アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[新発見?] 晩秋~初冬のシーズナルパターン

初の12月開催となった、2018HOT最終戦。
例年ならオフシーズンとなる、初冬の浜名湖に待ち受けていたものは?
異常気象がもたらした、新たな発見をシェアします。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

初の12月の試合

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
毎週土曜はソルトの日・・・という事で、本日はシーバスの話題。
先週末に開催された、2018浜名湖オープントーナメント最終戦での発見をシェアしてみたいと思います。

(”浜名湖のレジェンド”黒田健史選手が見事年間チャンプを獲得しました!)

さて今年の最終戦は、初となる12月開催で話題を呼びました。
例年の最終戦は、ほぼ例外なく11月の中旬頃に設定されてきたのですが・・・。
これは何を隠そう、浜名湖のシーバス・シーズンが11月末頃で終了してしまうという事情によるものと思われます。

浜名湖シーバスの最盛期は例年9月の中盤~後半頃、外洋との温度差が小さくなる頃に始まります。
この頃湖内に入ってくるベイトの群れを追って、冬の産卵を前にした大型シーバスが大挙して入湖
つまり秋に起こるシーバスの爆発的釣果は、いわばプリスポーンの荒食いという意味合いが濃いのではないかと考えています。

 

晩秋のディープパターン

そんな秋終盤、年によりますが浜名湖全域で大型シーバスが狙えるベストシーズンとなるわけですが・・・。
この時期つきものの寒波によって、一気に釣果が落ちる事もしばしばあります。
そんな時にこれまで良い思いをした記憶があるのが、晩秋のディープパターンです。

これは浜名湖本湖・7~10m程度のディープフラットに落ちたベイトに、そのままシーバスが付くパターンでして・・・。
その群れを魚探で見て確認しながら、スピンテールでシューティングしていくという釣りです。
しかし経験者なら疑問に思われるかもしれませんが、普通この釣りでは数は釣れてもサイズはイマイチです。
ところが数年前の11月後半、70cmクラスの大型が狙えるストロングパターンになり得る事を経験したのでした。

(これは前日プラでの実際の魚探映像です。この時は結構釣れたのですが・・・)

けれどもこのパターン、これまでこの時期の試合が無かったので使う機会がありませんでした。
今回は初の12月開催という事、そして前日1日しかプラに出られないという日程上の都合もあり・・・。
いよいよ晩秋ディープパターン活躍の時だと、最初から戦略を絞って望むことにしたのでした。

 

異常気象が教えてくれたこと

ところが今回、一つ想定外の事態が起こっていました。
それが例年にも増して極端な「暖冬・・・。
12/4には東京で25℃以上の夏日を記録するなど、過去に例をみないほどの異常気象が起こっていたのです。

当然水温も非常に高く、奥浜名湖エリアでも15℃台
外洋の暖かい水が入る表浜名湖エリアでは、上げ潮時に18℃と表示されたりして魚探が壊れたかと疑うほどでした。
この調子では例年のようにシーバスが外洋に落ちず、秋真っ盛りのような爆釣劇になるのではないか・・・。
気持ちの良い小春日和のような晴天の朝、私は一人トーナメント会場で「マズイな」と思っていたのでした。

ところが試合終了後、蓋を開けてみると結果は歴史的なローウェイト戦
特にシーバスについてはひどい状況で、MAXでも1200gクラス誰一人大型サイズをウェイイン出来ませんでした
こうして初の12月大会は、ある意味「例年通り」のオフシーズン的な釣れ無さで幕を閉じたのです。

黒田健史のいろはにほへとより。レジェンドもまさかのヒラメでウェイイン。ちなみに私は2ノンキー・2バラシでノーフィッシュ・・・汗)

しかしこの事実は、非常に重要なヒントを我々に与えてくれたように思います。
これまで浜名湖アングラーの間では、寒波の訪れによってシーズンが終わるというのが共通認識だったでしょう。
ところが大会時はまだ水温が非常に高く、湖内にベイト(イワシとの情報)が山盛りに残るという好条件をキープしていました。
それにも関わらず、1~2週間前まで良く釣れていたという良型がきれいさっぱり姿を消した・・・というのは、「水温低下」以外の原因を強く示唆しているように思えてならないのです。

そしてその原因とは何か?と考えた時、個人的にはスポーニングしかあり得ないのでは?と推測しています。
シーバスのスポーニングはまだまだ未解明の部分が多いのですが、冬季(12~1月頃)に水深のある外洋で行われると言うのが一般的な説でしょう。
(ただし地域差も大きいそうです)
まとまった数の大型シーバスが、大きな環境の変化も無いのに短期間で一気に姿を消す・・・という大掛かりな現象を説明するには、産卵のような極めて強い本能行動以外考えにくいのではないかと思うからです。

もちろんこれらは、単なる私の想像に過ぎないわけですが・・・。
シーズナルパターンから釣り方まで、色々と新たな発見のあった12月大会でした。
というわけで参加された皆様、運営の労を取って下さった方々、本当にありがとうございました!

ボートクラブカナルのブログより。ちなみに定番は湾ベイト15gかと思います。私はノーチラスが好きですが。。。)

 

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