16Jun
水面炸裂、衝撃の釣果となった午前の長良川。
そして午後には、満を持して賞金王が合流!
2人のトッププロに見た、2つの「釣りの上手さ」を考えます。
賞金王、ついに登場!
皆さんこんにちは、KenDです。
昨日は、初の長良川ボート釣行でトップが炸裂した午前の記事を書きました。
未知のフィールドを開拓する、プロアングラーの「読み」に驚愕した次第です。。。
そして午後からはもう一人の共演者、2015年の“賞金王”、五十嵐誠プロが満を持して合流となりました・・・!
昨年はTOP50で何と2度の優勝&エリート5制覇と、最も話題をさらった五十嵐選手。
しかし、TOP50には魔物が棲んでおり(?)、最後の最後でAOYを逃すという劇的な結末を迎えていました。
しかし、今を時めくトッププロとして不動の地位を固めつつある同選手。
その釣りを間近に見られるという事で、ドキドキが止まりませんでした。
猫を被ったネコリガー???
ところで、五十嵐誠選手と言えば「ネコリグ」を連想される方が多いのではないでしょうか。
私としても、ぜひ1/16ozで10数メートルのボトムを取ると噂されるネコリグ・テクニックを見たいと思っていたのですが・・・なんと午後から無情の爆風(涙)。
仕方なく、バンク沿いのカバーを巻き物で流していきます。
しかし意外な事に、得意なルアーは「トップとスピナーベイト」との事。
そのジャンルにおいては、ガチのハードベイターの黒田氏をも上回るのだとか。
「ネコリガー」のイメージは、世を忍ぶ仮の姿だったのでしょうか・・・。
ところが益々強さを増す風のため、マトモに出来る場所が限られていきます。
そんな中、バスが反応する「スピード」を見切って、黒田プロがシャッドテールでサクっと1本。
しかしあまりに風が強いため、すぐに風裏退避となってしまいました。
文字通りの「腕」の差
以後は風裏カバーを撃っていく事になったのですが、ここで問題が。
琵琶湖でウィードエリアの釣りをしている私は、普段ピッチングアプローチをほとんどやりません。
強風の中、バックスライド系ノーシンカーを撃ちこむのに悪戦苦闘・・・。
3/8ozジグに変更して、何とかカバー撃ちと言える程度の精度を出すのに精一杯でした。
そんな中、ふと五十嵐プロが変わったものを投げている気が・・・。
訊いてみると、「2.7gのスモラバ」との事。
しかもこの強風の中、15アルデバランのノーマルスプール(!)で投げているというのですから驚きました。
黒田氏とふざけ合いながらも、ピッチング・スキッピング・バックハンドと自由自在。
トップアングラー2人の後ろで、私だけがバタバタとみっともないキャストを繰り返していました(苦笑)。
「そんなに下手じゃないですよ」と慰めて頂きましたが、素人が見ても誰が下手かが一目で分かる3人組みだったと思います。。。
釣りの能力と言うのは、様々な要素があります。
午前に見せつけられた「状況を読む目」のように、見えない上手さも存在します。
その一方で、キャスト能力という明らかに見て分かる技能もあります。
その意味で、バスフィッシングは戦略的なゲームでありながら、また同時にスポーツでもあるのだという事を再認識させられた気がしました。
その後は爆風によりストップフィッシングとなってしまったのですが、トッププロの凄味の片鱗だけでも感じられたのは幸いでした。
これを機に、私ももっとキャスト精度を求められるフィールドでの経験を積みたい気持ちが高まってきました。
後日の取材は、ストーリーあり笑いありで、魚もキッチリ獲ったとの事。
短い時間でしたが、色々と考えさせられる事の多い貴重な経験となりました。
というわけで、お世話になった黒田プロ&五十嵐プロ、ありがとうございました。
そして今年のトーナメントトレイルでの活躍も期待しています・・・!
(ちなみに最近、ダークサイドに堕ちたと噂の五十嵐プロですが・・・パッと見は物腰の柔らかな好青年でしたw)
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