1Jun
スイムジグはなぜビッグバスを呼ぶのか?
アクションの2つのキモは、「水押し」と「微振動」。
その効果を増幅させるための、ラバーチューンを考えます。
スイムジグのラバーチューン
皆さんこんにちは、KenDです。
何度か書いてきましたが、私が最も好きなスイムジグのコンビは“スタッガーオリジナル5インチ”+“J-クラスター”です。
先日の琵琶湖オープンの本番でも、ロクマルを釣れてきてくれたのでさらにお気に入り度が増しています(笑)。
そんなJ-クラスターですが、実はちょっとしたチューニングをして使っています。
よりラバーが動くようにするセッティングなのですが、今回はそのチューン法をご紹介したいと思います。
ラバーをより「動かす」
さてJ-クラスター標準のラバーですが、比較的柔らかい素材が普通に巻いてあります。
これだとリトリーブ時の水流に押されて、トレーラーにペタっと密着する感じになります。
こうなるとあまりラバーが動かなくなってしまうので、個人的にはあまり好きではありません。
これは考え方によりますが、スイムジグのラバーはある程度ハリがあって太い、水噛みの大きい素材が向いている気がします。
張りのあるラバーは水流に対して抵抗となるので、水押しが強くなるのと同時に、1本1本のラバーがピリピリと微妙なバイブレ―ションを発生します。
スイムジグにビッグバスが釣れやすい理由の1つは、こうしたアクションの質にあるのではないかと考えています。
もちろん、こうした強い水押しを嫌うシチュエーションもあり得ます。
その場合はいっそのこと、スイミングテキサス(マキマキ)にしてしまった方が早いと個人的には考えています。
というわけで巻き直しに選んだのは、「PDLシリコンスカート レギュラーカット・ノーマル/凸凹」(ティムコ)。
ちなみにデコボコのあるスカートを選んだ理由は、水噛みを強くしたいと思ったからです。
ピリピリという細かいバイブレーションを重視するなら、太めのラウンドラバーが向いている気がします。
巻き方のコツ
そして重要な巻き方ですが、コツは「少な目」、そして「外側一層のみ」巻くという点です。
あまりラバー量が多いと互いに絡み合ってしまい、バイブレーションが低下する気がする・・・というのがまず一点。
それから普通にラバーを巻くと内側・外側の2層に別れるのですが、内側はどうしてもペタッとワームにくっついてしまいやすいです。
ですので内側は切ってしまい、よりふわっと強くフレアするラバーの外側のみを残しています。
こうする事でよりラバーのボリューム感が出て、ビッグバスを呼ぶ静かで強い動きが出るようになる・・・ような気がします(笑)。
まあ、本当のところはバスに聞いてみないと分かりませんけれどw
釣果に直結するのを実感してもらえるかどうかは分かりませんが、ラバーチューンは手軽に出来、しかも目に見えて動きが変わるので楽しいです。
やり始めるとハマりますよ・・・。
釣りに行けない日の楽しみにも、ぜひラバーチューンに挑戦してみて下さい。
※ちなみにラバーを巻くにはバイス、スレッド(糸)、ボビンホルダーがあれば簡単に出来ます。
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