめのノブもおすすめ。
とはいえ13メタニウムでも釣りになるので、さほどお金を掛けなくても良いポイントでしょう。
(ちなみに巻き上げのトルクを重視して、あえてHGを選ぶ人もいます)
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