アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[フロリダ現地レポート -8] 怒涛のキックオフ!バスマスターOPENの光と影

朝の静寂を突き破る、何百ものバスボートの咆哮。
希望を賭けた一戦は、何とレースで幕を開けた!?
栄光と敗北が交錯する、戦いの火蓋が切って落とされます!

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

前日のレジストレーション

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
Bassmasterオープン参戦の模様をお送りしてきた、フロリダからの現地レポート特集。
今回はいよいよ、トーナメント本番についてお伝えしたいと思います。
(※なお、今回の写真はBassmaster.comよりお借りしております)

さてまずは、前日のレジストレーションミーティングについて。
試合は木・金曜の予選+土曜の決勝の計3日なのですが、その前の水曜日に受付とルール説明会があります。
というわけで、会場となるシビックセンター(市民会館みたいなやつ?)に集合します。

ここでエントリーフォームW-8BENフィッシングライセンスなど必要書類を確認。
不備が無ければすぐに終わりますので、受付を終えて一旦終了。

置いてあった優勝の盾に、テンションはうなぎ上りになる一方です(笑)。

そして夕方にもう一度集合し、体育館のような会場でルール説明。

この後、携帯のSMSに翌日のパートナーの名前と連絡先が送られてきます
その番号にコアングラーから電話を掛ける事になっているらしいのですが、ただでさえ苦手な英語で電話をするのはなかなかハード・・・。
ゼスチャーが使え無いというハードルの高さを、あらためて思い知らされる結果となりました。
ちなみに基本的にはボーターの滞在先ホテルを教えてもらい、翌朝そこに集合してから一緒に乗り合いで会場に向かうパターンが多いそうなのですが、パートナーの都合で初日は直接マリーナで落ち合う事になりました。

 

勝負の朝はレースで始まる

そして翌朝6:00、まだ夜も明けやらぬビッグトホマリンでパートナーと顔を合わせました。

初日のボーターはブランドン・ジョンソン選手。
ピカピカのレンジャーZ520に、ルーカスオイルのラッピングが決まっています。
アメリカ人は陽気で話好きな方が多いと感じていたのですが、本番独特の張り詰めたオーラ(?)が漂い、無駄な事は非常に聞きづらい雰囲気・・・。
エリート昇格に希望を賭けた者たちが、それぞれに負けられない戦いを背負って来ている緊張感を、痛いほどに感じた次第です。

(オープンへの参加資格は自由ですが、ボーターのほとんどはプロアングラーだと思われます)

ちなみに参加選手の多く(感覚としては半数以上?)がウルトレックスを装備していたのですが、それにしてもまあ~よく壊れる事(苦笑)。
私も喉から手が出るほど欲しいエレキなのですが、こう故障が多いと正直ためらってしまいます。
しかし試合当日の朝、ミンコタのサービスクルーがササッと現場で直してくれるのを見て、だからアメリカ製品は故障率が高くても大丈夫なんだな・・・と納得した次第です。
(ちなみにエンジンメーカーや魚探メーカーのサービスも一通り揃っています)

やがて朝日を背景に、静かな湖面に荘厳な国歌が響き渡ります。
張り詰めた早朝の空気感は、まさに鳥肌が立つ瞬間でした。

そして午前7:00、ついに勝負の始まりが高々とアナウンスされます。
ボートナンバー1から、次々とテイクオフしていく200艇のバスボートたち。
朝の静寂を破って、獣のようなレーシングエンジンの咆哮が響き渡ります。
熱い火花を上げた戦いの幕開けは、何と釣りでは無く「レース」だったのです。

(ちなみにシェアは6~7割がマーキュリーヤマハが2~3割、あとはエビンルードとスズキとホンダが僅かにいるといった感じでした)

各選手がいきなり100km/h超えの全開走行でロケットスタートを決めたのには、もちろん理由があります。
キシミーチェーンはいくつかの湖が水路で繋がっているのですが、今回ビッグパターンの本命とされたのはレイク・キシミー。
スタート地点であるレイク・トホペカリガからは、「ロック」と呼ばれる水門を通過していかなければなりません。
しかし一度にロックを通過できる艇数は、僅か13艇しか無かったのです。。。

何十ものフルサイズバスボートが蹴り立てた荒れ狂う引き波を、MAXスピードで突破するのはまあまあ壮絶な状況です。
一秒を争うモーニング・レースでは、もちろん「すいません帽子飛ばしちゃいました~」なんて死んでも言えませんwww

