10Oct
世界記録を輩出した、日本一のビッグバスレイク琵琶湖。
しかし今、琵琶湖に大きな異変が起きている!?
バス天国の黄金時代、いよいよ終焉の予感です。。。
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琵琶湖の歴史が変わる
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先日、琵琶湖のトーナメント“BATNET”の開幕戦で惨敗して参りましたが・・・。
一連の釣行を通じて、今琵琶湖に起こっている決定的な変化に気付かされることになりました。
それは・・・ウィードの消失です。
もちろん琵琶湖中のウィードが100%消え失せたわけではありませんが・・・。
今ここであえて”消失”という言葉を使わせて頂いたのは、それだけ劇的なウィードの減少が起こっている事をお伝えしたかったからです。
ウィードの減少傾向事態は数年前から続いてはいたのですが、9月4日の巨大台風21号の直撃後に沖のウィードは「ほぼ全滅」。
私は2008年頃から琵琶湖に通っていますが、真冬でも見た事のないような水中の砂漠が広がっているのです。
このような状態で、一体琵琶湖はどうなっていくのでしょうか?
周囲のアングラーの間で大勢を占めている意見は、「このままウィードの少ない湖になっていく」というものです。
逆に一度湖底がツルツルになる事で大繁茂するのでは?とも思ったのですが、根こそぎ抜けると再生には時間がかかるだろうとの事。
ただでさえ藻刈りで湖底が掘り返されているわけで、そう簡単には戻らないという見方が多いようです。
そもそも南湖のウィードが繁茂したのは1994年の大渇水以来だと聞いていますが、ウィードの増殖後にビッグバスラッシュが起こったことは無関係ではない気がします。
2009年の世界記録バスをはじめ、琵琶湖が“世界一のビッグバスレイク“と称されるようになったのは、豊かに茂ったウィードの森がバスのみならず多種多様な生物に格好の隠れ家や産卵場所、溶存酸素を提供したからではないでしょうか。
事実として四国の旧吉野川では、ウィードの激減後に釣果が急減するという現象が起こったと聞き及んでいます。
ですから非常に嬉しくない話ではありますが、2000年代から続いて来た琵琶湖の黄金時代はいよいよ終焉を迎えるような気がしてなりません。
成長したロクマルクラスがすぐに死に絶えることは無いでしょうが、下の世代が育っていなければ、いずれは数・型ともにピークアウトするのではないでしょうか。
豊富なウィードの存在を前提として発達してきた数々のメソッドも、大きな変革を迫られることは間違いないと思います。
しかしベテランの方に言わせれば、これは「昔の琵琶湖に戻るだけ」とも言えます。
私自身もさほど悲観はしていなくて、なぜならバスフィッシングの楽しみは釣果の絶対値とは別だと思うからです。
それは先日訪れた霞ヶ浦でも実感しましたが、重要なのは“一尾の価値”を大切にするアングラーの姿勢なのではないでしょうか。
もちろんこの明るくない未来予想図が外れ、来年もまたウィードの密林が茂れば良いと心から願ってはいますが・・・。
後世、2018年は琵琶湖のバスフィッシングの歴史が変わった変革の年だったと記憶されるのではないか。
そんな気がしてならなかった、2018年秋でした。
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コメント
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滋賀県民ですが適度にウィードがあるくらいが良いですね!
2〜3年前のウィード大繁殖の時は猛暑で水がやられて浄水場でも臭いが取れないくらい水が臭くなって大変でした笑
あれだけは勘弁です笑
でも釣り人としてはウィードがあった方が釣りやすいですし引っ張りだす楽しみもあるので複雑ですね笑
なるほど、確かに住む方としては大変ですね(;^ω^)
何事も「適度」が肝心という事で、今度は滋賀県に「藻植え」をお願いしたいです(笑)。
県の藻刈り等の担当者さんに話を聞きました。
なぜ琵琶湖の水がこうなったああなったという話はとりあえず置いておきます。
まず大前提としては藻の大発生による水質悪化、悪臭、ヘドロが溜まる一方。
よって専門の業者さんに依頼して漁師さんに運んでもらっている、まずはコレが大前提。
ここからは私の見解
琵琶湖は天然湖ではなくダム湖です、人が管理しないとダメになります、こんな事はアメリカ人なら誰もがわかってる事、天然湖であったとしても人間か手を加えないとダメになるのにダム湖である琵琶湖ならなおさらのこと。
バス釣りで飯食ってる様々な企業さんのおかげで楽しくバス釣りが出来てロクマル、ナナマルと騒げます。
でも琵琶湖がダメになればそれでメシ食ってる人達も大打撃、ある当時の環境大臣がバスを外来魚に指定してバスに対しての大バッシングが始まり何人かの釣具屋さんのオーナーは廃業、自殺された方も出ましたよね。
でも自然相手の事なんだから仕方ないと、ならその自分の飯の種を存続させる方法を模索して実践しないと。
ニワカはそうなったらアッサリと違う遊びに精を出しますからね。
世界記録より大切なものがあるんじゃないですかね?
琵琶湖畔に住めばわかる
台風などで打ち上げられた藻がどれだけの悪臭を放ってるか、子どもさんたちの中には気分が悪くなり体調を崩した子も沢山いたとか…
その打ち上げられた藻を掃除した一般のロコアングラーが何人いたか…
バス釣りしない地域の人達、行政の対応にほとんど丸投げ、その時ある有名バス釣りユーチュバーは大声で南湖は臭い、打ち上げられた藻で釣りが出来ないと大騒ぎでした、アッサリと帰られましたけど藻の一本も拾わずに。
そんな連中の為に適度以上の藻の繁殖なんて必要無い、それが琵琶湖畔に住み、そこをマイフィールドにして、ゴミがあれば拾うロコアングラー達の見解です。
バス釣りは審判のいないスポーツなのだからルール以前にマナーでしょう。
アメリカのバスフィッシングなら話は別かも知れないですけど。
生き物相手の遊びなんだから…
ハンティングなんですよ、命の尊厳。
最低限のマナーとルールは自分に課しましょう、釣り業界繁栄、重苦しいこと言って釣り人が離れたらとか、そんな事以前に守る事は守る、まずそれでしょう。
大人が子どもに示しましょうよ。