16Feb
先日の2015ジャパンフィッシングショー(横浜)で、個人的に注目度ナンバーワンだったアイテムが、これ↓
カルティバさんの新しいトレブルフック、「STY-35MF」。
まずパっと見でまあまあド肝を抜かれるのですが、トレブルフックの角度が不均等になっています。
具体的に言うと、上から見ると1辺だけ広く(150°)なっています。
プラグ好きの人なら、あっ、と思うかもしれません。
(つまりワイドゲイプ化と似た効果というわけですね)
さらに面白いのはフックポイントの向きで、写真では分かりにくいのですがかなり内向きにセッティングしてあります。
がまかつのトレブル21や、リューギのピアストレブルみたいな形状で、貫通力の向上を狙ったセッティングかと思います。
ただ、この手の内向き形状は必然的にゲイブ幅が狭くなってしまいます。
それを補うためにフックサイズ自体を1番手上げる・・・と言った工夫をしたりするのですが、そうすると重量が増えて、特にサスペンドルアーなどでは困る事もあるんですよね・・・。
と言ったマニアックな話をメーカーの方にすると、「そのために超ショートシャンクにして、同番手のフックよりも軽くしてあります」との事。
はい、脱帽いたしました・・・。
さらにリューギのTCコートみたいな?表面がツルツルになって摩擦抵抗が減るというコーティングも施されているようです。
残念ながらソルトには対応していないようですが、個人的には期待度MAX。
ワイヤーの線径はST-36程度で、カルティバさん伝統の(?)折れるより曲がる系の柔らかめの焼き入れだそうです。
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