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【永久保存版】スプール重量一覧表と、ベイトリールセッティングの秘訣

T3 MXのアキレス腱・・・それは、純正スプールの重さです。
という訳で、スプール重量の比較一覧と、キャスタビリティを上げるためのセッティングの秘訣をご紹介します。
はっきり言って今回の内容、永久保存版かもしれません・・・(?)

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関連記事:【シマノ派の私も使って納得!T3 MXレビュー①

■かなり重いアルミスプール

さて、T3 MX最大のアキレス腱が、かな~り重い純正のアルミスプール。
計測すると・・・何と18.1g!(ベアリング2個分込。)
ベアリングをざっと1個1gとして、回転部分だけの重量としても16.1g・・・。

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しかもラインキャパが16lb-100mとしっかりあります。
ですから普通にラインを巻いたら、正直言ってこれは滅茶苦茶重い!
フロロ16lbだと、1/2ozでもまだスプールを回し切れない印象。
充分な初速を得るには、個人的には最低でも3/4ozクラスが欲しいと感じました・・・。

で、ここで比較のために他のリールのスプールの重量も載せておきます。
(カタログ値と、デジタル精密秤で計った実測値が混在しています。個体差等あるかもしれません)
※比較する場合は、太字になっている「回転部分」の重量を見て下さい。

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<スプール重量一覧表>

●09アルデバランmg (32mm径スプール)
・純正 → 11.1g(ブレーキユニット込):10.0g(ブレーキユニット無し)
・夢屋ベイトフィネススプール → 8.7g(ブレーキユニット込):7.6g(ブレーキユニット無し)

●REVO LTZ AE74-Racing (アブガルシア)(33mm径スプール)
・純正浅溝 → 8.1g(ベアリング無し)
・純正中溝 → 7.8g(ベアリング無し)

●13メタニウム (34mm径スプール)
・純正 → 12.6g(ブレーキユニット込):10.3g(ブレーキユニット無し)
・夢屋ベイトフィネススプール → 9.3g(ブレーキユニット込)

●05メタニウムXT (34mm径スプール)
・純正 → 12.1g(ブレーキユニット込):11.0g(ブレーキユニット無し)
・アベイル3.9mm溝ベイトフィネススプール → 8.9g(ブレーキユニット無し)
・アベイル2.5mm溝ベイトフィネススプール → 8.1g(ブレーキユニット無し)

●T3 MX(ダイワ) (34mm径スプール)
・純正 → 18.1g(ベアリング込):16.1g(ベアリング無し)
・SVスプール → 13.6g(ベアリング込):11.6g(ベアリング無し)

●12アンタレス (37mm径スプール)
・純正 → 15.0g(ブレーキユニット込):12.8g(ブレーキユニット無し)

●12カルカッタ201  (37mm径スプール)
・純正 → 16.5g(ベアリング込)

20150226_165324_2

■ベイトフィネス用なら9.0g以下。ブレーキ方式はマグネットが有利

上の一覧を見てみますと、当たり前ですがベイトフィネス系はとても軽い事が分かります。
夢屋のベイトフィネススプールなど、大体9g位からベイトフィネス用途に使えると思って良さそうです。

product1 (1)

ただ、シマノ系はブレーキユニット(SVS)の重さが含まれてしまいますので、回転部分の重量を抑えるにはマグネットの方が有利です。
例えばレボ LTZ AE74-Racingはマグネット式なので、スプールそのものの重量はほとんど変わらないのですが、ブレーキユニットがスプールについていない分1gほど軽くなっています。
(ただ、個人的には遠心のフィーリングの方が好きですが・・・)

ltz_7_main_1

これは05メタニウムXTのアベイルスプールでも同様で、マグネットブレーキユニットにすれば素のスプール重量のままで使えます。
(SVSを移植して遠心で使う事も出来ます)

関連記事:【05メタニウム用Avail浅溝軽量スプール

■3/8oz中心なら13g以下。SVS∞は結構重い

で、3/8oz中心の中量級ルアー全般に使うのであれば、スプール重量は12~13gくらいが標準のようです。
ここで注目すべきは、少し古いですが05メタニウムXTの純正スプール12.1g!
実はアルデバランmgにあと1gと迫るほどに軽いのです・・・。

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逆に13メタニウムは12.6gと、若干重くなってしまっています。
これはなぜかと言うと、新しく搭載されたSVS∞のブレーキユニットが重いのです。
ブレーキ無しの素のスプール重量で見ると、13メタニウムの方が少し軽くなっていますので・・・。
(じゃあ普通のSVSで良かったのでは?・・・と、私も少し思っています・・・)

■最終的なキャスト性能を決めるのは、「ラインを含めたスプール総重量」

ただ、最終的に実際のキャスト性能を決めるのは、「ラインを含めたスプール総重量」です。
浅溝スプールが軽量ルアーのキャスティングに強いのは、巻くライン量が少ないためにこの総重量を軽く抑えられるからです。

この観点で05メタニウムを見てみると、純正で16lb-110m、13メタニウムは16lb-80m程度です。
少し余裕を持たせて16lbフロロを05メタニウムに100m、13メタニウムに75m巻いてみると、スプール総重量は何と30.1g : 26.1g
見事に13メタニウムが逆転勝利となります・・・。

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これはラインの重量が想像以上にとても重いからで、フロロ(FCスナイパー)だと大体16lb-50mで9g、14lb-50mで7g程もあります。
16lbを100m巻いたら、何と糸だけで18g・・・つまり、スプール本体重量のちょっとした差よりも、巻くラインの量が決定打になる事がここから分かります。

ちなみに私は、より軽量なルアーのキャストに対応させるために「極太PE下巻セッティング」をよくやります。
下巻きに極太PEを使うのが、スプール総重量を軽く抑える秘訣。
13メタニウムにフロロ14lb-50m+PE下巻で、スプール総重量22g!とかなりの効果があります。よろしければ↓を参考に・・・

関連記事:【ベイトリールの下巻きラインを極太PEにするメリット

ちなみに、軽量ルアーを投げ無い場合はスプール重量が重くてもいい(むしろ重い方が慣性がついて良い)と思います。
というわけでベイトリールのセッティングのコツは、ライン量・種類の調節で「そのルアーに最適なスプール総重量」に合わせる、という事が出来ると考えています。

■重量級ルアー用の大径スプールでも15~16g

次に12アンタレスや12カルカッタといった、スプール径37mmの大径リールだと15~16g程度のスプール重量となっています。
このクラスになると、快適にキャストできるのは1/2oz以上、ラインキャパの多いカルカッタなどでは出来れば3/4ozが欲しくなるところです。

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関連記事:【12アンタレスは必要なのか!?13メタニウムとの比較インプレッション②・遠投性能編
関連記事:【12カルカッタ201

・・・ということは、T3 MXのスプール重量は、34mm径スプールなのに重量級大径スプール並(泣)!
正直、これは頂けません・・・。

ということで次回は、T3 MXのアキレス腱であるスプール重量を克服するポイントについて書いてみたいと思います。

 

 

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