18Dec
フルメタルボディを武器に、華々しいデビューを遂げた“スティーズA“
しかしロックナットを締めるだけで、ボディに歪みが出てしまう!?
気になる噂の真偽を、早速テストしてみました。
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スティーズAのボディがゆがむ!?
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
2017年、待望の高剛性アルミボディ機としてデビューした“スティーズA“。
剛性マニアの巻きジャンキー達にとって、今年注目度ナンバーワンのベイトだったと言えるのではないでしょうか。
しかし前回の記事に対して、ある気になるコメントが寄せられました。
それは「スティーズAのフレームは、全然剛性が高くない」というもの。
なんとロッドに取り付ける際にスクリューナットを強く締め込むと、ボディが歪んでサイドプレートが外れなくなるというのです。
高剛性を売りにするモデルで、まさかそんな事があり得るのか・・・。
と言うわけで今回は、急遽行ってみた実証テストについて書いてみたいと思います。
本当にフタが開かない(汗)
さてそれでは、まずリール単体のままでサイドハッチを外してみます。
横にあるレバーを倒すだけ、ワンタッチでカバーが脱着可能です。
(まあ、当たり前ですよね・・・)
そこで手持ちのロッドにリールを取り付けて、まずは普段通りの感覚でスクリューナットを締めてみます。
とりあえずこれでサイドプレートを取り外そうとしてみると・・・。
何と、本当に蓋が開きにくくなってしまいました!!
嘘でしょ?何かの間違いでは??と思いもっとキツく締めてみると、今度はマジで蓋が開けられない・・・。
正直、初期不良か何かじゃないかと思っていたのですが、どうやら再現性の高い症状のようです。
これはつまり、ボディがたわんでいるという事を意味しているのでしょうか。。。
(両端から矢印の方向に押されるのが原因???)
(まあ、蓋が開かなくても困らないのですがボディ剛性的にどうなのかなと。。。)
他のリールではどうか
しかしこのような現象、言われてみなければ全く予想もしませんでした。
もしかして今まで使ってきたリールでも起きていたのでしょうか?
ところが手持ちの13メタニウム、16メタニウムMGL、17エクスセンスDCでは発生せず・・・。
かなりギチギチにロックナットを締めてみても、サイドカバーは普通に取り外しできたのです。
こうなってくると、果たしてスティーズAのボディ剛性は大丈夫なのかと大いに不安になってきます。
ただし以前の記事でも書いたように、「巻き上げ感」に関わる部分の剛性というのはまた別なのかもしれませんので、使ってみなければ分かりませんが・・・。
というわけで実釣テストを前に、気がかりな現象についてのご報告でした。
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コメント
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2017年 12月 23日
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2018年 1月 21日
まさかの症状。Amazonで売っている激安リールじゃないんだから、もうちょっとボディの剛性あっても良さそうですが… ボディ剛性を犠牲にしてでも実現しないといけない何かがあったんでしょうか…
いやぁ正直、剛性を売りにしているリールがこうなるとは思いもしませんでした。。。
これが巻きにどう影響するのか?さらにレポートしていきたいと思います(;´Д`)
締め込み過ぎたら歪むのはどのリールでも同じだと思いますよ。私はメタニウムMGLとクロナークMGL締め込み過ぎてサイドプレートが外れなくなりました。メーカーどうのというより必要以上の力で締め過ぎないことが大事だと思います。
そうですね、色々調べてみると、クロナークでも発生したという報告がありますね。
メタニウム系との比較で言うと、同じ力でもスティーズAだけに発症したので衝撃でした!
スティーズAとよく似た形状のNew Revoのリセスドリールフットについて、
沢村幸弘プロのブログで”強度が足りていない”と書かれていたのを思い出します。
http://www.karil.co.jp/sawamura/blog/page/YMD20160815.html
リールフットを分けることによるフレーム剛性の低下は馬鹿にならないのかも……
ロープロファイル化して握り込みやすくするか、フレーム剛性をキープするかのトレードオフですね。
情報ありがとうございます!
むむむ、やっぱりそうなのですねΣ(゚Д゚)!!
スティーズはロッドにしても残念感が拭えない、
鮮度抜群の大間の本マグロの大トロでつくった創作料理のような、、、
そうなのですね~・・・とても高いモデルだけに残念です(T_T)
ロッドはEGのグリップでフォアグリップ付きフード?のようですが、
最近フジが出してるダブルナットタイプのフード?は緩みにくく良いです。
なるほど、フォアグリップ形状にもよりますよね!
はじめまして。
自身もA TW所持してますので、スティーズロッドに載せて試みましたが、本当に開かなくなりますね、A TW。
セパレート型フットのアンタレスDC(16)も同じロッドで試してみましたが、コチラは問題なく開く様ですし、アンタレスの方がフット部も細く見えるので、A TWの高剛性文句は若干盛り気味なのかもしれませんね。残念。(‘A`;)
情報ありがとうございます!
やはりみんな開かなくなるのですね・・・段々確信の域に達してきました(汗)。
まあ開かないからと言って困りはしないでしょうが、本当に高剛性なのかなと心配になっちゃいますよね(;^ω^)
スティーズAを持ってますがロッドに付けてる時に開けないので気にしませんでした 07メタマグでは遠心の調整で良く開けてましたけど難なく空きました
スティーズは付けてる時に開けることを前提にしてないのかもしれませんね
情報ありがとうございます!
確かにダイワはマグネットブレーキなので、外部調整する事が前提ですもんね。
ですからその部分の剛性は特に気にしていないという事は充分あり得ると思います。
問題は、それが巻き心地にどう影響してくるかですが・・・。
テストを重ねていきたいと思います!
私もスティーズA持っているので試してみました。
竿はエバーグリーンのスタリオンGT2RSですが、今のところ問題なく開閉できますね。
一体何の差によって生じている現象なのでしょうね?
開閉できましたか!
他のブログでも散見したのですが、ロッド側のリールシート形状にも相性があるようですね。。。