3Dec
ソルトでも活躍の場をどんどん広げるベイトリール。
しかし突然の錆で、固着するトラブルが頻発!?
快適に使い続けるための、日々のメンテナンス法を紹介します。
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ソルトでベイトを使った後は
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
毎週土曜はソルトの日・・・と言う事で、今回はタックルについて。
これまでも紹介してきたように、ここ数年、ソルトでも私のメインタックルはベイトにシフトしてきています。
しかしソルトでベイトリールを使うと、錆びたりゴリゴリ感が出たりとトラブルが頻発!?
と言う事で、今回はリールの洗い方とメンテナンスについて書いてみたいと思います。
ベイトリールの洗い方
ではまず、ソルトで使用した後のベイトリールの洗い方をご紹介します。
あくまでも私のやり方ですが、使用後は目の細かいシャワーで本体を丸ごと水洗いします。
この時、一方向では無く360°全周から水を掛けるようにしています。
目の細かいシャワーを使う理由にも繋がってくるのですが、とにかく洗い忘れが無いよう徹底的に洗浄。
特にラインを巻いたスプール周辺には念入りに水をかけて、「塩を落とす」ことを第一に心掛けています。
こんなふうにすると、「リールの内部に水が入ってしまうのでは???」と心配されるかもしれません。
確かに水が入るのですが、個人的にはむしろそれでよいと思っています。
なぜならばベイトリールは構造上、どうやっても使用時の浸水が防げないと感じているからです。
上の写真は使用後の13メタニウムを分解したものですが、メインギヤに水滴がたくさんついている事が分かると思います。
つまりこれだけの塩水がすでに内部に侵入しているという、なかなかに恐ろしい状態(苦笑)。
ですからシャワーの真水が浸入する事は、塩分を洗い流す意味でむしろメリットと考えているのです。
ただし注意点としては、「水がきちんと抜けるベイトリール」である事が絶対条件です。
13メタニウム以降ではボディに水抜き穴が確保されていますが、05メタニウムにはありませんでした。
結果として、「ソルトOK」と書かれながらも使うたびにベアリングの錆が頻発・・・。
これが大好きだった05メタニウムから13へと乗り換える、直接のきっかけとなったのでした。
ともかくこうして洗った後は、スプールとメカニカルブレーキキャップを外して日陰干し。
できればこの際、ドラグもゆるゆるに緩めておくと良いとの事です。
(私はあまりやっていませんが・・・)
ベイトリールの注油法
そして丸1日以上乾燥させた後は、オイルを注油して組み直します。
注油する箇所は、スプール両端のベアリングとシャフト、それからピニオンギヤ部。
それからハンドルノブの根元部分も、忘れがちですが錆で固着しやすい部分です。
なお、いずれも部品を分解したりする事無く、そのままスプレー式のオイルを差しています。
(シマノ純正オイルのうち、錆に強いとされる「ザルスリールオイルスプレー」を使用しています)
注意点としては、水と混ざって乳化したオイルがべったりと付着している場合。
そのままオイルを差しても駄目では無いと思うのですが、回転性能を考えるとやはり洗浄しておきたいところです。
定期的なグリスアップ
以上のようなメンテナンスを実施するようになってから、錆による固着は経験しなくなりました。
やはりできるだけ「塩を落とす」こと、「乾かす」こと、そして何より「オイルを切らさない」事がとても重要だと感じています。
しかし1シーズン酷使した13メタニウムのギヤは、かなりゴリゴリになってしまいました。
これはバスで同じように巻きまくった他の個体よりも、かなり痛みが激しい状態。
その理由はおそらく、内部に頻繁に浸水する事で、メインギヤのグリスが流失しやすくなったからではないかと想像しています。
ですので分解が必要になってしまうのですが、出来ればこまめにメインギヤにグリスを補っておきたいところ。
好みは分かれると思いますが、固くて落ちにくいプレミアムグリス(旧名デュラエース)などのグリスが個人的なお勧めです。
使用後毎回全分解してメンテナンスするのが理想的だとは思いますが・・・なかなかそこまでは難しいのが現実ではないかと思います。
というわけでここ数年は、毎回の洗浄&注油と、できれば数か月おきのグリスアップ、そして年に1回のオーバーホールで運用しています。
ベイトをソルトで快適に使い続けるために、良ければ参考にして頂けると幸いです。
(尚、間違ってるよ!とかもっとこうした方が良いよ!といったアドバイスがあればぜひよろしくお願いします)
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