17Jan
バスフィッシングの華ともいえる、きらびやかなバスボート。
膨大なコストを抑える、最大のポイントは“エンジン“だった?
憧れを現実にするための、購入計画を考えます。。。
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私はバスボートを買いたくない
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さてバスフィッシングの華と言えば、ピカピカに光る格好良いバスボート!
しかし意外に思われるかもしれませんが、本心を言うと「出来ればバスボートを買いたくない」と私は思っています。
もちろん誰かがくれるなら欲しいですが(笑)、その理由は「メチャクチャお金がかかるから」という一点に尽きます。
けれどもバストーナメントに本格的に取り組むためには、船の乗り換えは避けられないとも思っておりまして・・・。
その一つ目の理由は、琵琶湖・北湖という広大なフィールドを攻略するためです。
(一般的に琵琶湖のバスフィッシングというと、南湖を指す場合が多いと思います)
琵琶湖移住を果たし、2019年は積極的にトーナメントへの出場を検討していますが・・・。
近年ウィードが減少傾向にある琵琶湖の試合では、北湖エリアの重要性がますます増しているように感じます。
しかし広大な北湖をカバーするには船足が速く、かつ荒れても生還できる走破性の高いボートが必要不可欠。
これまで自分の14ft艇で北まで足を伸ばした事もありますが、よほど凪でなければキツいと言わざるを得なかったのです。
もう一つの理由は「アメリカへの挑戦」で、現地でトーナメントに出るためにはバスボートが必須です。
しかし日本での経験なしにいきなりアメリカで乗ると言うのは、かなりリスクが高いと言わざるを得ません。
アメリカでは危険な浅瀬が散在する無人の荒野もありますし、しかも試合となればスタートからレース状態。
狭い水路で100km/h以上のオーバーテイク劇が繰り広げられる中、下手な事をすれば死亡事故につながる可能性も十分にあるからです。
コスト重視なら”SUZUKI”一択!
というわけで、なるべくコストを抑えてバスボートに乗るにはどうしたら良いか?という事を毎日考えてきたわけですが・・・。
色々なオーナーさんに話を聞いて感じたのは、「最大のコスト要因は”エンジン“」ではないかという事でした。
高出力のバスボートは、何と船外機の本体価格だけでも200万円近く!!
しかもそれが結構壊れるというのですから、修理代も大きな負担となってのしかかってくるというわけです。
ところでバスボートの船外機には、ヤマハのSHOやマーキュリーのpro XSなどいくつか選択肢がありますが・・・。
その中で最も故障率が低いと言われるのがスズキの”DF“船外機シリーズ。
バスボート用高馬力エンジンの寿命は一般に1000時間前後と言われる中で、何と2000時間持たせるのも夢ではないとの事!
しかもこのクラスとしては唯一レギュラーガソリン使用可能で、燃費自体が良いため燃料代も抑えられます。
スピードや重さなど劣る部分は多いものの、ランニングコストを重視するならSUZUKI一択と言えるのだそうです。
(BASSMASTER.comより、ブランドン・カード艇。ただし低馬力エンジンでは話が違ってきますので、あくまでバスボート用エンジンの話です)
そしてバスボート用のDFシリーズで国内最高出力だったのが、4気筒/2900ccの“DF200A“と、V6/3600ccの“DF200“というモデル。
これらはバスボート用としては中型クラスに入るため、十分に走らせられるのは、「ミドルサイズ」ボートまでという事になります。
(フルサイズボートにも搭載できるのですが、アンダーパワーだと逆に燃費が落ちたりもするそうです)
(スズキマリンHPより。ちなみにDF225/250など大排気量モデルもありますが、海用で足が長いためバスボートには不向きだそうです)
※注:これまでスズキの国内バスボート用船外機はDF200Aが最大でしたが、実はアメリカ市場にはV6・4000ccの“250SS”というフルサイズ用モデルがありました。
これが昨年末くらいから(?)“DF275S“として日本でも発売開始されたとの事ですので、フルサイズ艇のエンジン選びも変わってくる可能性があります。
信頼性は他のDFシリーズ同様高いと聞いていますが、まだ情報が少ないため今回の記事では取り扱わないこととします。
(ちなみに日米では馬力の表記が違うので、アメリカの250馬力は日本では275馬力と表現されるようです)
※訂正:米国版250SSと国内版DF275Sは本体やギアボックス等は同じものの、コンピューターの設定等が若干異なるようです。
コメント頂きましたフォロワー様、ありがとうございました<(_ _)>
(以下引用)
アメリカの250馬力は、日本に持って来ると、275馬力に成る訳では有りません!
