アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

menu

◆ DeeeP STREAM ◆

アプロードGT-Rウルトラ のインプレッション

琵琶湖のシャロークランキング&浜名湖のストラクチャー攻めに使ってきた、サンヨーナイロンのAPPLAUD GT-R ULTRAのレビューを記しておきます。

Main1

●「フロロを遥かに凌ぐ耐摩耗性」???

このラインはナイロンでありながら、「フロロを遥かに凌ぐ」耐摩耗性が宣伝文句になっています。
自分が最もこのラインに期待した部分なのですが、しかし本当なのか・・・という事で実験してみました。

方法は単純で、両手でラインを持ってコンクリートの角に強くこすり付け、何往復して切れるか?を実験してみました。
(以下の回数は、5回の平均値です)

・GT-Rウルトラ20lb → 8.0回
・スーパーハードアップグレード(フロロ)20lb → 8.8回
・BAWOスーパーハードプレミアムプラス(ナイロン)20lb → 4.4回

かなりアナログな実験方法ですが、体感的にはフロロに迫る耐摩耗性を実感する結果になりました。
さすがにフロロを遥かに凌ぐ、って事は無さそうですが、少なくとも他のナイロンとの差は圧倒的でした。


実釣での傷の入り方を見ても、一般的なナイロンラインの様に傷から裂けるように切れていくことが無く、フロロのように表面がケバ立つ感じでした。
というわけで、「フロロに近い耐摩耗性」はある様に思われました。

●伸びとしなやかさは普通のナイロン

次に伸びとしなやかさについてですが、これはどちらもフツーのナイロンのように伸び、かつしなやかな感じです。
このため20lbでさえ感度は全然良くないですが、ノリは良くバラシにくいです。
また、太号柄(20lb)でもキャストしやすく、3/8ozクラスのシャロークランクでもストレスは感じません。
最近はむしろ低伸度ナイロンが主流のような気もしますが、そういう意味ではオールドスタイルなナイロン感覚で使えます。●カラーはダークグリーン??
 
そして最後にカラーですが、メーカーさんでは「ダークグリーン」と表現されています。
しかし・・・自分の目には、グレーにしか見えません(汗)。

Main2

それも透明感が全くないマットな感じの灰色で、こうした色設定のラインは初めて見ました。
ラインの色にはほとんど拘りを持っていない自分ですら、魚から丸見えなのでは・・・と、ちょっと不安になるくらいです。

▼やや硬めのロッドを組み合わせた、カバーでの巻き物に向くかも

というわけで、自分は以下のタックルセッティングで使ってきました。

ROD:アディクトC66MG(ダイコー)
REEL:13メタニウムHG(シマノ)
LINE:アプロードGT-Rウルトラ

やや強めのグラスコンポジットロッドとの組み合わせで、ノリの良さは十ニ分なくらいでした。しかし伸びが大きい分遠くだとアワセが効きにくく、かつ感度が超鈍いため、バイトなのか根がかりなのか良く分かりません。
クランクならともかく、バイブレーション位だとブルブル感が良く分からないくらいです。

というわけで、このラインを使うならもっと硬いロッドを組み合わせた方が良いと感じました。
自分の場合は現在のロッドを使い続けたいため、今度はもっと低伸度で強いナイロンを試してみようと考えていますが。。。

ともあれ、

宣伝文句は大袈裟ではあっても偽りでは無いかな・・・と思える位な、なかなかに強いラインでした。

 

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク

おすすめ記事

  1. :[最初に] DeeeP STREAMについて

Translate:

カテゴリー

スポンサーリンク

Twitter でフォロー

カレンダー

2014年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