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:[D] 意外なセッティングから見えた、ソリッドティップの有用性

フィネスな釣りに、今や不可欠となったソリッドティップ
その有用性が、意外なセッティングから明らかに!?
PE+ソリッドティップの新たな可能性を探ります。

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ソリッドティップは必要なのか?

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さてロッドには様々な製法がありますが、ティップ部分だけ中身の詰まった(ソリッドな)ブランクを継いだ構造ソリッドティップと呼ばれています。

しかしこの構造、一体何がメリットなのかが私には良く分かっていませんでした。
スモールマウスのフィネスゲームなどもしないため、試す機会も無いかな・・・と思っていたのですが、何となくずっと気になる存在。
ですからパワーゲームでも使えそうな“FACT HFAC-70HST”には凄く興味があったのですが、いかんせん高価で試すには至りませんでした。。。

そんな折、テイルウォークさんから安価なソリッドティップのベイトモデルが発売されたため、先日リアクションバイト致しましたw
というわけで今回はフルレンジC67MH/SLを使って感じた、ソリッドティップのアドバンテージを考えてみたいと思います。

 

ソフトなティップがもたらす効果

ところで私のロッドの好みとしては、全体的に「良く曲がるロッド」が気に入っているタイプ。
逆にティップには張りがあって、ルアーの操作時にダイレクトにアクションさせられる方が好きです。
いわばアメリカンロッドのテイストに近い、ティップは強いけれど、魚を掛けたらしっかり曲がるという味付けです。

ですから逆に言うと、ティップだけソフトでベリーから下を曲がりにくくしたロッドの良さがまるで分かっていませんでした。
これではウィードを切りたい時に短いストロークで「ピシッ」と切れないし、ジグ等をキビキビ動かすのもやりづらい・・・。
さらにはバラシも増えてしまうとなれば、一体何がメリットなのかがよく理解できなかったのです。
(だからワイルドスティンガーを溺愛しているわけです。。。)

 

伸びの無いPEが教えてくれた事

ところで先日、フロロ16lbのラインブレイクに悩んでいる事を記事にしました。
その対策として現在トライしているのが、太糸のPEライン
以前からパンチングでは65lb程度を使っていたのですが、それ以外のボトムゲームも50lb位で代用できないかな?と試してみたのです。

そして実際に試してみると、その違いは一投目から顕著に現れました。
琵琶湖のウィードエリアで1/8ozフリーリグをキャストして使ってみたのですが、明らかに「ウィードを拾いにくい」。
同じ場所に投げ比べてみても、明らかにフロロよりもウィードに引っかかりにくかったのです。

こう書くとメリットのように見えるかもしれませんが、実際にはデメリットが大きいと思われます。
どんなカバーにも共通するのではないかと思いますが、ウィードを攻めるコツは「一度引っ掛けてから、外す」事。
つまり全然引っ掛からずにウィードを通り過ぎてしまうと、バイトチャンスを逃してしまうと思うのです。

こうなる要因は幾つかあると思うのですが、1つはPEの比重が軽いためにラインの軌道が浮いてしまいやすいという原因が考えられます。

しかし2m近くも高さがある縦系ウィードに一度も触れない・・・と言う事は角度的にあり得ません。
では何が起こっているかと言えば、「カバーにコンタクトした時に、引っ張り過ぎて引っ掛からない」。
つまりフロロならコンタクト時に適度に伸びてウィードにスタックしてくれるわけですが、PEラインは伸びが少な過ぎて引っ掛かる前に外れてしまう、と言う事なのではないかと思うのです。

 

ルアーをカバーに「持たせる」ティップ

そこでふと思いついて使ってみたのが、ソリッドティップを備えたフルレンジC67MH/SLでした。
これはディープのドロップショット用に作られたロッドなので、完全に目的外使用なのですが・・・。
ML~MクラスのソフトなティップにMHクラスのハードバットが組み合わされたこの竿なら、PEの伸びの無さを補ってくれるのではないかと考えたのです。

そして使ってみたところ、この使用感がまさにビンゴ!!
ウィードにコンタクトした瞬間に、ソリッドティップが「うにゅっ」と入ってくれます。
結果としていつものMHロッド+PEだと引っ掛け辛かったウィードに、しっかりとリグを「持たせる」事が出来たのです。

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じゃあ逆にウィードが切りにくいのでは?と心配したのですが、それも杞憂に終わりました。
PEラインの伸びの少なさは、キャスティングの距離ならソフトティップを補って余りあるようで・・・。
むしろ硬いMHロッド+フロロよりも、「ピシッ」と瞬発的にウィードを切ることが出来たのです。
結果としてウィードが高くなってきた時期に使うのであれば、この使用感は今までにない異次元の快適性では!?と感じることになりました。

 

PEラインで魚は喰うのか?