少し前までは日本ではフランス馬力表示、アメリカでほイギリス馬力だった為、その比率1:0.986で、アメリカの250HPをps方式で表示すると、254psに成ります。
ただし今では国際法で分かりやすくするため、エンジンの定格に、kw(馬力)/回転数で書いて有り、アメリカで売ってる250馬力も、日本で売ってる250馬力も、kw数は変わらなく成ってます。
オプティも、shoも、DFも、250馬力は183.8~9kwに成っています。
スズキのDF250は、250psでの定格回転数5500rpmに対して、DF275の定格回転数は、5800回転で275psに成っているので、エンジン、ギヤボックスは同じ物ですが、コンピューターの設定が違う物だと思われます。
また日本の狭い道幅で、フルサイズ艇を牽引してトレイルするのは非常に大変という道路事情もあります。
ですからコストや取り扱いの面を考えると、サイズ的にはミドルクラスまでが現実的ではないかと考えている次第です。
(マツダHPより。重量も軽めなので、CX-8等ランクル以外でも引っ張れるのでは?という淡い期待も抱いています・・・)
走破性で選ぶバスボート
ところが北湖や霞ヶ浦本湖などは非常に荒れるため、出来るだけ大型のフルサイズボートが望ましいと言われています。
そこにあえてミドルサイズ艇で挑むとしたら、特に走破性が高い船を選ぶ必要があると言えるでしょう。
そして荒れても走れるボートブランドの代表格と言えば、まずは“バスキャット”社の名が挙げられるのではないでしょうか。
同社は走破性で鳴らしたチャンピオン社のハル造りを継承するメーカーの一つで、Vが深く良く浮く船体が特徴と言われています。
ですから深いVハルで波を切り裂きながら、その上を跳ぶように滑走するとの事で・・・。
実際にta-toさんの「プーマFTD」などに何度も乗せて頂きましたが、他メーカーの船より明らかにラフウォーターに強いと体感しました。
湖が荒れても驚くほど乗り心地はいいですし、波に刺さりません。
というのも走っていてバウが下がらない、またはバウの位置を調整しやすいと言う感じで、追い波でもアクセルを調整すればよほどのことがない限り波に刺さりません。
(中略)
結論はそこそこ白波の立つYahooの3-4m程度風の日であってもほぼ通常通りの4000rpm-48-50マイルで走れます。
(ta-to.orgさんより)
2009 BASSCAT PUMA FTDを7年乗ってのインプレッション
そして2017年、そのバスキャット社のラインナップに“パンテラクラシック“という19ftのミドルサイズ艇が加わりました。
大学生のペアトーナメントをターゲットに、学生でも購入できる価格を目指して開発されたというだけあって、他のモデルよりも圧倒的に安いのが大きな特徴です。
それでもかなりのお値段なのは非常に痛いところですが、逆に言えば価格面で言ったらこれ以外は考えられないとも言えるでしょう。
(ハーツマリンさんHPより。それにしてもこれを買える学生さんって・・・汗)
※ちなみにチャージャー198エリートの走破性も素晴らしかったですが、値段とエンジンの面で諦めました・・・。
というわけで昨年一年、本気で購入を前提としてパンテラクラシックをリサーチしてきました。
次回はその走りや実釣での使い勝手等について、詳しくインプレッションしていきたいと思います。
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