アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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ついに触った!レジットデザイン・WILD SIDEはテクナなのか!?

名古屋キープキャスト2015にて、期待のNEWロッド、LEGIT DESIGN・ワイルドサイドシリーズの実物に触れる事が出来ました。

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以前のエントリでも書きましたが、fenwickのテクナシリーズにも採用されているアラミド繊維を使用しながらも、3万円を切る驚異の低価格を実現したロッドです。

→ 【LEGIT DESIGNの 「WILD SIDE」が低価格過ぎて衝撃

それに先立って、鬼形さん&平村さんのロッドセミナーも聴いてきたのですが、強調されていたのは「トルク」、そして「曲がる事」でした。

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琵琶湖プロガイドとしての平村さんの至上命題は、いかに55以上のモンスタークラスをゲストに獲ってもらうか?だそうです。
そのために強調されていたのが、ロッドの「トルク」。

硬くてパワー表記の強い竿を使えば良いというのでは無く、むしろ逆に「曲がる」事がその秘訣だとの事でした。
曲がったところからロッドが復元する力が、リフティングパワーの源なのだと。

この辺り、自分もスーパーコブラを使って体験した感覚に共通する話なのかなと、興味深く聴かせてもらいました。

→ 【琵琶湖用トップ&ジャークベイトロッド再考② 「強さ」と「硬さ」の違い編

おそらく、テクナを愛用されている方なら頷いてもらえるのではと思います。

ご存知の方も多いかもしれませんが、両氏はティムコでまさにそのテクナシリーズを手掛けていた方々なので、その設計思想に共通の理念が貫かれているであろうことは容易に想像できます。

ここでユーザーとして気になるのはズバリ、

ワイルドサイドは、「お手頃価格のテクナ」なのか?

・・・という事なのではないかと思います。

というわけで気になるアレコレについて、何度もしつこーく聞いてきましたので(苦笑)シェア致します。
(丁寧に対応頂いたスタッフの皆様に感謝です)

※ただし、以下の情報は自分が理解できた&覚えている範囲の内容になりますので、誤解が含まれている可能性がありますのでお気を付けください。間違いがあればご指摘頂けると幸いです。

さてまずブランクですが、ティップからバットまでアラミド繊維のシートで補強されており、テクナとの基本的な製法上の相違は無さそうです。

ちなみに、アラミド繊維は最外層に巻く補強材(シマノで言えばハイパワーXにあたる?)として存在するだけでなく、中のブランクスを巻く際にも混ぜられているとの事でした。

尚、カーボンテープを最外層にX巻きする手法に対するアラミド補強の利点は、無段階に全方向への補強が効く点にある・・・という見解なのだそうです。

またテーパーが面白くて、小さい負荷でもティップが入るのですが、どんどん力を加えていくとベリー、バットと次第に大きく曲がり込んでいき、ファースト→レギュラーへと連続的に可変していくような面白いテーパーでした。

触ったこと無いのですが、ノースフォークコンポジットの「プログレッシブ・テーパー」もこんな感じなのかなぁ・・・とか思ったり。

レジットデザインのHPにテーパーの説明が無いのは何故ですか?と尋ねたところ、「書くとしたらみんなミディアムファーストとかになっちゃうので・・・」との事でした。
なるほど納得です。

というわけで本当の所は使ってみるまで分かりませんが、聞いた限りではテクナと同様のトルクが期待出来そうな印象でした。

それからロッドを振った感じですが、テクナGPシリーズよりもシャキっとシャープな印象を受けました。
小口径ガイドの影響なのか、レジン量の問題なのか、メインブランクの素材特性なのかは良く分かりませんが・・・PMXまではいかないけれど、スーパーテクナくらい?なイメージ。

あと、ロッドの表面塗装は薄目でブランク全体に施されている感じでした。
(個人的には無塗装が好きですが)

最後にロッドの軽さですが、ブランクス自体に肉厚な重厚感があるせいか、はたまたステンレスガイド採用の影響か、今日の基準では軽い方ではないと思います。

具体的に言ってしまうと、テクナPMXやシマノ/ジャッカルのポイズンシリーズとかよりは重く感じましたし、テクナGPシリーズよりは若干軽く感じました。
(もちろんモデルにもよりますが)

・・・さて、そんなこんなでWILDSIDEシリーズ、社名の「レジット」に違わぬホンモノ感みなぎるロッドでした。
宣言しますが、まず1本は絶対買いますw。

ロッドはリールをつけたり、ラインを通して曲げたり、実際にキャストしたりファイトする事でだいぶ印象が変わるものだと思いますので、まだまだ真価については未知数と言わざるを得ませんが・・・少なくとも大きな期待を抱かせてくれる存在ではありました。

長くなりましたので、モデル別の具体的な感想はまた別の機会にUPしたいと思います。

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