アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] 帝王のクランキング – 水中を見通すアプローチのキモ

激荒れの波に逆らって、ボートを立ててクランキング!?
ディープクランクで勝利を飾ったKVDのアプローチ。
その脳裏には、水中のバスが映っていたのかもしれません・・・

KVDのアプローチの謎

皆さんこんにちは、KenDです。
先日、KVDが優勝した時のバスマスターLIVEを見ていて、一つ気になった事がありました。

5年ぶりの勝利に向かって独走中の最終日、4尾目をキャッチした後でオフショアのハンプエリアに入ったKVD。

スクリーンショット (336)-min

激荒れの中10XDをフルキャスト(何と80ヤード≒70m以上!)して、キッカーを獲ったのだそうです。

20130330_386940(”内村ジョージの「その日」“さんより)

 

ここで私が疑問を抱いたのが、そのアプローチ。
バウから波が打ちこむほどの爆風の中、バンダムは敢えて風上に向けてボートを立てていたのです。

スクリーンショット (333)-min

エレキを踏んで風上に船首を向けた上で、ボートの後方へキャスト。
なぜこんな苦しい体勢からアプローチしているのか?に、大きな違和感を抱いたのです。
 

カレントとアプローチの方向

私としては、「狙っている場所が割とピンで、ボートをステイさせたかったのかな?」くらいに考えていました。
しかしそんな折、“ゴッドハンド”の異名を持つNISHINE LURE WORKS代表、西根さんから貴重なアドバイスを頂く事が出来たのです。

カレントと同じ方向にクランクを引く

完全には理解できないまでも、何か物凄く重要なヒントがそこにある予感をビリビリと感じました。

 

そして西根さんのエリー湖の記事を拝見した時、私は衝撃を受けました。

d0145899_633717

・・・私と絵が似ている(!)・・・では無く(笑)、そうか、これは「バスの頭がどちらを向いているか」を考慮したアプローチだったのか!!・・・と。
 

どの方向からルアーを通すか?

バスを始め、魚は流れに対して上流に頭を向ける習性があります。
それを考慮に入れれば、今、バスの頭はどちらを向いているか?を推定する事が出来るはず。
そして魚に対して、どの方向(前、後ろ、横)からアプローチするのが有効か?を考える事は、バスに口を使わせる上での大きなキモになるのではないかと感じました。

これに関してはMBnetのまるりんさんからもコメントを頂く事が出来、「今、バスの頭がどちらを向いているか?」を考える上でのさらなるヒントを頂きました。

そしてディープな話は、「結局、どの向きからルアーを通すのが良いのか?」という核心へと進んでいきます。

 

残念ながら、これが正解!という唯一の結論には辿り着きませんでした。
しかし単純な回答に落ち着かない部分に、かえってこのテーマの重要性真実味を強く実感した次第です。

魚の向きを考える事で、どの方向からルアーを通すかをイメージするアプローチ法
今後、ぜひこの観点から食わせ方を突き詰めてみたいと考えています。

もちろんそれが本当の答えだったのか・・・?は想像の域を出ません。
しかしその先に、KVDに見えている景色が広がっていると信じて挑戦してみたいと思います。

KVDwins

 

そして最後に、このような貴重な気付きのチャンスをくれたバスマスターLIVEと、SNSのチカラに本当に感謝したいと思います。。。

※続編をUPしました!何とKVK本人からのメッセージです!↓

 
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