12Apr
今春の琵琶湖は難しいコンディションが続いており、思うような釣果がなかなか出せません。
人間、上手く行かないときほど色々と考えるものですが・・・今とりとめもなく思っている事を、備忘録がてら書き留めておきたいと思います。(退屈注意)
●選択と集中(釣りのメリハリ)
釣りのペースに関して、プロガイドとか上手い人を見ていると、ポイントの移動が本当に早い。
でも良く見ていると、まだここにいるの!?っていうくらい粘っている時もあります。
次々とランガンしてウィードや水質・ベイトやバスの反応を見る「サーチの釣り」をしている時と、今日はここだ!と確信の持てる場所で食わせにかかる「獲りに行く釣り」。
自分の場合、あそこはどうかな?ここはどうかな?と色々な場所が気になって、ランガンというよりとりとめもなく、釣れた場所の思い出巡りをしてしまう。
つまり、なぜそこを選択し、そこの様子がどうだったから、次にどこを選ぶかという展開が出来ていません。
しかも、ここは釣れるだろう!と確信を持てたポイントでも、延々と好きなクランクばかり投げてしまい、要所でスローダウンゲームを入れられていません。
特に自分なんかは毎日湖上にでているプロガイドと違い、湖の様子を頻繁にウォッチしているわけでは無いのですから、まず釣り場の「今」をスピーディに探るという作業が必須になるはずで、もっと緩急をつけた釣りを展開したいところです。
●無駄を切り捨てる(丁寧に、素早く)
この辺りが難しい所なのですが、やるからには最高のアプローチで臨まなければ、魚がいないのか、それとも食わないだけなのか、バスからの答えを解釈できません。
だから、いい加減なチェックをするぐらいなら、やらない方がマシと言っても過言では無いのではないでしょうか。
すると今度は、サーチに時間が掛かってしまう、というジレンマに襲われます。
それを緩和する対策は、とにかく無駄を削ることかなと思います。
●ミドルレンジに注意を払う
今朝は冷え込んだからディープだとか、午後で暖まったからシャローだとか考えて動くわけですが、自分の考え方は極端過ぎだったかもしれません。
すなわち、ディープと言えばチャンネル絡みだったり浚渫、シャローなら岸際のカバーといった具合に。
その両極端の間には滅茶苦茶広大なミドルレンジがあるわけで、それがどれだけディープあるいはシャロー寄りのミドルか?といった事が大切になってくるはずだと思うのです。
例えばパラ葦が水中に消えて、ミドルともシャローとも言い難いような微妙~なところとか、そういう分かり辛い移行帯みたいな部分も、頭の片隅に置いておけるようになりたいです。
●バイブレーションプラグを使い込む
ウィードフラットのバイブレーションパターン、と言えば琵琶湖の王道だと思いますが、自分はこれでほとんど魚を釣ったことがありません。
これは前述したミドルレンジの苦手意識の結果で、シャロークランクを巻けるポイントか、ディープクランクを巻けるエリアのどちらかを選択している事が多いという状態を反映しているのだと思います。
バイブレーションを積極的に使って、それがカバーする2m前後のレンジの攻略を増やすように心掛けたいです。
●レンジに敏感になる
同じ場所でクランクを巻いて、自分はノーフィッシュ、隣の船は爆釣という悔しい経験をしました。
自分が使っていたのはファットペッパー(3.5mダイブ)。向こうはファットペッパー3。
カラーなど他の要素の可能性もありますが、ここまで差がつくのはレンジの差だったのではと思っています。
というのはウィード上面が2.5mくらいで、自分は頻繁にウィードを外すためにロッドを捌いていたのですが、隣の人は普通に巻き切っている感じだったのです。
ウィードに当てて浮かす、というのは南湖のクランキングでは基本的だと思うのですが、それ一辺倒でも駄目ですよね、やっぱり。
いつでも正しい絶対的な正解は無いはずなので、その日その時に合うアクション、レンジを色々と変えて探っていかなくてはと思いました。
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