アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 間違いだらけのフリップキャスト

フリップキャストは本当に必要?ピッチングでは駄目なのか?
東京湾のストラクチャーが教えてくれた、その本当の意義。
穴撃ちでのシーバスのポジションと、アプローチのキモをシェアします。

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間違いだらけのフリップキャスト

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先日、東京湾トーナメンター・大畠さんのガイドでボートシーバスゲームを堪能してきました。

東京湾名物の「穴撃ち」と呼ばれるストラクチャーゲームのために、フリップキャストを練習していったわけですが・・・。
実際にやってみて、自分が根本的に勘違いしていた事を痛感しました(汗)。
というわけで今回は本場で体感してきた、フリップキャストの意義と本質をシェアしてみたいと思います。

 

フリップキャストはなぜ必要なのか

ところでフリップキャストの練習をしていく中で、どうしても自分の中でぬぐい切れない思いがありました。
それは・・・「これって、ピッチングの方が良いのではないか?」というもの。
慣れのせいかもしれないとは思いつつも、どうやってもピッチングの方が精度が出ると感じたからです。

 
しかし上の画像の様に、「10m先の半径10cmの的を狙う」という練習法自体が、そもそも根本的に間違っていました
なぜなら誤解を恐れずに言うならば、フリップキャストの本質は”正確性”では無いからです。
どういう事なのか?まずは下の実釣画像をご覧ください。

 
このように東京湾には、「上に屋根があり、その下に空間が空いている」ストラクチャーが無数に存在します。
そしてそのスペースには、かなり奥行きがある場合がかなり多い。
つまり要素として、低弾道で、かつ飛距離を出す必要性が生じてくるわけです。

上の動画を見て頂くと良く分かるのですが、シーバスはちょうど明暗部の境目でバイトしてきています。
という事は屋根上の構造物によるシェードのどこかにいて、ルアーに気付いてチェイス・・・。
そしてシェードから出ていこうとするルアーに対して、逃げられる直前に襲い掛かっているのだと思うのです。

つまりこの時の魚のポジションはおそらく2本か3本奥の支柱で、ここに付いていたシーバスが追尾してきたと考えられるわけです。
ですから穴撃ちにおけるアプローチのキモは、までルアーを入れて、魚を引っ張ってきた上で手前で喰わせる」事。
だから近くでバイトするからと言って、ダイレクトに手前のストラクチャーにキャストするべきでは無いと感じたのです。

 

ピッチングとは違うアプローチ

以上を総括すると、ストラクチャーと水面との狭い空間で、15~20m程度の飛距離が出せる事が必要条件となります。
つまり10m以内のピンを精密に狙うピッチングでは、どうしても「飛距離不足」となってしまうわけです。
これが東京湾のストラクチャーゲームが、”フリップキャスト”の独壇場となっている理由ではないかと感じました。

この事が分かると、私の練習法はそもそもの目的が違っていたことが明らかになってきます。
穴撃ちでは、半径10cmの的に乗せるような精度は必要無いからです。
それよりも距離を出す事を考えると、「テイクバックでロッドエンドを肘に当て、ブランクを強く曲げる」というアドバイスの意味がようやく分かったように思いました。

(肘に当てずに手首だけでロッドの勢いを止めようとすると、手首への負担が半端ないですので・・・)

そしてこれは東京湾のボートシーバスのみならず、バスフィッシングでも大いに役立つ可能性を感じました。
具体的なシチュエーションとしては、「オーバハング下へのキャスティング」。
サイドハンドのスキッピング・アプローチでも良いでしょうが、より左右方向への精度を出しやすいのはフリップキャストの利点だと思います。

琵琶湖や浜名湖など、飛距離が重要となるフィールドがメインとなっている私は、どうしてもテクニカルなキャストが苦手です。
しかしこれを機に、下手っぴなキャスティングの練習をしなければと改めて思い知らされました・・・。
(ちなみに、スプールのレスポンスの良いリールの方が圧倒的に楽です。大畠さんはスティーズSV TWを使われていました。 ※すみません、ジリオンSV-TWの間違いでしたorz)

 

 
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    • みん
    • 2017年 3月 26日

    はじめまして。いつも読ませて頂いています。フリップキャストを練習しているようですが、フリップキャストなら(スパイラルキャスト)も低弾道で、なおかつ、精度も高いですよ!フリップキャストのようにロッドを構え、自分の前でロッドティップをクルッと回して、前方にルアーをキャストしていくキャストです。文章では説明が難しいので、村田基さんが上手いので、動画など調べてみて下さい。
    低弾道でルアーを飛ばしたいときは、便利なキャストですよ!

    • いつもありがとうございます!
      動画チェックして練習してみたいと思います(^^♪

  1. 2017年 4月 22日
  2. 2017年 7月 23日

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