10Oct

ベイトロッドの(新)スタンダードスペック、610M。
多くの製品で、66Mにソフトなティップを継ぎ足したようなデザインが多いように感じます。
しかしワイルドサイドの両者を触ってみたところ、意外な印象を受けましたので報告します。
●66Mと610M
先日、大津のブンブンさんにレジットデザインの「ワイルドサイド」が置いてあるのを発見しました。
私は現在、ワイルドサイドはWSC72MHと66MLを所有しています。
まだ2本しか使っていないのですが、だんだんとこのシリーズにハマりつつあります。
関連記事:【「硬いのに曲がる」不思議系ロッド、ワイルドサイドWSC72MH実釣レビュー】
少し気になっていた66Mと610Mを触って来たのですが、少し意外な印象を受けたのでご報告します。
●610Mの方が、パラボリックでしなやか
最近、ベイトロッドの標準的スペックが「610M」になってきたような気がするこの頃。
かつてのスタンダード(?)、「66M」と比べると、ソフトなティップを継ぎ足して、よりファスト気味のテーパーに振った製品が多いような感じがします。
ワイルドサイドもそんな感じなのかな?と思って触ってみたところ、だいぶ印象が違いました。
あくまでも「釣具屋さんで曲げてみた範囲」での感じ方でしかありませんが、とりあえず610Mの方がしなやかな印象です。
(ラインを通して曲げてみると、イメージが変わるかもしれませんが)
ここまでは想定内なのですが、610Mの方がパラボリックなテーパーに感じました。
カタログ上は両方とも『ミディアムファースト』なのですが、610Mはレギュラーくらいに感じました。
逆に、66Mはファーストテーパーと表現しても良いくらいの感じで、ブランクの弾性も何だか高いような???
カタログスペックはほぼ同じの2本ですが、キャラクターはかなり違う模様です。
●どこかで触ったことがあるような・・・
この610M、以前どこかで触ったことがあるような気がしていたのですが、ある時ハタと思いだしました。
「あ、テクナGPの69CMだ・・・」
以前試投させてもらったバーサタイルロッドの名竿、「TAV-GP69CMJ」にフィーリングが酷似していると感じたのです。
TAV-GP69CMJと言えば、ライトテキサスからセンコーノーシンカー、ジャークベイトや小型スピナーベイトなど、「何でも来い」の1本として有名です。
しなやかでマイルドなテーパーが特徴的で、私も(安かったら)欲しいと思っていた1本でした。
それがワイルドサイドなら、アンダー3万円で手に入る・・・。
むむむ、誘惑を感じますね(苦笑)。
●66Mは意外と硬い?
それに対して66Mは、ピシッと張りのある印象を受けます。
フィッシングショーでプロトを触った時よりはマイルドになっている気もしますが・・・、イメージ的にはフットボールジグに良さそうな感じです。
ルドラクラスのビッグミノーのジャーキングにも使えそうですが、私のガラスの手首だと、ちょっと硬過ぎるかなという気もします。
(ちなみに610Mだとジャークには少し長いので、ワンテンなどの1/2ozクラスまでなら66MLが最適だと思います)
関連記事:【これ1本で中量級プラグをカバー!のワイルドサイドWSC66ML】
個人的には610Mのフィーリングの方が好きですが、ボトム系の釣りをカチっとやりたい方には66Mが向くのではないでしょうか。
(逆に、プラグや巻く釣りなら610Mが良い気がします)
以上、触るとまた欲しくなる、悪い癖のKenDでした・・・。
※追記UPしました!
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2016年 3月 19日
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