6Sep
いよいよ来週末に迫った、浜名湖オープントーナメント第3戦。
真夏の酷暑から、豪雨で急速に落ちた水温、そして濁り。
激変するコンディションを制するキーは、どこにあるのでしょうか?
●HOT第3戦。鍵を握るのは「シーバス」
さて、いよいよHOT第3戦まで1週間となりました。
今回は、夏からの浜名湖の状況の移り変わりと、第3戦の分析をしてみたいと思います。
まず、浜名湖オープントーナメント公式ホームページのリザルトから、過去3年間の傾向を振り返ってみます。
HOTはシーバス・クロダイ・キビレ・マゴチ・ヒラメの5魚種のウェイインが可能なのですが、
第3戦の表彰台は、ほぼ全てがシーバスで独占されています。
2014年のみ、キビレの達人が5位にランクイン。
しかしその他の表彰台は全てがシーバスで、率にすれば実に93.3%。
全体としてもシーバス56本に対しクロダイ・キビレは6枚、マゴチは12本と圧倒しています。(2014年)
第3戦の鍵を握るのが「シーバス」である可能性は、非常に高いと言えます。
加えて、今回はシーバスが釣れやすいとされる「大潮の下げ」にトーナメントタイムが設定されています。
そんなわけで、ビッグウェイトでの乱打戦が期待される一戦になりそうです。
●酷暑の2015年・夏。クロダイポッパー絶好調
それでは、ここまでのシーズンの流れを振り返ってみます。
今年の夏は本当に、酷い猛暑でした。
7月後半~八月中旬にかけては、連日35℃近い晴天が続き、何と奥浜名湖では水温33℃台のエリアも。
それにも関わらずクロダイ&キビレポッパーは絶好調で、様々なエリアで良い釣りが出来ました。
関連記事:【1軍クロダイポッパーを、一気に比較インプレッションしてみる】
しかし肝心のシーバスは極めて難しく、やっと釣れてもセイゴクラスといった状態でした。
本当にシーバス戦になるのか?このままキビレが釣れ続けてしまうのではないか?
疑心暗鬼に駆られる日々が続きました。
●連日の大雨で一気に進む季節
しかしお盆の頃から、状況はまさしく一変します。
台風、そして停滞する秋雨前線の影響で続く雨。
これが例年に無い大量の雨で、豪雨の上に梅雨のように連日降り続くという異常事態。
大量の濁りと共に、水温は25~26℃台へと一気に下降します。
それにつられるように、クロダイ&キビレの釣果には陰りが。
エリアを変えればまだ反応は得られるものの、明らかにパワーダウン。
秋に向けての動きが鮮明になってきました。
そしてそれに合わせて、少しづつシーバスの気配が上昇。
全体としてはまだまだ厳しいものの、40~50㎝のレギュラーサイズはそれなりにキャッチできるようになってきました。
そして中にはクオリティフィッシュも・・・
おそらくこのクラスがキッカーとなるはずで、これを本番中にキャッチできるかが勝負の行方を決めるように思います。
▼シーズン制覇の登竜門、実力が試されるシーバス戦
この2015シーズンですが、第1戦:優勝、第2戦:4位表彰台と、奇跡のようなリザルトに恵まれてきました。
関連記事:【奇跡の初優勝!2015浜名湖オープントーナメント開幕戦】
何とシリーズポイント1位で前半戦を折り返すという、自分でもわけが分からない状態になっています・・・
関連記事:【ノーフィッシュからの・・・ポッパーで表彰台! 浜名湖オープントーナメント第2戦】
しかしこれまでの2戦は、クロダイ・キビレ、あるいはマゴチ戦の要素の強い大会でした。
けれども秋の後半戦は、レコードウェイトを叩き出す実力を持つ浜名湖のメインターゲット・・・「シーバス」戦です。
このビッグシーバス攻略こそが、浜名湖オープントーナメントを制するための登竜門と言えるはず。
トーナメントは、単発の試合では運の要素も大きく影響します。
その意味で、真の実力を試されるのはまさにこれから・・・すでに胃に穴が開きそうです(笑)。
何はともあれ、勝っても負けても悔いの残らない、フェアな試合をやり切りたいと思います。
それでは参加者の皆様、よろしくお願いします!
※更新情報と時事ニュースをお届けしますので、ぜひFacebookページへのいいね!& twitterのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。