そして最後に不安だったのが、「こんなに派手な色のついたPEラインを直結して、バイトは減らないのだろうか?」と言う事でした。
パンチングで喰う事は分かっていたのですが、沖のウィードエリアの釣りでも普通に喰ってくれるのだろうか・・・と。
しかし先日のコラボ釣行で実戦投入してみたところ、あっさりとバイトを得ることが出来たのです。

ちなみに同船者の方にはオーソドックスなフロロ16lbを使ってもらったのですが、そちらに釣り負けるという事もありませんでした。
まだまだ多くの検証が必要ではありますが、少なくとも明らかにバイトが激減する・・・と言う事は無いのではと感じた次第です。

 

最後の問題は”軌道”。ヘビーカバーならメリットが勝る?

というわけで、予想外に快適な使用感だったPEライン+ソリッドティップロッドの組み合わせ。
PEラインの問題として「軽いのでリグの軌道が浮いてしまう」という欠点は避けられませんが・・・。
リグが浮いても問題ないほどのヘビーカバーであれば、メリットが勝るのではないかと感じた次第です。

ちなみにフロロだとラインが沈むので軽いリグを這わせやすくボトムの微小な凹凸を舐めるようにトレースできると思われます。
ですからプアカバーやライトリグでの有用性は揺るぎないでしょうが、どう浮いてもコンタクトするような高さのあるカバーなら問題ないかと・・・。
アメリカでブレイドラインでのカバー撃ちが一般的なのは、濃いカバーが多いからなのかなと推察します。

(bassmaster.comより)

 

ソリッドティップの有用性

というわけで少し話が脱線してしまいましたが、この体験を通して私が感じたソリッドティップの有用性カバーにリグを持たせやすいという事でした。
フロロ、PEといったラインの種類に関わらず、ティップがソフトであればあるほど凹凸をスキップせずにトレースできると感じたのです。
(ただしこれは程度の問題で、ソフト過ぎれば根掛かりし過ぎる結果になると思います)

じゃあ単に、今回の場合であればMLクラスのソフトなロッドを使えばよいのでは?と思われるかもしれません。
しかし琵琶湖の濃いウィードの中からビッグバスを引っ張り出すには、MLクラスでは正直キツいのが本音です。
その意味でMHクラスのリフティングパワーを備えたロッドに、ティップだけソフトなソリッドブランクを継ぐのは「獲る」という意味で非常に重要だと思うのです。

重ねて言いますと、本来の使い方からは外れているわけですが・・・。
大きな可能性を感じる“PEライン+ソリッドティップ”のセッティング、今後もっと煮詰めていきたいと思います。
フルレンジC67MH/SLは非常に安価なプライス設定になっていますので、興味のある方はぜひ一緒に試していきましょう!

 

 
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    • ソル
    • 2017年 6月 16日

    ソルトのベイトロッドなら丁度良いパワーありませんかね?
    アブのソルティステージのベイトフィネスを持っていますが、リフティングパワーはそこそこあります。(オープンウォーターですが58センチのプリメスあげた実績アリ)

    まだ発展途上のソルトベイトなので実際触る機会は少ないでしょうが…

    • ありがとうございます、今度触ってみます!

