23May
SVスプール、TWS、ベイトフィネス・・・。
リールの進歩をリードし続けてきた、新しいコンセプトの数々。
シマノ好きの私が、ダイワが切り拓いてきたフロンティアを振り返ります。
ダイワ vs シマノ
皆さんこんにちは、KenDです。
薄々感じている方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)、私はシマノのリールが好きです。
ただし「シマノ派」、つまりシマノブランドが好き、と言うわけでは決してありません。
むしろチームダイワに憧れていた子供の頃は、圧倒的に「ダイワ派」でした。
(「MRU Weblog Zone.」さんより)
それを決定的に変えたのは、名機「05メタニウム」との出会いでした。
その精度、剛性、スムーズさに感銘を受けて以降、徐々にシマノリールの割合が増えて行ったのです。
ダイワが提唱してきたコンセプト
しかし、シマノ一辺倒になるという事はありませんでした。
なぜならダイワ・アブともに、毎年たくさんの魅力的な新製品がリリースされてきたからです。
特にダイワの提唱するコンセプトには「釣り人目線」の魅力的な提案が多いと感じています。
例えば必要最小限のライン量に抑える事で、軽量ルアーを含めたオールマイティなキャスタビリティを実現する「SV(ストレスフリー・バーサタイル)」コンセプト。
正直、これまでのベイトリールはラインキャパシティが必要以上に多過ぎると感じてきました。
ライン量が多いとスプール総重量が重くなり、軽量ルアーがキャストしにくくなります。
その意味でこのSVスプールは、実釣時の使いやすさを非常に向上させてくれたと感じています。
シマノも次第にラインキャパを減らす方向に来ていますが、やはりこのトレンドの先頭を切ったのはSVコンセプトなのではないかと思います。
それから、キャスト時のみライン放出抵抗を減らすTWSシステム。
ラインとレベルワインダーの角度を浅くすることで、抵抗を減らす画期的な仕組みだと思います。
シマノも最近ではテーパードラインガイドを採用していますが、こうした方向性に先鞭をつけたのは、やはりTWSなのではないでしょうか。
斬新なアイディアと違和感
このように、ダイワ開発陣のアイディアと斬新なコンセプトは、常にリールの進歩をリードしてきたのではないかと感じています。
(ベイトフィネスや可変マグネットブレーキ、ソルティガなどの大型スピニングもダイワが先陣を切って来た気がします。。。)
しかもアングラーとして嬉しい事に、その開発目的は「釣具として使いやすいかどうか」という点で一貫しているように思います。
しかしそれにも関わらず、最近の私のリールシェアはほとんどシマノになっています。
ダイワも試してきたのですが、結局は売却してしまいました。
先進的なコンセプトを持ちながらも、なぜダイワリールを手放してしまったのか?
次回は、私の感じて来た違和感の正体について書いてみたいと思います。
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コメント
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2016年 5月 24日
こんばんは!いつも楽しく読ませて頂いております!
今回の内容、とても興味があります。
私もメーカーやブランドにそこまで強いこだわりは無いのですが、何故か手元に残る物はダイワになります。ロッドとリールは極力同メーカーで合わせます。
勿論シマノもアブも所有しており、それぞれに思い入れのあるタックルですが…最近はロッドホルダーの肥やしになってしまっております…泣
私の場合、ダイワを選んでしまう理由に、子供の頃の思い出というものがあります。小学生の頃に第二次バスブームがありまして、私もお小遣いやお年玉で、スピニングとベイトを一本ずつ購入して持っていました。
ベイトタックルはプロキャスター、スピニングはロッドがプロキャスターにリールがリーガルZでした。20年近く前のことですが、買いに行った日のこと、お店で悩んだこと、今でもよく覚えています。今も実家の物置に置いてあります。実際のところ安いタックルですが、子供の頃はすごくカッコいい、宝物のような存在でした。
あの頃釣りをした、夏の早朝、冬の夕方、漁港、内湖、琵琶湖。思い出すだけで懐かしく優しい気持ちになれる、不思議な魅力が今でもあります。あのダイワのタックルがあったから、この思い出があるんだとしみじみと感じます。
私はそんなに釣りが上手で無いので、機能面はある程度しか気にしません。(勿論、メインで使用しているハートランドシリーズやTWSなどはとても素晴らしいと思います。)
思い出を辿っているうちに、気付けばダイワ製品を手に取り、プロキャスターがハートランドになっていました。
また数十年後に、これも良い思い出になっていれば、と思っています。
勿論シマノも好きで、数年前バスを再開した時に購入したのはシマノのタックルでした!たくさんのバスを連れてきてくれました♪
機能面で的確に比較されている記事に対して、内容の薄い私感を長々と申し訳ありません。
次回明らかになる違和感、果たしてどのような物なのか楽しみにしています( ^ω^ )♪
>まーしーさん
思い入れのたくさん詰まったコメント、ありがとうございました!
プロキャスター、リーガルZ・・・本当に懐かしいですね(^^♪
私もダイワに憧れていた少年時代を送ったので、その思い出の香りが分かるような気がします(年代も近いかもしれませんね♪)。
次回はちょっと手厳しい内容も含まれるのですが(苦笑)、ダイワにはいつまでも憧れられる製品作りをしてほしいと願っているからこそであります。