31Oct
沢村プロ、TOP50最年長優勝記録更新!
大記録達成の立役者は、何と代名詞たる銘品“キャリラバ”!!
名作フットボールの、原点にして究極たる理由を考えます。。。
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TOP50最年長優勝記録
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
先日の2016 TOP50最終戦では、大ベテラン沢村選手が圧巻の優勝劇を見せてくれました。
これにて何と、沢村選手は史上最年長優勝記録を更新・・・!
文字通り、歴史に名を残す偉業をまた1つ達成しました。
しかもその勝利の立役者が、沢村選手の代名詞ともいえる“キャリラバ“だったというのですからもう胸アツです。。。
(ワンナップシャッドの2&3インチがトレーラーだったようです)
これまで幾多の勝利に貢献し、日本バスフィッシングの名シーンを作り続けて来た“原点にして究極”の名フットボール。
今回は、色褪せる事の無いキャリラバの威力について書いてみたいと思います。
キャリラバはバレにくい
さて、名作フットボールの名を欲しいままにするキャリラバですが、一体何が素晴らしいのでしょうか?
不覚にも、以前は「フットボールジグなんてどれも同じでは?」と思っていました・・・。
そんなジグ音痴の私でも感じる事が出来た、まず1つ目の利点は「バレにくい」というポイントでした。
フットボールジグと言うのは構造上、重いヘッド部分が振り子の働きをするためバレやすいと言われています。
それを克服するためにキャリラバが採用したのは、「外向きのフックポイント」でした。
上の写真を見ると一目瞭然ですが、キャリラバのフックはあえて上向きにセットされています。
するとどうなるのか?というと、「フックの刺入角」が深くなる事に。
(詳しくは下の記事をご参照ください)
こうなるとストレートフックのように、口の奥の方に深い角度で刺さる確率が上がると考えられるのです。
(ちなみにオフセットフックは、魚の口の中を滑ってきて唇の周りに刺さる事が多いと思います)
このような掛かり方なら、バレるどころか外す方が大変なくらい。
そんなわけで、キャリラバは数あるフットボールの中でも群を抜いてバレにくいのではないかと思います。
(ちなみに、針外しにオエオエ棒は必須です!)
最大の武器は「コンパクト設計」?
そしてこのキャリラバの最大の武器は、「コンパクトさ」にあるように感じています。
ラバー自体は結構長いのですが、フックがショートシャンクなので切り揃えればかなりのスモールサイズに。
逆に言えば、全体のシルエットを抑えるためにショートシャンクを採用したのではないか?という気もします。
すると何が良いかと言えば、スモラバとまでは言いませんが一口サイズで食わせが効く。
さらにもっと効果的なのは、「アクションがクイックになる」という点ではないかと思います。
以前リアクションフットボールの記事で少し書きましたが、フットボールジグにおいて「動きの速さ」はかなりのキーファクターだと感じています。
ゆっくり落とすのではなく、あえてストン!と速く落とす事でしか口を使わない魚は結構いるのではないかと。
そう考えた時、同じウェイトでも抵抗の少ないコンパクトな物体の方が、よりスピードを出しやすいと思うのです。
昔、“リアクションチューブ”(だっけな?)とかいう、ミニチューブにヘビーウェイトのジグヘッドをセットしたリグが流行った事がありました。
このように「小さい物体が素早く動く」というアクションは、リアクションバイトを狙う際のキモなのではないかと考えています。
(ある意味メタルバイブもそれに近いかもしれませんね)
そんなわけで、群を抜く「バラシ防止能力」と、コンパクト設計がもたらす「リアクションバイト誘発力」。
この2点が、キャリラバを不動の名作フットボールたらしめている2大メリットなのではないかと考えています。
ちょうどこれからの晩秋~初冬にかけて、絶大な威力を発揮する「旬」が到来するフットボールジグ。
この記事を書きながら、もう投げたくて投げたくてウズウズしてきてしまうKenDでした・・・。
(ちなみにリアクション効果を得る意味で、私は浅くても1/2oz以上のウェイトが好きです)
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