アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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12アンタレスは必要なのか!?13メタニウムとの比較インプレッション②・遠投性能編

さて、の続きです。

前回記事にて、12アンタレス最大の特徴&メリットは、高いボディ剛性がもたらす巻き上げトルクにあると考えている事を書きました。

ではアンタレス最大のウリである「ロングキャスト性能」はどうなのか?について考えてみたいと思います。

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●メタニウムの方が飛ぶ!?

10年ほど前、野池オカッパリバサーだった私のメインリールは05メタニウムでした。
そんな折、バイト代を貯めてついに買った初代アンタレスを試投して愕然とした経験があります。

メタニウムの方が、飛ぶ・・・。

何度投げてみても、結果は同じでした。
だったらアンタレスなんて高くてボディが光ってるだけじゃないか!と、泣く泣く売却した苦い思い出です。

そんな事信じられない!という方のためにタネ明かしをすると・・・当時の自分が投げたルアーは1/4ozクラスのジャークベイト、ラインはナイロンの10lbでした。
詳しい方であれば失笑モノですね(笑)。

アンタレスシリーズは伝統的に37mm径の大径スプールを採用しています。
(アンタレスARは除く)

スプール径が大きい方ほど、ラインがコイル状になりにくく抵抗が減ります。
また、慣性力も大きくなる(いつまでも回り続けようとする)ため、「キャスト後半の伸び」が出る、という事のようです。

しかしスプール重量の増加と慣性力の大きさのトレードオフとして、スプール回転の立ち上がりは鈍くならざるを得ません。
早い話が、「軽いものは投げにくい」という事です。

個人的な感覚としては、ロングキャストのメリットを感じるには大体5/8oz以上が必要で、1/2ozでは34mm径のメタニウムにアドバンテージがあるように思います。

ルアー重量だけでなくラインも関係してきますが、巻き癖のつきやすい「太く・硬い」ラインほど大径スプールが有利になるはずで、例えば20lbフロロなら間違いなくアンタレスに軍配が上がるでしょう。

上記の特徴を考えると、私が試投した「1/4ozルアー+ナイロン10lb」という組み合わせは、アンタレスの長所を何も理解していないミスマッチなセッティングだったと言えます。
(恥ずかしい思い出ですw)

では、12アンタレスの実釣での飛距離はどうでしょうか?

正確な計測結果ではありませんが、ストライクマスター77+FCスナイパー(フロロ)14lb+3/4oz~1ozディープクランク(ファットペッパー~マッドペッパーマグナム等)で投げてみた結果としては、明らかにアンタレスの方が遠投できます。

風の影響もあるので一概には言えませんが、平均して+5m強程度、ハンドル回転10回分位は飛んでいる感覚です。
(1回転65cmのノーマルギアで、投げた分のライン量減少を考慮して1回転50㎝程度×10回=5m強)

飛距離自体が大体55~60m前後と推定していますので、割合にして約10%程度の飛距離アップという事になります。

ただ、これを大きいとするか小さいとするかはアングラー次第だと思います。
オカッパリでポイントまであと5m!が届くか否かは絶対的な違いがあると思いますが、ボートだとそれほどの差は生まれないかもしれません。

しかし私個人としては、ボーターですがこの+10%を結構重く見ています。
というのはディープクランク好きなので、潜行深度を稼げるメリットを重視するためです。

ただし13メタニウムの遠投性能も相当に秀逸なので、そこまでの性能が必要なのか否かはよく考えるべきかと思います。

へ続く・・・

 

 
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