縦に横にと激しい衝撃とロールに耐えながら、必死でボートにしがみつきます。
もちろんビビると言えばビビるのですが、「アクセル踏むだけが能じゃ無いんだからもっと厳しくイン側攻めろや」若き日のレース屋の血が目覚めかけたのはココだけのお話です(笑)。

(米国トーナメントではバスボート・ライドも腕のうち・・・という話に納得しました)

 

広い湖での狭い釣り

そんなこんなで始まった劇的な試合のスタートだったのですが、パートナーのブランドンの釣りは対照的なアプローチから始まりました。
何とこの広大なトーナメントウォーターで、小さな葦の島1つを超精密に、しかも2周も撃つと言う驚くべきものだったのです。
よほど絞り込めなければできないであろう戦略、キャスティング・スキル、そしてボートコントロールに、一目見て手練れのアングラーと感じさせられます。

(写真はイメージです)

ちなみにキシミーチェーンのシャローウォーターは、ボトムがカナダ藻系のウィードベッドで敷き詰められている事がよくあります。
しかし彼の選んだエリアは、無駄なゴミがほとんど無い(おそらく)綺麗なハードボトム
そこに茎のしっかりとした大型の葦がパラパラと間隔を置いて生えるという、絵に描いた様なナイスエリアに見えました。
連日の爆風からもプロテクトされる場所だったのか、水も浮遊物の少ない素晴らしい水質・・・もはや釣れる気しかしない一級ポイントに見えたのです。

(こういう”ハイドリラ”と呼ばれるコカナダモ系のウィードがそこら中にありました)

果たしてそのメインポイントは、すぐに私たちに答えを返してくれました。
ブランドンの1/4ozテキサス(ウルトラバイブスピードワーム)、そして私のセンコー・ノーシンカーにすぐにココンと小気味よいバイトが。
しかしアタリはあるものの、なかなか乗せることが出来ません。
これはもしや・・・という想像通り、何とか掛けた魚はキーパー(12インチ≒30cm)前後の小型ばかりだったのです。

実はプラの段階から、こうしたシャローでは(おそらくベッドを意識しているであろう)小型のオスがフィネスでよく釣れていました。
大会前日が満月の大潮、そして大会初日はコールドフロントが去った暖かい朝・・・という事で、こうしたエリアに大型のメスが上がってくると彼は踏んでいたのだと思われます。
しかし同様のポイントをいくつか回っても、私たちの失望は深まる一方でした。
結局、センコーノーシンカーとマットカバーの1ozパンチングで2尾拾ったのみで初日は終了。
ブランドンも3尾のみで下位スタートと、初日から非常に厳しい展開となってしまったのです。

けれども結果こそ出なかったものの、そこには米国トーナメントでの1つの勝ち方が暗示されていたように思えました。
元・凄腕トーナメンターのファーガソン氏も、「自分なら、1,2箇所のオフショアのキースポットのみに勝負を賭ける」と話していました。
それはこの広大なトーナメントウォーターが舞台であっても、的確に狭いスイート・スポットを絞り込んだ上で、きわめて精緻なアプローチをする必要があるという事なのではないかと感じた次第です。

しかしそれを十分熟知しているであろうブランドンのような手練れをもってしても、キシミー・チェーンの難しさは手に負えないものでした。
フロリダと言うとビッグバスの聖地と言う天国のようなイメージがありますが、非常にタフな釣り場だというのが現実です。
率直に言えば、難しくなったと言われる琵琶湖の方がよほどパラダイスではないかと感じた次第です。

しかし我々の失望をさらに深めたのは、ウェイイン会場で知った驚愕のトップウェイトでした。
何と初日リーダーのボビー・レーンJrがマークしたのは、驚愕の5尾・31lb7oz(約14.3kg)!!
2位を10ポンド以上突き放す圧倒的な爆釣劇は、同じ湖とは信じられないほどショッキングなものだったのです。

成功者の爆発的なウェイトの影で、小さな魚を掻き集めるしか出来なかった多くの参加者たちの疲れた背中・・・。
その勝者と敗者の激しい落差は、あたかも格差社会アメリカを象徴しているようにも感じられました。

しかし遠く日本から来て、私もこのまま諦めるわけにはいきません。
という事で起死回生を誓って、勝負のDay2へと臨んだのでした・・・。

 

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