7May
衝撃の破壊力を見せた革新的ルアー、”ビズラ”。
その登場は、ソルトでのスピナーベイトの可能性に火をつけました。
今回はブレード絡みを防止する、必須のトラブルレス・チューンを紹介します。
最大の弱点、「ブレード絡み」
皆さんこんにちは、KenDです。
昨日は無限の可能性を秘めた「海のスピナーベイト」、ビズラの使い方を紹介しました。
1回目のプラで試した時には、未開拓エリアという事もあってもう入れ喰い。
タフな浜名湖で、久しぶりに初期のボトムワインドのような爆釣を味わう事が出来ました。
しかしそれにも関わらず、実は浜名湖オープントーナメント本番に持ち込むか否か、最後まで悩んでいました。
その理由は・・・「ブレード絡み」。
キャスト後にブレードが背中側に回り込んでしまい、絡んで泳がなくなるトラブルが頻発してしまったのです。
さんざん悩んだ結果、これをほぼ100%回避できるチューニング法を発見しましたのでシェアしてみたいと思います。
超カンタンな「スイベル固定法」
さて、まずなぜこのようなトラブルが起こってしまうのでしょうか?
原因は、丸で囲んだスイベル根元部分の可動性にあると考えました。
この部分が自由に動くために、ブレードが背中側に回り込む余地が発生しているのではないかと思ったわけです。
というわけで、この部分のスプリットリングを外し、3号のPEラインで直接結んでみました。
その上で45°くらいの角度で瞬間接着剤をたらし、アルテコを拭いて完全固定。
(ちなみにアルテコは、瞬間接着剤での加工をするには超便利。持っていて絶対損はしないと思います・・・)
こうすると接続部分は完全に動かない状態になるため、ブレード絡みのトラブルはほぼ全く起こらなくなります。
ちなみに固定の角度を90°近くに立てた方が、理論上根掛かりは減ると考えられます。
ただし立てすぎると泳ぎが破綻(曲がって泳ぐ)しやすくなるため、とりあえず45°程度にして使ってみました。
この辺りのセッティングは、煮詰めていけばもう少し変わる可能性があります。
ちなみに、接着剤が嫌な場合はゴム管などを使うのも一つの手だと思います。
ソルトで広がるスピナーベイトの可能性
そんなわけで、ビズラをトラブルレスにするチューニング法について紹介してみました。
ともかくこのビズラ、個人的に凄く大きな期待を寄せているルアーです。
何故かというと、以前からずっと、ソルトでのスピナーベイトの可能性を感じて来たからです。
実は昨年のHOT第3戦のプラの時、激濁りの中でスピナーベイトの手ごたえを感じていました。
ダブルウィローのハイピッチャーMAXで、結構な数のバイトを得ていたのです。
しかし残念ながら、フックアップに至ったケースは一度しかありませんでした。
フックが錆びてすぐダメになってしまう事もあり、ソルトでのシングルフックの限界を痛感。
交換可能でフッキング率の高い、「トレブルのフックのスピナーベイト」は無いものか・・・?と思っていました。
そこにちょうどビズラが登場してきたわけで、当然の如くリアクション・バイトしたわけです(笑)。
海でのブレードベイトと言うとスピンテールが一般的で、これでシーバスを狙うケースは非常に多いと思います。
しかしここだけの話、この手のブレードベイトはクロダイ・キビレ等の鯛系にも非常によく効くと感じています。
スナッグレス性能はもちろん、レンジの自由度や多魚種に渡る食わせ能力の高さ。
「海のスピナーベイト」の可能性は、まだまだ無限に広がっていると感じます。
今はビズラの7gくらいしか選択肢が無いと思いますが・・・
今後このジャンルが、多様なウェイトやサイズ設定のラインナップが充実していって欲しいなと切望しています。
というわけで皆さんにも、ぜひチューニングしてガンガン釣り上げて頂きたいと思います。
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