アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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「硬いのに曲がる」不思議系ロッド、ワイルドサイドWSC72MH実釣レビュー

今年大注目の新ロッドブランド、レジットデザインのワイルドサイドシリーズ。

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キープキャスト名古屋にて触りまくり(笑)、購入を宣言しておりました。

ついに触った!レジットデザイン・WILD SIDEはテクナなのか!?

そしてこのたび、ついにWSC72MHの実物を入手する事が出来ましたので、実釣インプレッションをお届けします。

●そんなに重くない

フィッシングショーでメーカーの方が強調されていたのが、「軽さよりトルク」という点でした。
確かにブランクはしっかりと中身が詰まっている感じの重厚感があり、ガイドも小口径ながらステンレスですので、軽いロッドとは感じませんでした。

しかし今回、実物をリールに合わせてみた第一印象は、「そんなに重くない」でした。
もちろん軽量がウリのシリーズに比べれば重いのですが、琵琶湖でよく使われるトルク型のヘビーロッド(サイドワインダーとかツララとか)ほどではありません。

腕力の無いモヤシっ子体系のKenDでも、これくらいなら使えそうと感じました。

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●意外と硬い?

ワイルドサイドシリーズは、ブランクにアラミド繊維で補強を施してあります。
アラミドと言えば・・・そう、テクナシリーズですね。

という訳で自分の脳内イメージでは、テクナGPのようなちょっとしなやかというかダルい感じのロッドを想像していたのですが、思ったよりも張りがあって硬く感じました。
ポイズングロリアス&アドレナシリーズの同スペックよりは、だいぶシャキっとしたイメージです。

ワイルドサイド(LEGIT DESIGN)、注目した5本

これは製品版での実釣でも同様の印象で、意外と高弾性な感じだなと。
ティップが入る系か、それとも棒ロッド系かと言えば前者だと思いますが、これまで自分の使ってきたヌーボビゴーレGNVIC-70Hよりも、ややティップが硬く感じるくらいです。

(とは言え、いわゆるパンパンの高弾性ロッドでは無いです。あくまで自分の先入観と比べて・・・の話です)

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(バット部は小口径のダブルフットガイド)

●パシっとウィードが切れる

私はジグ&テキサスの釣りの経験値が少ないので、「評価」するのは憚られますが・・・1つ感じたのは、ウィードが切りやすい。

ウィードに掛けて外す際、ロッドを大きく煽ってバシンバシンやらなくても、パシッ!とワンアクションで小気味良く外れてくれます。
この辺りがティップの張りの恩恵なのでしょうか。

また、センコー/デスアダースティックノーシンカーや1/8~1/4ozのライトテキサスで使いましたが、ロッドが硬過ぎてノー感じ、という事もありませんでした。
(ただ、琵琶湖用に大きめのワームを使っての感想ですので、自重の無いワームだとティップが勝ちすぎてしまうかもしれません。)

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(ベリー部はシングルフットのKガイド)

●72の長さはストロークに貢献

最近の流れとしてロングロッド化が著しいと感じているのですが、個人的には違和感がありました。
軒並み7ftオーバーが多いけれど、そんなに長いロッド、必要なのだろうか・・・?と。

で、今回使ってみて感じた利点は、「ストロークが長く取れる」という点でした。
ボトムからリグをリフトし始めて、ウィードを乗り越えさせる際、ロッドが長いと1ストロークのロッドワークで済ます事が出来ます。

で、ウィードから外してフォールさせる際も、ロッドを倒すだけで(リールからラインを出さなくても)充分なラインスラックが作れます。
なるほど確かに、ロングロッドのメリットはあるかも・・・と勉強させてもらいました。

(逆に言えば、ウィードが無いなどストロークが必要なければ、やはり短い方が良いような気もします)

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(トップガイドはFガイド。ちなみに全てステンレスらしいです)

●曲げるほどに漲るトルク

そしてリフティングパワーですが、これは期待通りの猛烈なトルクでした。
とりあえず55クラスを掛けた範囲では、まだまだ曲がりシロに余裕が残っている感じで、今年のヘビーなシャローウィードの中から楽々とバスが浮いてきました。
おそらく4kgクラスでも充分に渡り合えるのではないでしょうか。

【50アップ連打!釣り人の出す「殺気」の正体とは?

また、操作感は硬いのですが、決して曲がらないロッドではありません。
と言うか、むしろかなり曲がります。

リグの操作時はファストテーパーに感じるのですが、魚が掛かると負荷に応じてティップから徐々に曲がり込んでいき、ミディアムファースト~レギュラーに近いくらいまで結構深く入っていきます。

以前カレイドTKLC-66MXスーパーコブラを使った際に、ロッドのトルクを出すには「良く曲がる」事が重要なのでは?と感じたことがあったのですが、今回のフィーリングでますますその思いを強くしました。

琵琶湖用トップ&ジャークベイトロッド再考② 「強さ」と「硬さ」の違い編

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(バットエンドはコルク?のラウンド形状。体に当てる際、痛くなくて快適です)

▼ウィードレイクのテキサスリグに

というわけで、リグをウィードに絡めて外すティップ、リフト&フォールに必要なストローク、ヘビーウィードからビッグワンを引きずり出すトルクと、琵琶湖でのテキサスゲームにとても使いやすい1本と感じました。

3/8oz前後のスイミングジグや、カバー撃ちにも向いているそうですので、これからさらに使い込んでいきたいと考えています。

それにしてもこのロッドがアンダー3万とは・・・良い時代になりましたね(^^)

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