12Jan
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お買い得プライスが魅力的な「アグレストPEスペシャル」。
これでベイトPEスタイル完成!と思いきや、軽量ルアーが全然飛ばない・・・!?
ベイトリールの適性を見抜く、3つのコツをシェアします。
お手頃価格のPEスペシャル
さて前回、PE2号でも糸噛みしにくい「クロスラップ」のベイトリール、ジリオンPEスペシャルに注目しました。
しかし値段が高くて・・・と悩んでいたところ、お手頃価格のPE対応ベイトを発見しました。
それが・・・「アグレストPEスペシャル」です。
軽量ルアーが飛ばない!?
大幅にお買い得なこのアグレストPE、ジリオンPE同様のハイスピードレベルワインドなど、PE対策機能はしっかりと装備されています。
という訳で、2号を巻いてもトラブル発生頻度は実用レベル内。
これでベイトPEのセッティングは決まりだ!・・・と喜んだのは束の間でした・・・。
当時の私がベイトPEでやりたかった釣りは、「1/4~3/8ozクラスの軽量ルアーをヘビーカバーに正確に撃ち込み、強引に引きずり出す」というものでした。
軽量ルアーのキャスタビリティは、スプール総重量(スプール+ラインの重さ)に大きく依存します。
フロロの比重1.78に比べ、PEの比重は0.98・・・しかもフロロより細くて済むとなれば、ラインの重量は圧倒的に軽いはずです。
しかもフロロ14lb以上ともなれば、どうしてもラインが硬くなってしまい軽量ルアーが飛ばしにくくなります。
しかしPE2号は30lbも強度があっても、糸質は極めてしなやか。
この2つの条件が揃って、ライトプラグが飛ばないわけがないと思っていました。
ところが1/4ozクラスのルアーを試投したところ全然飛ばず、そんなはずはないと色々ブレーキを調整したりして、日が暮れるまで様々なルアーにチェンジして投げ続けた結果・・・ようやく私は、1つの事実を認めざるを得ませんでした。
「このセッティング、全然軽量ルアーに向いてない」
スプール重量と「径」
眠れぬ夜を過ごしつつ、なぜライトルアーの飛距離が伸びなかったのかずっと考え続けました。
そして辿り着いた一つ目の結論は・・・「スプール重量」でした。
ベアリング込みのため参考値ですが、純正アルミスプールの重さは何と19g近く!!
現代のバス用ベイトとしては、かなり重い部類に入ると思います。
(ちなみにブレーキユニット込の05メタニウムで12g強です・・・)
1/4どころか3/8ozクラスも満足な距離が出ないと感じましたが、納得・・・というか当然ですね。
事前に調べておけば良かったものを、これは本当に単純な見落としでした(泣)。
しかし理由はまだありました。
それは、スプールの「径」・・・。
アグレストPEは36mmの大径スプールを採用しています。
スプールは径が大きくなるほど、初期回転が重くなる傾向にあります。
(黄色の半径が長くなるほど外周は大きくなり、動き出すのに大きな力が要るためです↓)
逆に一旦回り始めれば回転し続ける力が大きいため、重量ルアーのロングキャストには有利らしいのですが・・・ルアーが軽い場合、キャスト初期にスプール回転が上がらず失速してしまいます。
ベイトフィネス用リールに32mm程度の小径スプールが組まれているのは、そうした理由があるのだそうです。
「スプール径」、「重量」、「ラインキャパシティ」で読むベイトリールの適性
というわけでアグレストPE+PE2号で、パワーベイトフィネスを実現する私の計画は脆くも崩れ去りました(泣)。
ただし念のために書き添えておくと、アグレストPEが悪いリールだという訳ではありません。
大径+重量スプールのセッティングは、軽量ルアー向きではないというだけだと思います。
ですから3/4oz以上のキャスティングや、またはライトジギングなどではきっと実力を発揮してくれるものと思います。
ともかくこの時痛い目に遭って学んだのは、ベイトリールは「スプール径」、「スプール重量」、そして「ラインキャパシティ」の3つをチェックすれば、向いているルアー重量が大体分かるという事でした。
(ラインキャパシティは、そのままラインの重量につながるからです。詳しくは↓参照)
というわけで次回は、これまでの失敗を踏まえて選択した「T3 SV」について書いてみたいと思います。。。
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コメント
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