アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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2012.03.30 琵琶湖 釣行記⑤ ~ディープ開眼!?ロクマルGET~

2012/03/30(金)
[06:00]曇り/弱風
気温 4度/小潮
水温 瀬田川 10.6
雄琴沖 9.3
琵琶湖大橋 9.3
5点平均水位 -6cm
放水 50t/s
<作戦>
本日は、昨日よりもさらに暖かくなる予報。
しかし手痛い敗戦の経験から、「ディープをやり切ろう」と心に決めました。
今まで真剣に取り組んだことのない未知の釣りですから、ちょこっと試してみる、程度で釣れるほど甘くないでしょうから。
越冬明けのエリアとは、どのような場所で、どのような釣りなのか?
初めての釣りですから、当然ボウズは覚悟の上。試行錯誤の挑戦を胸に、湖上へ出撃しました。
<実釣>
「越冬明けの釣り」でまず思い浮かんだのが、浚渫などのディープブレイクのエッジ狙いです。
今年こそはこうした釣りに挑んで見たいと思い、早春から魚探ガイドやら魚探掛け調査を行ってきました。
今日の1stステージは、2012年のテーマである、「ジグ&テキサスによるディープボトムの釣り」。
いよいよその成果が試されます。
朝イチはまず、6mから3mまで、ほぼ垂直にかけ上がる下物の浚渫のエッジに向かいます。
しかし魚探でマーキングはしてあるものの、目に見えないポイントにキャストするのは、本当にちゃんと入っているのか?とても不安になります。
魚探画面上の方位と距離が、実際の景色にどう反映されるのかが分からず大苦戦。
この釣り、結構テクニカルで難しいかも・・・。
というわけで、エレキでダイレクトにポイントの上を通過し、ブレイクが映ったらすかさず後ろにキャストしてみることにしました。
場を荒らしてしまいそうですが、ポイントに入れられなければ仕方がないので・・・でもこんなので本当に釣れるのか・・・?
半信半疑で送り込んだ1/2ozラバージグに、その時、コッ、と硬質な感触が。
これってボトムの反応・・・じゃないよね!?と合わせると、手元に確かな生命感が!
上がって来たのはいかにも冬バス、という感じの、真っ白けの40UPでした。
20120330_063348
琵琶湖で40UPなんて大したことないじゃない・・・と思われるかもしれません。
確かにその通りでしょう。
しかし、ですね。
新しい釣り、未知のエリア。
そこで釣れたこの1尾は、永遠に忘れられないインパクトをもって、自分の心に深く刻まれました。
これがあるから、バス釣りはやめられないのだと思います。
8割くらいは既に満足しながらも、もう一度同じ場所にキャストしてみます。
すると・・・またコッ、という小気味良いバイト!マジ!?
しかし今度は自信を持ってフルパワーでフッキング!
ヘビーロッドがバットまでブチ曲がり・・・って・・・・・・・根がかりかよ・・・馬鹿か自分は・・・↓
と思ったら、根がかりが動いたではないですか!
ヘビーアクションのロッドなのに、浮いてくるどころか締めたはずのドラグが出て行きます・・・!
濁った水に浮かび上がってきた金色の鈍い光は、目の錯覚かと思うほどの、一瞬怖くなるような質量感。
そして再び突っ走ります!
バットが思いっきりのされるこの感触。
ようやく上がってきたバケモノサイズのバス、半ばネットからはみ出しながらも、何とかランディング!
1/2ozジグをご飯粒みたいに口の端に付けたそいつは、人生2匹目の60UP!61cmでした・・・!!
20120330_065815
何だかもう・・・もはや、放心でした・・・。
ともかく、2012年の課題、「ジグ&テキサス」。
最高の形でスタートを切る事ができました。
その後はもう、腑抜けのようになっていたのですが(苦笑)、晴天ベタ凪のため、同じような浚渫のブレイクを撃っていきます。
しかし、ポイントを探りながらで効率も悪いためか、その後はノーバイトが続きます。
そうこうしているうちに、昼前から急に南風が吹き始め、瞬く間に湖上は大荒れに。
ボトムの釣りをやっていられる状態ではなくなり、ディープを巻こう、と南エリアへバウを向けます。
というわけで今日の2ndステージは、ガイドさんたちが釣果を出している、「ディープの巻き物」の釣りです。
しかしこの釣り、わけが分かりません。
なぜなら、広大なディープエリアの、何を手がかりに釣ったらよいのかが分からないからです。
晩秋のディープ狙いは、残ったカナダモを目当てにディープクランクを巻いていきました。
しかしマークしておいたエリアを巻いても、腐れウィードがもっさり引っかかるばかり・・・・。
自信を持って巻くことができず、移動を繰り返します。
ガイドさん達もすぐ横のラインで巻いていたりしたので、全然狙いを外していることは無いだろう、と自分を励まし、アラバマ、クランク、シャッドと巻き倒しますが反応は返ってきません。
あの人たちは、一体何を手がかりにこのエリアを巻いているのだろう・・・。
分からないまま、4Mラインのシャッドで小魚を追加したのみで、2ndステージは終了となりました。
<反省>
あまりの爆風で、やはり今日も厳しい日だったのだろう・・・周りも釣れてないし・・・と思ったのですが、ガイドさん達のブログを見てびっくり!かなりの爆釣ではないですか!
見るとスピナベ、アラバマ、クランクと巻き物ばかり・・・一体何が違うというのでしょう!?
その時、あるガイドさんのブログに書いてある一言が目に付きました。
「ディープから上がりたての3.5mエリアを流して50UPゲット!」
・・・あ、そうか!
自分は、本当にガチなディープエリアか、岬の明確なブレイクが絡む3~3.5mだけを狙っていました。
しかし彼らが釣っていたのは、ディープから緩やかに上がっていく、一見するとブレイクとは分からないようなエリアだったのではないか?・・・と思い至りました。
思い起こしてみると。
南エリアの4mフラットの、やや岸側のライン。
チャンネルから、赤野井の3mフラットに向かうライン。
下物浚渫やディープホールのすぐ横の3~4mライン。
ガチなディープエリア(≒越冬エリア)に隣接した、やや広さのあるミドルレンジに、ガイドさん達はポジショニングしていました。
明確に良好なウィードなんてあるわけないこの時期。
そうした緩やかな地形変化を大まかに捉えた、ピンではなく「やや広いエリア」の釣りをしていたのではないでしょうか?
仮説に過ぎませんが、次回同じシチュエーションに出会ったならば、答え合わせを試みたいと思います。
ともかく、後半は苦い思いをしましたが、また新しい発見に出会えた釣行となりました。
そしてラッキーなロクマルのプレゼント・・・。
しっかりと飴とムチを使い分ける琵琶湖(笑)に、今日も感謝です。

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