    • kei
    • 2017年 6月 17日

    毎日、とても興味深い投稿を楽しく拝見させていただいております。

    そして、ソリッドティプの世界へようこそ(笑)

    今回、テイルウォークというメーカーのロッドを購入されたみたいですね。

    その価格帯でソリッドティプのロッドを初めて購入される方には、キラーヒートのエクスカージョンの「KE-C67MST」もしくは「KE-C610MST」がオススメです。

    Mパワー表記になっておりますが、3/16~3/4oz,8~14lbのスペックです。

    このロッドをオススメする理由は、強い多段テーパーのソリッドティプにチタン製のsicガイドが搭載され、非常にコスパが優れているからです。

    また、トップガイドは、PEラインが絡みにくい「LGトップ」が採用されてます。

    私自身、テイルウォークのロッドを実際に触った事がないため、気になってメーカーのHPを確認したら「FCトップ」が採用されているみたいですね。

    「FCトップ」でも、レジットデザインの様にしっかり考えてフレームの段差の位置までスレッドが巻かれておれば、PEラインの糸絡みの心配がないのですが・・・。

    私自身は、ソリッドティプとPEラインの組み合わせを、約3年くらい前から試しておりますが非常に快適です。

    例えば、MHのソリッドティプにPE2号とリーダー4~5号やHのソリッドティプにPE3号とリーダー5~6号の組み合わせならば、濃いウィードからバスを引っ張り出すのは非常に容易です。

    ナイロンやフロロよりも細くて強いPEラインなので、浅溝スプールでしっかり剛性のあるリールと組み合わせると、アプローチからランディングまで非常にスムーズです。

    ちなみに、リーダーはグランドマックスをFGノットで使用してます。

    KenDさんは、EGのFACTに興味を持たれているみたいですが、個人的には正直オススメできません。

    その理由は、福島プロが使用されているロッド(通称プロト)は、デジーノのソリッドティプを使用し、福島プロ自身でロッドを組み立てているからです。

    しかし、EG社の製品版は、残念ながら性能の劣る他社のソリッドティプが採用されております。

    また、実際にFACTのロッドを曲げてみると、ソリッドティプとチューブラーの繋ぎ目がスムーズに曲がりません。

    そして、EG社は他社にOEM生産を依頼しているため、非常にコスパが悪いです。

    FACTは、直ぐに店頭で購入できる面だけで考えると、決して悪いロッドではないと思います。

    しかし、同じ金額を払うのであれば、より性能の良いロッドを購入する事ができます。

    • 貴重な情報ありがとうございます!!
      PE2~3号+グランドマックス4~5号のセッティング、実は今まさに考えていたところでしたΣ(゚Д゚)!!

      そしてガイドの種類まで、詳しく教えて下さり本当にうれしいです。
      キラーヒートのエクスカージョン、ぜひ探してみたいと思います(^^♪

      ソリッドティップはド初心者ですので、これからもぜひ色々ご教授頂ければ幸いです!!

    • kei
    • 2017年 6月 17日

    コメントへのお返事、ありがとうございます。

    私がオススメしたキラーヒートのエクスカージョンですが、メーカーも欠品しているみたいです。

    誠に申し訳ありませんでした。

    ちなみに、現在のラインナップでは、ソリッドティップモデルはMパワーまでしかありません(MH以上はオールチューブラーのみです)。

    しかし、デジーノの神谷さんのfacebookには、「KE-C67MHST」と「KE-C610MHST」という新機種の写真が掲載されておりました。

    発売の時期は不明ですが、スペックが1/4~1oz,10~20lbとパワーアップされております。

    ヘビーカバーで使用する場合は、この新機種でもパワー不足だと思います。

    しかし、この価格帯で上記の様なスペックで強いソリッドティップのロッドは、他に選択肢がない状況だと思います。

    もし興味があるならば、こちらのモデルが発売されるまで待たれるのもアリかと思います。

    ちなみに、私が実際に使用しているのは、別の機種のもっとパワーがあるソリッドティップのロッドです。

    • 情報ありがとうございます!
      そうなんですか~、どうりでネットで検索しても売っている店が見つけられなかったわけですね((+_+))
      再生産?の予定があるか分かりませんが、気長にウォッチしてみたいと思います、ありがとうございました(^^♪

        • 山田太郎
        • 2017年 6月 28日

        デジーノのロッドなので現状基本的に店頭に並ぶことはありませんし
        定番ラインナップといったものが無いので基本的に1回売り切ったらそれで終わりです
        デジーノのロッドが欲しいのでしたらFBをこまめに確認し受注開始している時に注文するかないです

        • 情報ありがとうございます!
          そうかぁ・・・それで今までなかなか目にする機会が無かったのですね。
          これからちょこちょこチェックしてみたいと思います(*’▽’)!

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