アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] イチから学ぶ「ミドスト」の基本(5) – 釣果を変える”レンジコントロール”の残酷

ミドスト専用品をバッチリ揃えて、ジグヘッドもワームも完璧!
なのに同船者ばかりに釣れて、なぜかこちらはノーフィッシュ!?
釣れる人・釣れない人を分けるレンジコントロールの壁をシェアします。

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ミドストの核心は”レンジコントロール”にあり

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
5回目を数えるミドスト特集、今回はいよいよ核心部分となる動かし方の話へ・・・。
釣れる人と釣れない人の違いを決定づける、レンジコントロール」のキモについてお話したいと思います。

念のために断っておきますが、私KenDがミドストのレンジコントロールをマスターしているという意味では決してありません。
むしろその難しさの前に、軽く挫折しかかっているくらいなのですが・・・。
同船者の間で大きな差がつく場面を何度も経験しており、その重要性だけは嫌というほど痛感している次第です。

(1人が爆釣する一方で、もう一人はノーフィッシュという残酷な結果になる事も・・・)

じゃあそのレンジコントロールってどういう事?かと言えば、簡単に言えば「魚のストライクゾーンをに通す」事だと思います。
つまり基本はポイントの少し先にキャストして、狙いのレンジまでカウントダウン、そしてロールさせながら一定レンジを引いてくる・・・「だけ」。
しかしこのシンプルなアプローチが、実際にやってみるとめちゃくちゃ難しい事に気付かされたのです。

(もちろんキャストする前に、狙うカバーのトップが何mかを知っていないとキツイかと・・・。あと、自分のリグが何秒で何m沈むかも。)

 

なぜミドストで釣れないのか – “浮き過ぎ”パターン

さて、ではなぜこの一見シンプルなミドストのアクションが上手くいかないのでしょうか?
良くある失敗例の第一は、まずリグが「浮き過ぎ」るというパターン。
カウントダウンで目的の深さまで沈めても、その後レンジが上ずってストライクゾーンを外れてしまうという現象です。
魚がガッツリと喰い上げてくれれば良いのですが、特に低水温期は狭いストライクゾーンから外れると、全くバイトしてくれない事も多いのではないでしょうか。

(そして、深ければ深いほど難しくなっていくんですよね。。。)

しっかり沈めたはずなのに、手前に来たらいつの間にか水面直下を泳いでいた・・・なんて経験は少なくないと思います。
こんな時は「リトリーブスピードを下げる」か、「ジグヘッドのウェイトを重くする」、あるいは「ラインを細くする」といった方法で対策できるでしょう。
ただしラインの変更はすぐには出来ませんし、スピードが遅過ぎても効率が悪いので、現場ではジグヘッドのウェイト調整がメインになってくるかと思います。

(1/8oz以上の重い番手って、なかなか無いんですよね・・・)

 

なぜミドストで釣れないのか – “引きずり”パターン

次にやってしまいがちな失敗例が、上とは逆のボトム「引きずり」パターンだと考えています。
レンジが上ずってしまう事を恐れるあまり、ゆっくりリトリーブし過ぎてレンジがどんどん下へ・・・。
しまいにリグが底まで落ちてしまい、結局ボトムをずるずると引きずる事になってしまうという状態です。

(手前でラインがカバーに引っ掛かってて、最後は根がかりするという悲しいオチです。。。)

かえってボトムの方が釣れるかも!?という可能性はもちろんありますが、それだともうミドストじゃなくボトストあるいはズル引きです(笑)。
オープンフックのジグヘッドだとすぐに根掛かりしてしまいますし、ボトムを狙うならもっと効率的なリグはたくさんあるでしょう。
あくまで中層のストライクゾーンを通す・・・というのがミドストの強さだと思うわけです。

(ボトムだとネコリグなどは使いやすいですよね・・・。アノストシンカーは重い番手が充実していて素晴らしいかと!)

 

 

「分かってても出来ない」理想のトレースコース

というわけで今回はミドストで釣れる・釣れないを分ける壁、「レンジコントロールについてお話してみました。
偉そうに書かせて頂いておりますが、私も「分かっているのに実践出来ない」事に非常に苦労しておりまして・・・。
巻くだけで勝手に潜ってくれるクランクベイトって、何て楽なのだろうと痛感しています(苦笑)。

ただしライトリグとはいえ、感覚的に「巻く釣り」に近いミドストは正直嫌いではないなと感じます。
理想は狙うカバーのちょっと上くらいまでカウントダウンして、少し潜らせながらトップをかすめてリトリーブ・・・。
そう、理想的にはクランクみたいな軌道を描いてトレースさせたいなと妄想しています。
まだまだまだまだ修行が足りませんが、こればかりは経験を積むしかないと思いますので頑張って練習に励みたいと思います。

そして次回は、フラッシングミドストのタックルセッティングについて考えていく予定です。

(片岡プロはミドストスペシャルではなく、あえてブラッカートS64フィネスを使っていましたね・・・)

 

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    • くかみ
    • 2019年 3月 14日

    一定の層を引く。案外難しいですよね。
    むかーし若いころににスピナベで苦労した記憶がw
    友人に「スピナベは着水したらカウントダウンして、リールを三角巻きや!。」言われて急に上達したような思い出が。
    ラインが水面に接している点をジーーーーっと見て、一定速度で動いてる事を確認したら、最後はスピナベが底から上がってくるようにしろ!言われました。
    分かっちゃいるけど、練習して感覚を掴むしかないんですよねー。

    • ですよね~、スピナベからチャター、スイムジグなどシンキング系の巻き物全般に言える事だと思うのですが、
      マニュアルなレンジコントロールって本当に難しいと思います・・・(;^ω^)

    • 2019年 3月 16日

    久しぶりのコメントになります。

    鱒釣り(エリア)もやってる人々はレンジコントロール上手ですよ。

    ロデオの松本くんとかZPIのゆうだいくんとか、天才ですよ。

    機会があったらスプーンの鱒釣りやってみたらどうでしょうか

    隣は確変中なのに自分はスカってのがよくありますから。

    • コメントありがとうございました。
      トラウトマンはそのあたり物凄く上手ですよね・・・。
      今度修行してみたいと思います(^^♪

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