2Jan
18ステラ、ついにデビュー決定!
しかし多くの噂を呼んだ割に、革命的な変化が無い?
正常進化型モデルチェンジの功罪について考えます。
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14ステラの正常進化
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先日各誌でスクープが発表された、“18ステラ“の登場。
シマノが誇るフラッグシップ・スピンのリニューアルで、タイムラインは持ちきりですね。
(タイトル画像はアングリングバスさんよりお借りしております)
「アングリングバス最新号本日発売」と「18ステラ発売決定」がリツイート、いいね、ほぼ同数という現実。
それだけステラの注目度は高いみたいですが、皆さん、アングリングバスはステラの100分の1くらいの値段なので買ってくださいね(笑)。 pic.twitter.com/Bzk3p8RnCa
— 田沢寛AnglingBASS編集部 (@tazawahiroshi) 2017年12月21日
さらに緻密さを増した“マイクロモジュールギアⅡ”や、強度が1.5倍になった新HAGANEギア。
そして防水機構“Xプロテクト”のさらなる進歩や軽量化など、多角的に正常進化を遂げるようです。
広告だけじゃなくて記事ありました!スペックや規格なども公開されてます! #18ステラ #シマノ pic.twitter.com/NJUVdULhbY
— 横釣漢道 (@yoko_otokomichi) 2017年12月20日
ブレイクスルーは無し?
しかし今までのところ、これまでの常識を一変させるような革新的な新機構の情報は無いようです。
ですから今回のモデルチェンジはあくまで“正常進化“であって、革命ではない模様・・・。
SNS上の話題も、どちらかというとデザイン面の議論が多いように思います。
アングリングバスVol.21は本日発売です。ついに18ステラの情報が解禁! pic.twitter.com/Y6IGqT7ahM
— アングリングバス編集部 (@AnglingBASS) 2017年12月20日
ある意味で目新しさが無いとも言えますが、この手のモデルチェンジは「釣り道具」としてはむしろ堅実な可能性も高いと感じています。
なぜならブレイクスルーとなるような革新的な新機構は、最初は不具合だったり未成熟な部分がどうしても出やすいと思うからです。
たとえば12アンタレス・13メタニウムあたりで登場した外部調整式遠心ブレーキ“SVS∞”では、調整幅の狭さやオイル切れによる異音が出たりといった問題が指摘されました。
しかしその後デビューした16メタニウムMGLからは、この外部調整式ブレーキの弱点は見事に改善されました。
このように釣りの道具としての実用性を見た場合、ある程度成熟したモデルの方が”買い”である事が少なくないと思うのです。
14ステラのアキレス腱
その意味で14ステラにはどのような進歩の余地が残されているのか?と言えば、何と言っても防錆性能が挙げられると思います。
このモデルはラインローラーに「注油不要」の革新的なベアリングが搭載されたのがトピックでしたが、これが実は錆びるという声が続々・・・。
私自身はあえて説明書きに反して、自己責任で分解・注油している次第です。
(ただし機構は同等だと思いますが、私の持っているのは14ステラでなく15ツインパワーではありますが)
この点はシマノさん側も把握していたようで、今年デビューしたツインパワーXDではきちんと対策が施されていたようです。
こうした積み上げは地味かもしれませんが、実用上のユーザビリティに大きく影響する部分だと思います。
その意味で堅実な進歩を遂げる(であろう)18ステラには、熟成の名機の予感を感じる次第です。
ただし個人的には、今のところステラを買う予定はありません。
次回はその辺りの理由についてもシェアしておきたいと思います。
(あとはあえて、セールになった14ステラを買うというのも1つの手かもしれませんね)
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