アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 失敗しないブーツ選び – 防寒靴は”大きめ”を買え!?

辛い足先の冷えを解決する“ウィンターブーツ”
しかし断熱性だけに注目すると、買い物に失敗する!?
ドライ性能」サイズ、防寒靴選びの2大要素をシェアします。

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レインスパッツがフットウェア選びを変える!

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて前回は、冬の釣りを快適に過ごすための防寒ウェア選びを紹介しましたが・・・。
実は一番冷えやすいのは、むしろ体よりも手足なのではないかと思います。

しかしあえて個人的には、防寒靴ではなく冬でも普通の長靴を使用してきました。
なぜなら寒い時期であっても、断熱以上に大切なのは「防水だと考えているから。
いくら暖かい高機能素材が使われていても、雨等が浸水したら終わりだと思っているためです。

(防水を謳うゴアテックスのブーツでも、完全防水はなかなか難しいかと・・・)

ところが数年ぶりに、この長靴システムを変えてもいいかもと思えるアイテムに巡り合いました。
それが靴の上からかぶせるタイプの防水カバー、レインスパッツ
普通の防水スニーカーと組み合わせるだけで、ほぼ完ぺきな防水性能を得る事が出来ました。
これならゴアなどの防水透湿フットウェアが使えるので、長靴の弱点である“ムレ”を大幅に軽減することが出来たのです。

(荷物を減らせるのも助かります!)

という事はこのシステムを使えば、冬の雨でも防寒靴を使用することも出来るのではないか・・・?
このように考えて数年ぶりに新調した、防寒ブーツについてシェアしてみたいと思います。

 

アスペンブーツの”ドライ”性能

さて上のように考えて私が導入したのが、モンベルのアスペンブーツでした。
これは雪中行軍用(?)のウィンターブーツで、中綿にシンサレートという化繊が使用されています。
靴底も厚く作られており、当たり前ですが長靴と比べれば履いて3秒で断熱性能の違いが感じられました。

けれどもこのブーツを選んだ最大のポイントは、むしろ防水・透湿性にありました。
防水と書いてあっても、実際は下側だけしか水を防げないというモデルは少なくありません。
しかしアスペンブーツは、しっかりと上の方まで防水性が確保されているのです。

(レインスパッツ無しでも結構な雨まで大丈夫かと・・・)

またモンベルにはさらに暖かい“ヴェイルブーツ”などのスノーブーツもあるのですが、こちらは透湿素材ではありません。
このムレ」の問題は防寒に大きく影響する要素で、中が湿ってくるだけでも性能がガタ落ちになると感じています。
逆に言えば濡れない・蒸れないというアスペンブーツのドライ性能は、実使用時の暖かさに大きく貢献しているのではないでしょうか。

 

熱は血が運んで来る

そして冬季の暖かさにもう1つ決定的に大事なのが、血流の確保ではないかと考えています。
え、血?と思われるかもしれませんが、足先を暖められるのは血流がもたらす体温のみ・・・。
ですから末梢の血の流れが悪くなると、途端に手先・足先が冷える事になるのだと思います。

それが具体的にどういう状況で影響するかというと、例えば小さいサイズの靴を履いてしまった時。
足先が狭い靴内でぎゅうぎゅうと締め付けられると、血液の循環が悪くなってしまいます。
こうなると体の中心から流れていく暖かい血液が指先まで行き渡らず、冷えにつながってしまうと思うのです。

ですから防寒ブーツを選ぶ際に超・重要なポイントは、「余裕のある大きめのサイズを選ぶ」事ではないかと考えています。
特に冬場は厚い靴下を履くという事情もありますし、釣り用途ならそこまで歩き回らないので緩めでも大丈夫でしょう。
普段27.5cmを履く私は29cmを選んでいますが、このようにツーサイズくらい上げると良いのではないでしょうか。

(緩い場合は、ソックスフィットを履くなどして調整できますし・・・)

というわけで防寒ブーツを選ぶ時の2大ポイント、ドライ性能サイズの余裕
そしてこれを満たしたアスペンブーツの快適さは、軽く感動するくらいでした。
長いのでふくらはぎ近くまで防寒できますし、しかも素材が柔らかくて動きやすいというメリットもあります。
足先が冷えて辛いと感じる方にとっては、冬の釣りを楽しくさせてくれるキー・アイテムになり得るのではないでしょうか。

(私ももう、戻れません・・・)

 

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