19Aug
オフショアキャスティングと言えば、巨大プラグをフルキャスト!するイメージでしょうか。
しかし、実はライトラインのスモールプラッギングが、絶大な威力を発揮することも・・・
そんなフィネスキャスティングに最適な、ジャイアントキリングGKC-70Lを紹介します。
●ジャイアントキリングGKC-70L
メジャークラフトからリリースされている人気オフショアロッドシリーズ、ジャイアントキリング。
キャスティング用ラインナップのライトモデルとして、GKC-70Lというロッドが設定されています。
<スペック>
・長さ:7’0”
・適合ルアーウェイト:10-45g
・適合ライン:PE1-2号
・Action:Regular Fast
・・・といった感じで、オフショア・キャスティングロッドとしてはかなり柔らかい部類になります。
●14~30g程度の小型ルアーに最適
このGKC-70L、1/2oz~1ozクラスの小型ルアーの使い勝手が非常に良好です。
具体的に言うと、15cm位までのサーフで使う様なミノー類やバイブレーション、またはピンテールなどのヘビー系小型ミノー、スモールジグなどにピッタリ。
これをPE1.5号-30lbとフロロリーダー30lbで遠投する使い方が、非常に気に入っています。
関連記事:【myベストPEライン、「G-soul X8 アップグレード」に新ラインナップ登場】
ブランクは低弾性カーボンっぽい適度なダルさがあり、リトリーブ時のしなり加減もなかなか良い具合で、ノリも悪くないと思います。
この辺り、シャープな操作感のグラップラー(シマノ)とは対照的な印象ですが、むしろオフショアロッドとしては普通と言えるかもしれません。
プラグをストレートリトリーブする使い方には、こちらの方が向いているのではないでしょうか。
(45gのローデッドF140(マリア)をロッドワークでダイブさせるのは、さすがにタルかったですが・・・)
関連記事:【グラップラーS73ML インプレッション】
オフショアキャスティングというと、50g以上のデカいペンシルを大遠投して・・・というイメージが強いかと思います。
しかし意外にも?こうしたオカッパリで使う様なサイズのプラグ類が威力を発揮する経験を多々しています。
勝手に「フィネスキャスティング」などと呼んで溺愛しているのですが、特にサワラへの効果は抜群のように感じます。
●価格も手頃で、折損もなし。トルクはさすがに・・・
特筆すべきはその価格で、実売価格は1万円強。
メジャークラフトさんらしい、戦略的な価格です。
メジャークラフトの竿は折れやすい、などという話も聞きますが、弾性の低いブランク素材のおかげか、このロッドは3年使用してまだ折れていません。
ちなみにジャイアントキリングのタイラバシリーズのロッドは折った事があるので、スペックごとに耐久性はだいぶ違うのかもしれません。
また、低弾性ブランク(表面塗装有)+ステンレスダブルフットKガイドのオフショアキャスティングロッドなので、凄く軽いとは言えません。
しかしそもそものパワー設定が低い事と、短めのレングスによって操作感はまずまず軽快に感じます。
トルク的には、サワラくらいまでならまずまずでしたが、ワラサだとのされる感満点でした。
ワラサ以上を想定するなら、ロッドパワーでリフトする事は期待しない方が良さそうです。
▼安くて頑丈。気兼ねなく使える実用ロッド
そんな訳で、小型ルアーをキャスト&リトリーブできる、安くて丈夫な実用ロッドとして重宝しています。
メインタックルを他に持っていて、サブでもう少し小さいルアーも使いたい・・・と考えた際のセカンドロッドとして、非常にお勧めです。
フィネスキャスティング未経験の方には、ぜひ試してみて頂きたいと思います。
(ちなみにリールは、シマノの4000番クラスぐらいが合うと思います)
関連記事:【バスからシイラ、カツオまで!?ツインパワーの新番手、「3000HGM」とは】
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2017年 12月 22日
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