アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 釣りの経済効果なんて、ゴミみたいなもんでしょ?

多くの釣り人で盛り上がる、各種のフィッシングイベント。
しかし釣りの経済効果なんて、しょせん僅かでしかない?
豪華賞品の舞台裏と、スポーツフィッシングの社会的地位を考えます。

 

豪華賞品の舞台裏

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて、先週行われた「Js浜名湖みっかび釣り大会」にご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。

普段の釣りでは味わえない緊張興奮、そして歓喜・・・。
時には皆で楽しく競い合うのも悪くないと、1人でも多くの方に感じて頂けていれば幸いです。

そんな新しい釣りへの取り組み方を提案し、釣り人同士の交流の促進を目指した今回のイベント。
優勝者にはステラ、2~5位にストラディック、上位入賞者のクリスタル盾、そしてたくさんのルアーが詰め合された賞品の数々・・・。
「一体どうしてこんなに豪華な賞品が用意できたの?」と、多くの方からご質問を頂きました。

理由はいくつかあるのですが、まずはスタッフ全員がボランティアで協力してくれたことが一番大きいと考えています。
そして三ヶ日青年の家と言う公共施設を利用する事で、会場代を抑えられたことも小さくありません。
さらには、協賛メーカー様にご協力頂けた事も非常に大きかったと感じています。

(一万円分くらいのルアーの詰め合わせも・・・ご協力本当にありがとうございました)

しかし目玉賞品となったリール5個については、実は協賛品で頂いた物ではありませんでした。
ではどうしたのかと言うと・・・何を隠そう、私がamazonで買ったのです(爆)。

(残り1個のストラディックは、府中屋さんで購入させて頂きました)

ですから参加者が集まらないと、ザックリと自腹を切ることになる・・・とビビっていたところ、ちょうど台風がヒット(爆)。
日程延期に伴って見事参加者が半減し、結局8万円弱ほど赤字が出る事になりましたwww
世の中、なかなか上手く行かないものですね。。。

とはいえ金銭的なリスクよりも、時間と労力を激しく取られる事の方が正直何倍もキツかった・・・。
職場や家族に多くの迷惑を掛けた事は、今も本当に申し訳なく思っています。

しかしそんな思いまでして、一体なぜこの大会を開いたのか?
というわけで今回は、私を駆り立てたある”想い“の源についてお話したいと思います。

 

ミミズとおにぎり

ところで今年、フィッシング・シーンの改善を目指す非営利団体一般社団法人 日本スポーツフィッシング振興会を立ち上げました。

それに伴って、釣り場の開放について自治体関係者と協議を行うなど数限りない話し合いを行ってきたのですが・・・。
とある公的機関の関係者と話していた時、決して忘れられない出来事を経験する事になりました。

その時、私は釣りによる地域貢献についてプレゼンテーションをしていました。
そして話題が釣り人の経済効果について及んだ時のことです。
説明を聞いた担当者は、こちらを振り向きもせずにこう言いました。

「経済効果って・・・ミミズとか、おにぎりで?」

 

スポーツフィッシングの社会的地位

この時の私の気持ちを、あえてここで語る事は控えさせて頂きます。
そこで痛いほど学んだのは、一般の人にとっての釣りとは「ダサくて汚い暇なおじさんの遊び」でしかないという事でした。
スポーツフィッシングなどと言う概念は、そこにはカケラも存在しないという事を思い知らされたのです。

(減少したとはいえ、未だ1000億円超の市場規模があるのですけれどね・・・)

しかしそれは、その職員1人の責に帰するべき問題では無いでしょう。
なぜならそれは、日本における“釣り”の社会的地位をそのまま反映したに過ぎないと思うからです。
つまり口に出して言わなくとも、「釣りの経済効果なんて、しょせんエサとか弁当程度でしょ」と思っていた参加者は他にもたくさんいたのだと思うのです。

私が振興会の目標に、「スポーツフィッシングの社会的地位の向上」を書かせて頂いた舞台裏には、実はこんな経緯がありました。
そして「Js浜名湖みっかび釣り大会」についても、実は依頼を頂いた当初は正直あまり乗り気では無かったのですが・・・。
(明らかに苦労ばかり背負い込むのが分かっていましたのでwww)
たくさんの釣り人が集まる、華やかな雰囲気のイベントを作る事で、「釣り」というコンテンツの可能性と底力を示したい、という願いがあったからだったのです。

先日大盛況のまま終幕した、“Basserオールスタークラシック”の祭典とまではいきませんが・・・。
大規模イベントと言う”見える形”での経済効果を示す事もまた、一般の方に理解を深めて頂く意味で重要なのではないかと考えています。

(siteBより)

そんなわけで、まだまだ悲しいほどに低い日本でのスポーツフィッシングの評価。
これに少しでも一矢報いるべく、出来る努力をしていきたいと考えています。
時間も労力も果てしなく掛かる壮大な目標ではありますが、一緒に夢を見て下さる皆様と力を合わせて頑張っていきたいと思います。

 
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