4Apr
ガーミンが誇る自動等深線作成システム、“クイックドロー“
その驚異的なスピードは、「通常の3倍」どころでは済まなかった!?
比較にならない超効率で、オフショアフィッシングに革命が訪れます!
notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!
クイックドローの実力検証
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
今季、思い切って導入したガーミン製魚探、“GPSMAP7407xsv“。
使い込むうちに、次第に色々な事が分かってきました。
その中でも、最も期待した機能が自動等深線作成システム、“クイックドロー”。
現場で釣りをしながら、通った場所の等深線図を魚探本体だけで作ってくれるという画期的な機能です。
その実力のほどを試すべく、琵琶湖でガッチリ2日間の魚探掛けに挑戦。
その中で見えて来た、いくつかの驚きの事実をシェアしたいと思います。
速い!速過ぎる!!
さてこのquickdraw、まず一番最初に驚いたのはかなり高速でもMAPが作れるという事でした。
カタログ的な推奨は20km/h以下のようですが、やってみると30km/h以上でも等深線が作れます。
深度や波の状態によっては、40km/hですら映る事も・・・。
船や振動子のセッティングにもよるでしょうが、これは異常に速いと言って良いと思います。
(ちなみに、振動子はGT52HWです)
この速度でざっと魚探を掛けていったところ、何と2日で木浜全域と下物の南北、そしてディープホールと近江大橋南の浚渫群をコンプリート・・・。
琵琶湖のアングラー以外にはピンと来づらいかもしれませんが、おそらく日本一広大な浚渫地帯の半分以上をカバーできたことになります。
他に主要なミオ筋などもチェックした事を考えると、たった2日でこれだけの範囲をカバーできたというのは衝撃以外の何物でもありません。
LOWRANCE機で”ドクターデプス”を使って作製していた時と比べれば、「通常の3倍・・・!」どころの話では無く、大げさでは無く10倍速いと言っても過言ではないでしょう。
シャア・アズナブルも真っ青のスピードを考えるとw、今までコツコツと録り溜めて来たロランスのデータは何だったのか・・・と、逆に虚しい気持ちになってしまったのはここだけの話です・・・(苦笑)。
しかし高速でザッと粗く魚探掛けをしていくと、さすがに完璧な等深線図を作るというわけにはいきません。
ズームしてだんだん拡大していくと、航跡と航跡の間にデータの抜けた空白ポイントが出てくるのです。
これに初めて気づいた時は、えっ駄目じゃん!と一瞬ガッカリしました(笑)。
でもよく考えてみると、別にこれはこれで構わないと思い直しました。
なぜなら全ての場所について詳細な等深線図が必要なわけではありませんから、ザッと全体図を見て「ここだ!」と思ったピンスポットだけを、あとから詳しく魚探掛けし直せば良いと気付いたからです。
そしてPCソフトを使わずとも、魚探本体で等深線がLIVE作製できる事のメリットがここでいかんなく発揮されます。
つまり「ここをもうちょっと良く知りたいな」と思った時、現場ですぐにピンスポットだけを魚探掛けし直す事が出来るわけです。
データの穴あき部分がその場で分かるという事の利点は、想像したよりも遥かに大きいと感じました。
比較にならない効率。オフショアの釣りは次の時代へ
というわけでGARMINの誇る”クイックドロー”は、前評判に違わぬ画期的な機能だと実感しました。
これによって、沖の浚渫などの地形変化は簡単に丸裸にされてしまう事でしょう。
オフショアのストラクチャー・フィッシングは、間違いなく次の時代に突入すると確信させられました。
エレキの世界では“ウルトレックス”が「ゲーム・チェンジャー」と呼ばれていますが、クイックドローも魚探界の革命と言って良いのではないでしょうか。
もちろん今までも、山立ての技術を使って沖のピンを精密に釣り込んでいたエキスパートは少なからずいらっしゃるでしょう。
しかし私のようなド素人が適当にボートを走らせるだけでも、短時間で地形を把握する事が出来てしまう・・・。
凄い時代になったと思うとともに、テクノロジーの進歩は、時にヒトを寂しくさせるなぁとしみじみ感慨に耽ってしまいました(笑)。
というわけで、恐るべき速さで等深線が作れてしまうQuickdraw。
ハミンバードにはオートチャートライブという同様の機能があるそうですが、少なくとも私の使っていたロランスのHDS gen2シリーズとは、比較にならない効率で地形が把握できると実感しました。
しかし実を言うと、この結論に至るまでには魚探の設定に色々と苦労したのも否定できない事実です。
何せまだまだマイナーな存在なので、情報が少ないのが痛いところ・・・。
というわけで次回は、えっ!?とビックリしたガーミン魚探の設定の落とし穴をシェアしてみたいと思います。
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2017年 4月 15日
-
2017年 4月 18日
-
2019年 8月 16日
いつも、チェックさせてもらってます。
次回の投稿気になります。お待ちしておりま~す。
ありがとうございます!
これは個人的に、かなりショックな内容でしたよ・・・。
HDS-5とドクターデプスを使ってますが、これはすごいですね・・・
パソコンが必要ないというだけで、効率は10倍どころではないのでは?と思ってしまいました。
猛烈に欲しくなってます!
でも、現場でここまで解析できたら、釣れない言い訳が一つ減ってしまいますねw
あ、去年までの私と全く同じシステムですね!
確かに、正直10倍どころじゃないかもしれません・・・(;^ω^)
地形図を作るのが楽し過ぎて、逆に魚が釣れなくなるんじゃないかと言う恐怖すらあります(爆)。
私も今春からガーミンを使い始めたのですが、quickdrawは15km/hぐらいまででしか使えていません。
30km/h以上でも等深線が作成できているとのことですが、何かセッティングや設定にコツがあるのでしょうか?
またそのあたりの情報をシェアいただけると幸いです。
了解しました!
一番は振動子のセッティング方法ではないかと思いますが、本体側の設定でも色々と気付いた事がありますので、また記事にしたいと思います(^^♪
いつも興味深い記事をありがとうございます。
私もガーミンの導入を検討しております。今回の記事の画像を見るとジョニーレイの架台に設置されているようですが、どのようにセットされたのでしょうか?ガーミン標準の架台にはそのような差込口はなさそうでしたのでとても気になりました。
こちらこそ、いつもありがとうございます!
ジョニーレイの架台に、普通にビス留めしただけですので特に穴開け加工等は必要なかったと思います。今度写真UPしますね!
ご返事ありがとうございます!画像のUPも楽しみにしております。またよろしくお願いします。
さきほど記事としてUPしてみましたので、確認してみて下さい(^^♪
詳しい画像まで載せて頂きましてありがとうございます。お手数をおかけしてすみませんm(_ _)m
確認できました!ガーミンの購入に踏み切ろうと思います。
良かったです(^^♪
ただし、クイックドローを海で使う予定ならちょっと待った方が良いかもしれません・・・
新しい記事を拝見しました。バスのレンタルボートで使用するので購入しました。また質問させて頂くかもしれませんがその際はよろしくお願いします。
なかなか使い方の情報が錯綜していますが、一緒に使い来ないしていきましょう(^^♪